ノルトゼートゥーア作戦

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ノルトゼートゥーア作戦 (Unternehmen Nordseetour) は第二次世界大戦中の1940年11月30日から行われた、ドイツ海軍の重巡洋艦アドミラル・ヒッパーの、通商破壊を目的とした大西洋への出撃である。

経過[編集]

1940年11月30日にドイツを出撃したアドミラル・ヒッパーは北へ向かい、12月6日の夜悪天候にまぎれてデンマーク海峡を通過し大西洋に進出した。そこで敵船団を探したが何も発見できず、マイゼル艦長は12月20日にブレストへ向け進路をとった。

12月24日、フィニステレ岬西方でレーダーがWS5A船団を捉えた。この船団は中東へ兵員を運ぶ船団で重巡洋艦ベリック、軽巡洋艦ボナヴェンチャーダニーディンなどに護衛されていた。翌朝、船団を追跡していたアドミラル・ヒッパーの見張りが重巡洋艦ベリックを発見、6時39分にアドミラル・ヒッパーはベリックに対し砲撃を開始した。また、船団の船に対しても攻撃をおこない、エンパイア・トルーパーとアラビスタンに損害を与えた。ベリックも6時42分に砲撃を開始し、2隻の軽巡洋艦も現れた。これを駆逐艦と誤認し、魚雷攻撃を恐れてアドミラル・ヒッパーは距離をとった。

6時52分、アドミラル・ヒッパーはベリックに対し再び砲火を開き、7時にベリックも攻撃を開始した。アドミラル・ヒッパーはベリックに複数の命中弾を与えた。7時14分までに戦闘は終了した。

同日、アドミラル・ヒッパーは貨物船ジュムナを沈めた。12月27日、ブレストに到着。