ニワカナヘビ

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ニワカナヘビ
Jaszczurka.jpg
保全状況評価 [1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : スキンク下目 Scincomorpha
: カナヘビ科 Lacertidae
亜科 : カナヘビ亜科 Lacertinae
: コモチカナヘビ属 Lacerta
: ニワカナヘビ L. agilis
学名
Lacerta agilis (Linnaeus1758)
英名
Sand Lizard

ニワカナヘビ(Lacerta agilis)は、ヨーロッパ大部分から東方はモンゴルまで分布するカナヘビ科トカゲである。イベリア半島トルコには分布しない。分布はしばしばパッチ状である。

概要[編集]

腹は明るい色で、背は縞模様になっている。オスの方がより暗い色で、婚期になると一部または全体が明るい緑色に変わる。体長は、25cmになる[2]

いくつかの亜種があり、最も西のL. a. agilisと、もう1つの西の亜種L. a. argusは、背中の縞模様が薄く途切れているか全くない。この特徴は特に後者に当てはまり、背中に縞はなく、全面が赤色や茶色のものもいる。またこの2つの亜種では、婚期にオスの横腹の色だけが緑色に変わる。一方、L. a. exigua等の東の亜種は、繁殖期以外でも体全体が緑色になることがある。

生息域[編集]

イギリスでは、生息域はヒース南部とイングランド北西部及び西ウェールズの砂丘海岸に限られる。

保全状況[編集]

この種は絶滅の危機にあると考えられており、イギリスその他ヨーロッパのほぼ全域で、法の下で厳しく規制されている。これは、L. a. exiguaのロシア語名が”common lizard”と訳されるのとは対照的である。

生殖[編集]

ニワカナヘビのメスは、日の当たる場所の緩んだ砂の中に卵を産み、地面の温かさによって孵化させる。

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ A. Agasyan et al. (2009年), Lacerta agilis, IUCN Red List of Threatened Species. Version 3.1 (International Union for Conservation of Nature), http://www.iucnredlist.org/details/157288 2011年8月11日閲覧。 
  2. ^ Michael Allaby (1999年). “Lacertidae”. A Dictionary of Zoology. Oxford University Press, Encyclopedia.com. 2008年12月14日閲覧。

外部リンク[編集]