ノクトン

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ノクトンNokton )とは、フォクトレンダー社の写真レンズの名称。Nokt-が「夜」を意味するとおり、開放F値がF1.2~1.5の大口径レンズに用いられる。


[編集] オリジナル・ノクトン

最初に名称として用いられたのは、ドイツの旧フォクトレンダーから、レンジファインダー機「プロミネント」用に発売されたノクトン50mm F1.5である。このレンズは、大口径であることに加え、繊細で柔らかく非常に優れた描写をするレンズとして人気を博した。また、ごく少数のライカスクリューマウント用およびコンタックスマウント用のレンズが市場に出回っており、現在では数十万円の高値で取り引きされている。後にコシナから発売されたライカマウントレンズと区別するために、しばしばプロミネント・ノクトンオリジナル・ノクトンあるいはノクトン・オリジナルと呼ばれる。

[編集] 新ノクトン

ノクトンクラシック40mmF1.4シングルコート版

コシナは、1999年OEM事業などを通して以前から関係のあったプルス・フォトおよびリング・フォト両社からフォクトレンダー・ブランドの使用権許諾を受け、ライカマウント互換のレンジファインダーカメラベッサシリーズの販売を開始する。このベッサシリーズ用に発売されたレンズ群の中で、開放F値1.5以上の大口径レンズに対して「ノクトン」の名称が用いられている。これらの「ノクトン」は、レンズ構成などにおいて旧フォクトレンダーのノクトンと直接の繋がりはない。これに該当する製品としては、

  • ノクトン35mmF1.2アスフェリカル - 焦点距離35mmのレンズとして世界初となるF1.2を実現した。
  • ノクトンクラシック40mmF1.4マルチコート版 - あえて非球面レンズを用いずに収差を残し、クラシカルなレンズ描写の味わいを追求した。
  • ノクトンクラシック40mmF1.4シングルコート版 - マルチコート版と同時発売。あえて非球面レンズを用いずに収差を残し、クラシカルなレンズ描写の味わいを追求した。
  • ノクトン50mmF1.5アスフェリカル - あまりの高性能にライカ社が非球面ズミルックスの開発を急いだとも言われる。
  • ノクトン50mmF1.1 - 超高屈折ガラスを採用して、F1.1を実現。2009年のベッサ10周年に合わせて発表された。
  • ノクトン25mmF0.95 - マイクロフォーサーズマウント。ライカ ノクチルックス50mmF0.95と並んで、最も大口径な市販レンズの1つ。2010年11月発売。
  • ノクトン17.5mmF0.95 - マイクロフォーサーズマウント。2012年3月発売予定。

[編集] 関連事項

ノクトンと同様に、を意味するNokt-Noct-を名称として用いたレンズに、ニコンノクトニッコールライカノクチルックスが存在する。

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