ニック・スウィッシャー
| クリーブランド・インディアンス #33 | |
|---|---|
ヤンキース時代(2011年)
|
|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | |
| 生年月日 | 1980年11月25日(32歳) |
| 身長 体重 |
5' 11" =約180.3 cm 200 lb =約90.7 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投両打 |
| ポジション | 一塁手・外野手 |
| プロ入り | 2002年 MLBドラフト1巡目(全体16位)でオークランド・アスレチックスから指名 |
| 初出場 | 2004年9月3日 ブルージェイズ戦 |
| 年俸 | $9,100,000(2011年)[1] |
| 経歴(括弧内は在籍年) | |
|
|
|
この表について
|
|
ニコラス・トンプソン・スウィッシャー(Nicolas Thompson Swisher, 1980年11月25日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス出身の野球選手。左投両打。現在はMLBクリーブランド・インディアンスに所属している。ポジションは主に右翼手・一塁手で、他に中堅手・左翼手・投手としてのプレー経験がある。
父のスティーブ・スウィッシャーも元メジャーリーガーで捕手としてオールスターにも出場している。妻は女優のジョアンナ・ガルシア。
目次 |
経歴 [編集]
プロ入りとアスレチックス時代 [編集]
オハイオ州立大学から2002年のドラフト1巡目(全米16位)でオークランド・アスレチックスに入団。
2004年9月3日にマーク・エリスが15日間の故障者リストから60日間の故障者リストに変更されたため、メジャー昇格を果たし[2]、同日デビューを果たした。20試合の出場で15安打・2本塁打を記録。
2005年は右翼手のレギュラーを獲得。打率.236と低迷したが、新人選手として21本塁打はリーグ1位タイ、74打点はリーグ1位となった[3]。
2006年は、打率.254・35本塁打・95打点と打撃三部門で自己最高を記録。また97四球・152三振を記録し、本塁打・四球・三振はいずれもリーグ10位以内に入った。左打席ではアッパー軌道のパワフルなスイングに対し、右打席はコースに逆らわず広角にライナーを弾き返す打撃を見せるようになり[4]、対左打率も向上した。しかしながら得点圏打率は.190と低かった。8月8日のレンジャーズ戦でルーベン・シエラのスイッチヒッターとしての球団シーズン最多本塁打記録(23)を更新した[5]。
また、シエラのスイッチヒッターとしての球団通算本塁打記録(61)を2007年4月23日のオリオールズ戦で更新している[6]。2007年シーズン途中の5月に2008年から5年総額2,675万ドル、6年目の2012年は1,025万ドルの球団オプションで契約延長した[7]。同年、本塁打は22本に留まり、前年ほどの成績を残せなかった。
ホワイトソックス時代 [編集]
2008年1月3日にライアン・スウィーニーら3選手との交換トレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍。ホワイトソックスでは一塁手として71試合、中堅手として70試合、左翼手・右翼手としてそれぞれ18試合に出場。前年を上回る24本塁打を放ったが、自己最低の打率.219に終わった。
ヤンキース時代 [編集]
2008年11月13日にウィルソン・ベテミットら3選手とスウィッシャーら2選手との交換トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。
2009年、ゼイビア・ネイディの控えとして開幕を迎えるも、ネイディがヒジを故障して離脱したためレギュラーに抜擢され[8]、リーグ2位の97四球、自己最高のOPS.869を記録。
2010年は、それまで4年連続で80以上の数字を維持していた四球が58まで減少したため、2009年と比べて出塁率が低下したが、一方で打率は自己最高となる.288という数値を記録した。また、自身初のオールスターゲーム出場を果たした他、2年連続で29本塁打を放って、前年を上回る89打点を叩き出した。シーズンオフの12月10日には、同年3月に婚約していた女優のジョアンナ・ガルシアとの結婚を発表し、同日に結婚式を挙げた。
インディアンズ時代 [編集]
2012年12月23日、クリーブランド・インディアンズと4年総額5600万ドル(約47億2000万円)で契約合意した。[9]2013年1月3日に、入団会見を開いた。[10]
選手としての特徴 [編集]
珍しい『左投げのスイッチヒッター』で、長打力と選球眼を兼ね備えている。しかしながら打率、得点圏OPS、三振はどれも低水準という欠点も併せ持っている。また、ポストシーズンに極端に弱く、これまでディビジョン・シリーズに6回、リーグ優勝決定シリーズに4回、ワールドシリーズに1回、それら合わせて計46試合に出場して打率.169という有様である。
試合中はユニフォームを着ているのでわからないが、スウィッシャーの左胸には『BLS』というタトゥーが彫られている。これは2006年8月に亡くなった祖母(Betty Lorraine Swisher)のイニシャルである。おばあちゃん子でかなりショックを受けたため、彫ったといわれている[11]。また安打や本塁打を放ってベースやホームを踏んだ際、空へ向かって両手を挙げるポーズを行うが、これは天国にいる祖母へ向けたポーズだと述べている。
投手・スウィッシャー [編集]
2009年4月13日に、トロピカーナ・フィールドでのタンパベイ・レイズ戦に3番一塁手として先発出場し、本塁打を放つなど活躍したが、味方投手陣の大量失点により5対15と大差が付いたことから、8回裏にヤンキースの野手としては1997年のウェイド・ボッグス以来12年ぶりに投手としてマウンドに上がり、メジャー初登板を果たした。打者5人に対し21球を投げ、被安打1、与四球1を許したものの、ゲーブ・キャプラーから三振を奪うなど粘りの投球を見せ、1回を無失点に抑えた[12]。球速は70マイル台が殆どで、最速は80マイル(約128km)だった。
高校時代以来の登板だったというスウィッシャーは、試合後に「興奮したし楽しめたね。」とコメントしたものの、「こんな機会は今後、絶対ないだろうね。本当にチームは良くなかったから。笑って済まして何とか前に進むために、たまたま起用されただけだよ」と語った[13]。
年度別打撃成績 [編集]
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | OAK | 20 | 71 | 60 | 11 | 15 | 4 | 0 | 2 | 25 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | 2 | 11 | 2 | .250 | .352 | .417 | .769 |
