ノート:オムファロス

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「実証や反証はおろか、議論を拡張することもできず、不条理な物」とありますが、

1.実証出来ないのは他の創造論的説明も一緒である。

2.反証不可能なのは創造論としてはいつものことで、別にオムファロス仮説を捨てるほどの致命傷にはならない。

3.議論の拡張性もそれを考慮する必要があるのかどうか、不明。 進化論がどんな化石や事例を持ち出してきても「神がそうお作りになられたのだ」で済む(ダーウィンフィンチの島ごとの分化さえも!)オムファロス仮説を捨てるにはどうも根拠薄弱に見えます。ここから先は個人的な思いつきですが、聖書にウランとかボーキサイトとかいう文字がなくても創造論を否定する材料にならないのと同様に、マンモスの化石とか恐竜の化石とかいう文字がなくても問題ありませんわな、理屈上は。--210.141.166.125 2007年7月5日 (木) 16:26 (UTC)[返信]


そこは現在オムファロスが受け入れられていない理由ではなく、当時受け入れられなかった理由ですよ。ですから(それが事実だとすれば)歴史的事実です。と言っても、本当にそういう理由で受け容れられなかったのかまでは私には分かりません。おそらく引用元の著者の推測でしょうね。しかしどこで読んだのか忘れてしまいました。ガードナーの『奇妙な論理』かなぁ。とりあえずどこから引用したか忘れたので、調べてみます。

1、2について。「実証や反証はおろか」は「実証や反証はもちろん他の創造論諸説と同じように(できない)」と言う意味だと思います。あなたが指摘された1、2と同じことを言っています。ですから重要なのは3ですね。

>議論の拡張性もそれを考慮する必要があるのかどうか、不明。進化論がどんな化石や事例を持ち出してきても「神がそうお作りになられたのだ」で済む
いや、これが済まなかったのです。なぜ神は石の中に魚や動物を埋めるような趣味の悪いことをなされたのか、なんて話は、当時の神学論争では重要でした。現代の議論ではないことに、またオムファロスが相手にしているのは他の創造論であって、進化論や科学的な学説ではないことにご留意ください。創造論は科学的学説ではなく考慮するに値しないという現代の科学の立場から言えばあなたのご指摘はもっともですが、当時はそうではなかったと言うことです。

結局のところ当時の人はなんだかんだ言って議論を続けたかっただけじゃないか、だから議論に水を差すような説は無視されたんじゃないかと私個人は勝手に想像していますが、どうなんでしょ。とりあえず出典ですね。 --124.211.118.91 2007年9月7日 (金) 10:23 (UTC)[返信]