ノート:アンティル諸島

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アンティルの語源について[編集]

「ポルトガル語でアトランティスを意味するアンティリアから来た」という趣旨のことが書いていますが、出典はあるでしょうか。外国語地名辞典(ISBN 489010240X)には、アンティリア Antillia はラテン語で「前の島」を意味し、アジアの手前にある仮想の島の名だったとあります。また、pt:Atlântidaには、Antillia に似た綴りの語はなさそうです(綴りのアタリを付けての機械検索なので確実ではありませんが)。---U3002

出典についてはっきりした記憶および記録は残っていないのですが、複数のものを参照した記憶がうっすらとあり、1つは、21世紀研究会編『地名の世界地図』(文春新書、2000年、ISBN 4166601474)の42ページだろうと思います。ただし、この本に対しては、『地名の世界地図』批判 Ver.2.02 で、間違いや矛盾点が多く指摘され、その後、改訂された部分も多く、該当ページの記述に関してもアンティリアとアトランティスの関連を示す記述がなくなっています。
その他、ブリタニカ(英語版)とウィキペディアの英語版を見た記憶もあるのですが、どの項目なのかが定かではありません。en:Antilliaには、語源に関する最古のものはアトランティスと空想的に関連づけている旨の記述がありますが、履歴を見ると、私が「西インド諸島」に投稿した後に"Antillia"のページが作成されているので、これではないことになります。また、現在リダイレクトになっているen:Antiliaの初版にアンティリア=アトランティスという記述がありますが、これも作成は後です。一方、ブリタニカの方は、"Antilles"の項で、"Antilia"が中世の海図に大陸または大きな島として記されていた等の記述はあるのですが、アトランティスとの関連については言及されていませんでした。
以上のことを踏まえると、プラトンのアトランティス云々の記述に代えて、想像の島アンティリアに由来する旨の記述に直した方が良いだろうと思います。
ところで、"Antillia" がラテン語で「前の島」を意味する、というのもちょっと変だなと思いました。ラテン語の「島」は "insula"、「前」を意味する接頭辞は "ante-" なのに……。俗ラテン語なのでしょうかね。ちょっと謎。--oxhop 2007年6月13日 (水) 12:27 (UTC)[返信]

語源に関する記述は削除し、「前の島」説を「アンティル諸島」に加筆しました。なお、上記辞書には「古ラテン語」とあったので、よく知られた時代のラテン語とは違うのかもしれません。--U3002 2007年6月25日 (月) 18:02 (UTC)[返信]

現時点でノートの内容がアンティルに関することだけなので、「ノート:西インド諸島」から「ノート:アンティル諸島」に移動しました。--U3002 2007年6月25日 (月) 18:05 (UTC)[返信]