ノート:カリクストゥス写本

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音楽の節に「出典の明記」の件[編集]

この版[1]の「音楽」節についてです。出典がありません。ただし、大聖堂古文書館所蔵の書の一部に楽譜つきのページがあることは確認できますので、音楽もないことはないと思います。五線譜じゃなくて4線譜(なんてあるのか?)みたいにみえますが楽譜のようです。ただ、この節の内容は1書の一部についての記述ではないか?とも思われます(『構成』節参照)。「演奏される機会も多い」という確信的な記述もあるので何か典拠があるとは思うのですがぜひ出典を明記していただきたく、テンプレはっておきました。--Mizuhara gumi会話2014年6月5日 (木) 12:22 (UTC)[返信]

「本書の全ての記述が歌唱される」という意味で当該説の記述をとらえるのでしたら、それは誤りですし、出典も示せません。自分の加筆した Congaudeant catholici に関しては、グローブの記事やアンサンブルオルガヌムやアノニマス4などのCDのブックレットを出典として示すことができます。--Kagefumimaru会話2014年6月5日 (木) 22:49 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。全体ではないと思ってはいましたが、やはりそうでしたか。第何書かは分かりましょうか?1書じゃないかと思うのですが、手持ちの文献では「何と題された楽譜がどこの書にあるのか」明確には示されていません。表のページにも記載しましたが、第1書『典礼の書』に楽譜がある、ということは記述されています。
未見ですが、下記の文献にも各書の概要があるようでした(表のページの 浅野 2003, p. 200 より)。
  • 浅野ひとみ「サンティアゴ巡礼路のロマネスク美術研究序説-1-サンティアゴ大聖堂「銀細工師の門」(上)」『津田塾大学紀要』、津田塾大学紀要委員会、15-33頁、1999年。ISSN 02877805http://ci.nii.ac.jp/naid/40002471516/ 
急ぎませんので可能な範囲で出典つけていただけませんか。
  • 「カリクストゥス写本は、声に出して歌うように作られており、」これだと全体に見えます(第何書かわかれば。1書が確定したら音楽節へ節リンクしようかと思ってはいます。津田塾行く機会は無いので難しいですが……)。
  • 「代表的な作品」→代表と明言している出典、
  • 「演奏される機会も多い。」→多い、という出典 、
  • 脚注の「説もある。」→誰の説かを示す出典。
これら出典が現在の記述には必要と考えています。ちょと調べた範囲でこの外部リンクには何か音楽の話がありますが、すいません、音楽は無知どころか、楽譜も読めませんのでなんとも…私にはムリでした。出典にできるサイトではなさそうでもありますし。--Mizuhara gumi会話2014年6月6日 (金) 14:01 (UTC)[返信]

カリクストゥス写本の構成は以下のとおりです(ニューグローブから引用)

  • Contents: book 1 (ff.1–139v): letter fictitiously attrib. Pope Calixtus II (1119–24), legendary editor of the codex; list of contents; lectionary and homiliary for feasts of St James (Vigil 24 July, Passion of St James 25 July, ferias and Octave 26 July–1 Aug, Translation 30 Dec, Octave 6 Jan). Music for the same feasts: f.101v Office and Mass for 24 July; Office, including Matins with a ‘Hymnus’, i.e. versus, after the Venite, and Mass for 25 July; f.122v masses within and on the Octave, music incipits only; f.128 the added leaf with directions for a new Mass of the Miracles of St James 11 Oct, without music; f.129 Office and Mass for 30 Dec and Octave. F.130 troper for the liturgies of 25 July: a prosa, a Benedicamus and 4 conductus (3, or possibly all 4, to introduce lessons) for the Office; and a prelude versus, introit trope, troped Kyrie, troped Gloria, farsed epistle, troped Sanctus, troped Agnus and Benedicamus substitute for the Mass.
  • Book 2 (ff.140–155v): 22 Miracles of St James.
  • Book 3 (ff.155v–162): Legend of St James and of his Translation to Galicia.
  • Book 4 (now separated, except for illuminated title-page on f.162v): Book of the pseudo-Turpin.
  • Book 5 (now called book 4; ff.163–184v): description of the roads to Santiago (in the account of the Tours-Poitiers-Bordeaux route, at Saintes, a Passio Sancti Eutropii is included).
  • Ff.185–190v: supplement of 20 polyphonic pieces. Ff.190v–196v: continuation of the supplement; polyphonic versus by Aimeric Picaud (in successive notation); letter fictitiously attrib. Pope Innocent II (1130–43); Greek Alleluia; more miracles of St James, poems (f.193v pilgrim’s song in Latin with ?Galician refrain).

