レバニラ炒め

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ニラレバ炒めから転送)
韮菜炒牛肝
繁体字 韮菜炒牛肝
簡体字 韭菜炒牛肝
発音記号
標準中国語
漢語拼音Jiu3cai4 chao3 niu2gan1
韮菜炒猪肝
繁体字 韮菜炒猪肝
簡体字 韭菜炒猪肝
発音記号
標準中国語
漢語拼音Jiu3cai4 chao3 zhu1gan1

ニラレバ炒め(にらればいため)とは、レバーニラ炒めた中華料理である。レバニラ炒めとも言う。

概要[編集]

またはのレバーを血抜きしたのち、ニラ・ショウガとともに炒め、コショウ醤油で味をととのえるのが一般的な作り方である。

日本ではほとんどの場合で上記の他にモヤシを入れる。さらにニンジンタマネギパプリカなどを入れることも多い。調理法によってはレバーをあらかじめ揚げておくこともある[1]。また、味付けの際にオイスターソース豆板醤で味をととのえる方法もある。

日本では大衆食堂や中華料理店にて安価で供されることが多く、庶民の定番メニューとされている。一方で、レバーの味や食感、ニラの独特の香りなどから苦手とする人もいる。近年はビタミンA鉄分を豊富に含む料理として、女性を中心に見直されている。

中国の料理名を直訳すると「ニラレバ」となり、これが本来の呼び名であるとされる。『天才バカボン』の影響で「レバニラ」という言い方が広まったとされる話が、NHKの番組で紹介されたことがある[2][3][4]。また、飲食店の中でも餃子の王将などでは、メニューに「ニラレバ炒め」と表記している[5]

脚注[編集]