ノハラクサリヘビ

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ノハラクサリヘビ
ノハラクサリヘビ
ノハラクサリヘビ Vipera ursinii
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 EN.svgワシントン条約附属書I[1]
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: クサリヘビ科 Viperidae
亜科 : クサリヘビ亜科 Viperinae
: クサリヘビ属 Vipera
: ノハラクサリヘビ V. ursinii
学名
Vipera ursinii
(Bonaparte, 1835)
和名
ノハラクサリヘビ
英名
Ursini's viper

ノハラクサリヘビ(野原鎖蛇、Vipera ursinii)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目クサリヘビ科クサリヘビ属に分類されるヘビ。特定動物

分布[編集]

イタリア中部、ウクライナギリシャ中華人民共和国北西部、ハンガリーフランス南部、モルドバモンゴル人民共和国モンテネグロロシアなど

絶滅した分布域[編集]

オーストリア

形態[編集]

全長50cm。頭部の鱗は大型。背面の鱗には筋状の隆起(キール)がある。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は21。総排出口までの腹面にある幅の広い鱗の数(腹板数)は114-145。総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は左右に18-37ずつ。背面の体色は褐色や黄褐色、灰色。暗色の楕円形の斑紋が2列で交互に入るが、斑紋が繋がる個体もいる。また体側面には暗色の斑点が2-3列で入る。全身が黒い個体(黒化型)もいる。

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毒性は出血毒。毒性は低いとされる。

生態[編集]

標高3000mまでの草原に生息する。

食性は動物食で、昆虫類、小型爬虫類、小型哺乳類などを食べる。

繁殖形態は卵胎生

人間との関係[編集]

開発による生息地の破壊などにより生息数は激減している。分布そのものは広いものの、個体群は小さく分断されている。

脚注[編集]

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  1. ^ ソビエト連邦個体群を除く

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、117、217頁。
  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』 監訳千石正一、緑書房、2000年、185頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、133頁。

外部リンク[編集]