ノート:イースの大いなる種族

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「旧支配者」「精神寄生体」について[編集]

二点、疑問点を挙げさせていただきます。

まず、導入部の人類以前に繁栄した「旧支配者」の一種族という記述についてです。 クトゥルフ神話旧支配者の記事内容からすると、大いなる種族を旧支配者(グレート・オールド・ワン)に分類するのは違うのではないでしょうか。それとも、別の意味の言葉(人類以前に繁栄した種族の総称)の訳で「旧支配者」が使われることがあるのでしょうか。

もう一点は「概要」の実体を持たない精神寄生体という記述についてです。 最初の精神交換で本来の身体は失われてしまっているにせよ、実体がない精神だけの存在というわけでもないと思います。また「精神交換」と「精神寄生」では少しニュアンスが違う気がします。 細かいことですし、微妙な表現、読み方の違いかもしれませんが。

単純に私の知識不足かもしれません。 私が所持しているのは、東京創元社の「ラヴクラフト全集1~7」です。 他の書籍等にこのような記述があるのでしょうか。

--FOREST 2010年7月28日 (水) 10:00 (UTC)[返信]

旧支配者(Great Old OnesないしOld Ones)に関しては、ダニエル・ハームズのWho Were The Old Ones?が詳しく述べています。ラブクラフト自身は「クトゥルフの落とし子」「異次元に住むヨグ=ソトースの眷属」「地下世界の住人」「古のもの」、こういったものに対して Great Old Ons ないし Old Ones という呼び名を用いており、古くてすごい力を持っているものというようなニュアンスです。ということで、ラブクラフトの使う旧支配者は「人類以前に繁栄した種族の総称」にあたります。そういう意味では、旧支配者と呼べなくもありません。
狭義での旧支配者、いわゆる神々の意味で使用したのはオーガスト・ダーレスであり、広めたのはTRPGクトゥルフの呼び声でしょう。こちらの意味では大いなる種族は旧支配者とは呼べないでしょう。学研の『クトゥルー神話事典 第三版(ISBN 978-4059000235)』p.117、「旧支配者」の項では、大いなる種族が時として旧支配者と呼ばれるがこの狭義の旧支配者とは違う存在であることが書かれています。ただ、東氏がどの作品を根拠にこの「大いなるものが旧支配者と呼ばれることがある」という記述を入れたかは、残念ながら追跡できませんでした。
「実体を持たない精神寄生体」に関しては、大いなるものはすでに地球に来る前から肉体のない精神存在という設定かと思います。『クトゥルー神話事典』p.98では「精神生命体」、『エンサイクロペディア・クトゥルフ』p.43では「本当の肉体の形を持っていなかった」とあります。「精神寄生体」はコリン・ウィルソンの著作に引っ張られている感があるので、「精神生命体」くらいにしておくのがよい気がしますね。--こくま 2010年8月1日 (日) 03:54 (UTC)[返信]
こくまさん、ありがとうございます。納得しました。「旧支配者」は明らかな間違いでなければ、とりあえず変更はしないでおきます。「精神寄生体」は「精神生命体」にして変更しておこうと思います。--FOREST 2010年8月2日 (月) 09:08 (UTC)[返信]