ニール・パート
| ニール・パート Neil Peart |
|
|---|---|
2008年5月22日
|
|
| 基本情報 | |
| 出生名 | Neil Ellwood Peart |
| 出生 | 1952年9月12日(60歳) |
| 出身地 | オンタリオ州 ハミルトン |
| ジャンル | ハードロック プログレッシブ・ロック |
| 担当楽器 | ドラムス、パーカッション |
| 活動期間 | 1973年 - 現在 |
| 共同作業者 | ラッシュ |
| 公式サイト | www.neilpeart.net |
ニール・パート(Neil Peart、1952年9月12日-)はカナダのミュージシャン。ハードロック/プログレッシブ・ロックバンド、ラッシュのドラマーとして知られる。
ローリング・ストーン誌の「読者が選ぶ史上最高のドラマー」で第2位[1]、リズム・マガジン誌による「史上最高のドラマー50人」で第4位[2]、Gigwiseによる「史上最高のドラマー」で第4位[3]に選ばれるなどロックを代表するドラマーの一人である。
目次 |
音楽的影響 [編集]
水平方向360度にセットされたドラムセットを縦横無尽に叩きこなす技術を持つ。セットはアコースティックドラムとMIDIパーカッション等から構成され、楽曲中で叩き分けられている。ロックはもちろん、ジャズ、マーチング、アフリカン、ラテン等のあらゆるスタイルを網羅しており、ライブ中盤以降のソロでは、そのトータルなテクニックが申し分なく発揮される。力強くも繊細なドラミングは、アマチュアのみならず多くの若手プロにも多大な影響を与えている。
バディ・リッチには多大な影響を受けているようで、バディ・リッチ・トリビュートコンサートでは、ビッグバンドを従えて見事なジャズドラムの演奏を披露している。憧れのドラマーは多いが、ザ・フーのキース・ムーンには大きく影響されている。研究心旺盛で他ドラマーとの交流も盛んで、自らライバルと認めるスティーヴ・スミスをはじめスチュワート・コープランド、ビル・ブラッフォードなど幅広い。
使用機材 [編集]
Rogers、Slingerland、TAMA、Ludwigを経て、2013年現在はDW社のドラムキットを使用。Ludwig使用時、初期は薄いピンク、後期は濃いブルーとシェル色が異なる2つのキットが存在するが、これは全く同じドラムのカバリングを巻き替えただけで同じものである。スネアはデビュー当時から「No.1」とニックネームをつけているほどほれ込むSlingerlandのSpitfireのほか、レコーディングやライヴでは数種類のスネアを使い分けていた。1995年ころからDWのドラムを使用している。同時にドラムセット自体も24インチのツイン・バスドラが22インチのシングルバスドラム、ツインペダルになり若干コンパクトになっている。本人いわく「部分的しか使わない左足のバスドラムという大きなエアチェンバーがなくなったので、音をタイトにすることができた」。また、DWのVLT Snareを使うようになって以降、No.1とVLT以外のスネアは必要なくなったという[4]。
ハードウェアは前:アコースティック 後:Roland V-Drumsという全方向ドラムキットのため、演奏時に常に観客を向けるよう180°回転式(シールド保護のため360°ではない)のドラムライザーの上に、DW、TAMA、Pearlなどのメーカーのものを組み合わせて作られている。、また2か所に手の汗を乾かす自動車用エアコンファンブロアーを流用したファンがついている。(ハードウェアに合わせるようゴールド塗装済み) 最近はDW社だけがリリースしている23インチ口径のバスドラムを使用。エレクトリックドラムはシモンズの後にローランドのV-drum、さらに"KAT"社製"Mallet KAT"を使用している。シンバルはZildjianや中国製「武漢」のチャイナシンバルを使用していたが、現在は自らの名前を使ったSabian製シグネチャーシリーズ「Paragon」を使用している(チャイナシンバルはまだ試作品)。スティックのグリップはマッチドグリップであるが、ドラムソロなどでロールなど細かいパッセージが必要となる部分ではレギュラーグリップに持ち替えることもある。バディ・リッチのトリビュートコンサート等でジャズを演奏する際はほぼ完全にレギュラーグリップで演奏している。
作詞 [編集]
ラッシュの楽曲の殆ど全ての作詞を手がけている。文学的な言葉の流れを用いて社会風刺や近未来への警告、都市・自然の風景描写や人間の内的葛藤・心理描写、その他あらゆる事象を題材に独持の詩世界を築いている。海外では彼の詞が研究され書物も刊行されている。
私生活 [編集]
愛娘を交通事故で、さらに妻を癌で相次いで失うという悲劇に見舞われ、一時は精神的なダメージから表舞台から姿を消してしまい、バンドの存続自体が危機に瀕してしまう事態に見舞われるが、セラピストのカウンセリングを受けるなどして立ち直り、再び表舞台に返り咲き、現在は新たな伴侶も得て活動中である。BMWのバイクでの一人旅によく出かける。
名前の表記について [編集]
日本において、彼の名前は一般に「ニール・パート」と表記されるが、英語の発音により忠実であろうとするならば「ニール・ピアト」とすべきである。Rush Frequently Asked Questionsno No.42[5]によれば、"Peart"は"near"と同じ韻を踏んでおり、これにより、日本語で表記するならば「パート」より「ピアト」ないしは「ピヤト」の方がより正確であると言える。なお、日本で「パート」と表記したそもそもの原因は、ラッシュを日本に紹介したときのレコード会社の表記が間違っていたから、という説があるが、定かではない。
なお蛇足ながら、初代ドラマーである「ジョン・ラトジー(John Rutsey)」も、より正確な表記は「ジョン・ラッツィー」である。
著作 [編集]
- The Masked Rider
- Ghost Rider
- Traveling Music
- Roadshow
脚注 [編集]
- ^ http://www.rollingstone.com/music/daily-blog/blogs/rsstaffblogpost_2010/39743/39509
- ^ http://www.musicradar.com/news/drums/50-greatest-drummers-of-all-time-part-2-225815/22#content
- ^ http://www.gigwise.com/photos/43499/47/The-Greatest-Drummers-Of-All-Time
- ^ Neil Peart - Time Machine VLT Snare
- ^ http://homepage3.nifty.com/~tetu/rushfaq/answer2.html#42
外部リンク [編集]
- ニール・パート公式ページ (英語)
- rush Frequently Asked Questions (英語)
- Rush FAQ (日本語)