| 2005 | 131 | 522 | 462 | 66 | 109 | 32 | 1 | 21 | 206 | 74 | 0 | 1 | 0 | 1 | 55 | 3 | 4 | 110 | 9 | .236 | .322 | .446 | .768 | |
| 2006 | 157 | 672 | 556 | 106 | 141 | 24 | 2 | 35 | 274 | 95 | 1 | 2 | 2 | 6 | 97 | 7 | 11 | 152 | 13 | .254 | .372 | .493 | .865 | |
| 2007 | 150 | 659 | 539 | 84 | 141 | 36 | 1 | 22 | 245 | 78 | 3 | 2 | 1 | 9 | 100 | 12 | 10 | 131 | 13 | .262 | .381 | .455 | .836 | |
| 2008 | CWS | 153 | 588 | 497 | 86 | 109 | 21 | 1 | 24 | 204 | 69 | 3 | 3 | 1 | 4 | 82 | 6 | 4 | 135 | 14 | .219 | .332 | .410 | .742 |
| 2009 | NYY | 150 | 607 | 498 | 84 | 124 | 35 | 1 | 29 | 248 | 82 | 0 | 0 | 3 | 6 | 97 | 2 | 3 | 126 | 13 | .249 | .371 | .498 | .869 |
| 2010 | 150 | 635 | 566 | 91 | 163 | 33 | 3 | 29 | 289 | 89 | 1 | 2 | 3 | 2 | 58 | 0 | 6 | 139 | 13 | .288 | .359 | .511 | .870 | |
| 2011 | 150 | 635 | 526 | 81 | 137 | 30 | 0 | 23 | 236 | 85 | 2 | 2 | 1 | 8 | 95 | 6 | 5 | 125 | 18 | .260 | .374 | .449 | .822 | |
| 2012 | 148 | 624 | 537 | 75 | 147 | 36 | 0 | 24 | 254 | 93 | 2 | 3 | 1 | 5 | 77 | 2 | 4 | 141 | 9 | .272 | .364 | .473 | .837 | |
| 通算:9年 | 1209 | 5013 | 4241 | 684 | 1085 | 251 | 9 | 209 | 1981 | 673 | 12 | 15 | 12 | 42 | 669 | 38 | 49 | 1070 | 104 | .256 | .361 | .467 | .828 | |
- 2012年度シーズン終了時
年度別投手成績 [編集]
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2009 | NYY | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 1.0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 2.00 |
| 通算:1年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 1.0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 2.00 | |
- 2011年度シーズン終了時
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ “Nick Swisher Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年11月23日閲覧。
- ^ “A's select Nick Swisher from Triple-A Sacramento” (英語). MLB.com (2004年9月3日). 2009年12月28日閲覧。
- ^ “MLB Baseball Batting Statistics and League Leaders” (英語). ESPN.com. 2009年12月28日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、190頁。ISBN 978-4-331-51213-5。
- ^ Urban, Mychael (2006年8月9日). “A's rally, top Texas to win sixth straight” (英語). MLB.com. 2009年12月28日閲覧。
- ^ Urban, Mychael (2007年4月24日). “Swisher, Haren help A's stave off O's” (英語). MLB.com. 2009年12月28日閲覧。
- ^ “Swisher agrees to 5-year, $26.75M deal with Athletics” (英語). ESPN.com. 2008年9月6日閲覧。
- ^ Associated Press (2009年4月17日). “Nady officially hits 15-day DL” (英語). ESPN.com. 2009年12月28日閲覧。
- ^ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121224-00000210-ism-base 前ヤンキースのN.スウィシャー、4年47億円でインディアンス入り
- ^ http://cleveland.indians.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130103&content_id=40841674&vkey=news_cle&c_id=cle Deal official, Swisher unveiled by Tribe
- ^ 「MLBキテレツ紳士録 DR.SRANGELOVE 第44回 ニック・スウィッシャー」月刊『スラッガー』日本スポーツ企画出版社 59頁
- ^ http://mlb.mlb.com/news/boxscore.jsp?gid=2009_04_13_nyamlb_tbamlb_1
- ^ 【MLB】大敗ヤンキース、一塁手が投手起用で1回零封「こんなの2度ない」
外部リンク [編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
|
||||||||||||||||||||
|
|||||