第1書には多くの単声典礼音楽が含まれていますが、現在主に注目されているのは付録にある多声音楽のほうです。それを証明せよと求められると困りますが、例えば国書刊行会「古楽CD100ガイド」(1996)p.93に「全容が1枚のCDに収まるためかこの写本の録音は多い」とあります。この場合1書は無視されたものと見ていいでしょう。「代表的な作品」「演奏される機会も多い」といったふんわりした文言は典拠を示すことが困難です、不適当と考えられるのならば除去が妥当でしょう。3声か2声かに関しては、まうかめ堂さんによれば皆川達夫が断言しているようですので、そちらを後ほど確認してまいります。なお4線ネウマ譜自体は現代でもカトリック聖歌では現役です。--Kagefumimaru会話2014年6月7日 (土) 01:28 (UTC)[返信]

「下段の曲は有名な〈ともに喜べ、カトリック教徒〉。従来3声曲とされていたが、しかし中声部は後に赤インキで記入されたもので、2声曲とするのが妥当である。」皆川達夫 『楽譜の歴史』 音楽之友社、昭和60年、22頁。--Kagefumimaru会話2014年6月7日 (土) 09:50 (UTC)[返信]

こんばんは。調査ありがとうございます(雨なのにスミマセン)。ニューグローブ、というのは音楽辞典みたいですね。それの「カリクストゥス写本の構成」も表ページ(浅野2003)とあってそうでよかったです。付録部分はほぼ言及できなかったので(『第5書が『巡礼案内記』である。次節に詳細を記載する。』で終えてますので…)、「音楽」節を巡礼案内記の節の下あたりに3レベルにして移動してきて、という感じで加筆をお願いできましょうか。3声、というのは3人で歌う感じですか(コーラス)?「中声部は後に赤インキで記入されたもので」これは写真をみると実際赤い部分あるので、コレのことなのでしょう(ISBN 978-4-422-21219-7 のpp.32-33にのってる写真です。一般向けの本ですが図表が多いです。出典には使ってませんが)。「4線ネウマ譜」、というのは一番上で私が「五線譜じゃなくて4線譜(なんてあるのか?)」と言ったあれのことでしょうか。先述のように完全に音痴ですので見当ハズレで申し訳ないです。--Mizuhara gumi会話2014年6月7日 (土) 11:26 (UTC)[返信]

私はこの記事にこれ以上の加筆するつもりは現在ありません。出典は示しましたので加筆はMizuhara gumiさんに一任致します。なお個人的にはスペイン語版の記事が充実しているので、これをまるまる翻訳してしまうのが最善かと思うのですが、生憎私はスペイン語に堪能ではありません。--Kagefumimaru会話2014年6月7日 (土) 11:50 (UTC)[返信]
わかりました。では上で示された出典を確認してから修正にかかります。私もスペイン語はダメですし、どの出典がどの記述に対応しているのかも判別できませんので翻訳はムリですね。ともあれ参考資料を示していただきありがとうございました。まったく守備範囲外の書籍でした(音楽の辞典とか、思いもよりませんでした)のでノーチェックでした。こういうのがウィキペディアの強みなのかも知れませんねっ。--Mizuhara gumi会話2014年6月7日 (土) 12:06 (UTC)[返信]