ニプレス

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ニプレスを付けた女性

ニプレス (Nippless) は、人間乳首に貼り付け、これを隠す絆創膏状のシート。ニップレスともいう。

ただし、ニプレスは常盤薬品工業登録商標[1]である。他社による同種製品にはニトムズタック・トップ[2]などがある。英語話者には商品コンセプトとともに異様に受け取られることが多い。

最も一般的なものは肌色をした円形の絆創膏タイプで、裏面は乳首と触れる中心部分に絆創膏同様の当て布が貼り付けられている。絆創膏部分は基本的に平面状であり、切れ込みなどは付いていないため、胸の乳首に貼り付けると外周部に多少のしわができてしまう。粘着部分があるため、基本的に使い捨てである。

利用目的[編集]

本来、ニプレスはブラジャーを着用できないときなどに、胸ポチになったり、衣類とこすれて痛みや痒みなどが起きるのを防ぐために使用する保護器具である。男女とも使用が出来る。また、水着レオタードなどの着用時にバストパッドの代わりに着用する場合もある。

ブラジャー着用時に衣類の種類によっては衣類からブラジャーが透けたり、衣類からブラジャーがはみ出たりするなどの理由でブラジャーを着用しない代わりに二プレスを着用されるが、二プレスはブラジャーと異なり、バスト乳房)を支えたり補正することが出来ない。

この用途は日本独特の羞恥観念から生まれたもので、トイレの「音姫」等と同じく、他国出身者の目には新奇なものとして映る[要出典]。発展的な使い道としては、万一ブラジャーや衣服が外れても乳首が見えないようショーモデルなどが利用することがある。

健康診断で脱衣が必要な検査項目を受診時に着用すること(検診項目によってはニプレスの着用が出来ない)や、映画や写真等でのセミヌード撮影では、撮影スタッフや共演者の目から乳首を隠すために着用することが多いほか、水着着用時の撮影や入浴シーンの撮影などでも偶発的な乳首露出の予防策として着用することがある。

珍しいところではニプレスを着用した胸を明示的に見せる「着エロ」系グラビアの手法があるが、基本的にはこれらの業界においてもニプレスはいわば黒子の存在であり、着エロを除いてその存在が意識されることは少ない。

なお、着エロで使用されることの多い肌色以外のものや星型や花型のものは、欧米のストリッパーなどが使用するPastiesと同じく、人に見せることを前提としたもので、日本的なニプレスとは本来無関係である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 二プレス - 製品情報 | 常磐薬品工業株式会社(ノエビアグループ)
  2. ^ 株式会社ニトムズ | 製品情報 ケアメイトシリーズ アクティブサポート