ニッキー・ブロンスキー

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ニッキー・ブロンスキー
Nikki Blonsky
Nikki Blonsky
本名 Nicole Margaret Blonsky
生年月日 (1988-11-09) 1988年11月9日(35歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ロングアイランド
活動期間 2007年 -
主な作品
映画
ヘアスプレー
 
受賞
放送映画批評家協会賞
若手女優賞
2007年ヘアスプレー
アンサンブル演技賞
2007年『ヘアスプレー』
その他の賞
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ニッキー・ブロンスキー(Nikki Blonsky、本名:ニコール・マーガレット・ブロンスキー、Nicole Margaret Blonsky、1988年11月9日 - )は、アメリカ合衆国女優歌手2007年に公開された映画『ヘアスプレー』のヒロインで知られている。

来歴・人物[編集]

ニューヨーク州ロングアイランド出身。父親はユダヤ系、母親はカトリック系。

15歳のときにブロードウェイの舞台『ヘアスプレー』を見て主人公トレイシー役のオーディションを受けたが、若すぎるという理由で不合格。グラミー財団に指定されたグレートネック・サウス高校でドラマとミュージカルの訓練を受ける。学校の舞台にも多く出演した。その後アイスクリーム屋のコールド・ストーン・クリーマリーでアルバイトをしていたが[1]、映画版『ヘアスプレー』のオーディション募集を見て再挑戦、“歌って踊れるぽっちゃりティーン”として募集された1000人の応募者の中から見事17歳にして主役に抜擢された。この作品でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされ、放送映画批評家協会賞では若手女優賞を受賞した。

『ヘアスプレー』の劇中でも“Good Morning Baltimore”など歌唱、ダンスパフォーマンスを披露しており、オリンピックフィギュアスケート金メダリストのサラ・ヒューズ歓迎パレードや、ニューヨークの色々なイベントでも歌を披露している。また、9.11同時多発テロ事件に関する詩を出版している。

2007年10月に『ヘアスプレー』のプロモーションでザック・エフロンアダム・シャンクマン監督らと共に初来日。渋谷C.C.レモンホールにおいて行われたジャパン・プレミアでは劇中歌『You Can‘t Stop The Beat』をライブで披露した。フジテレビの朝番組『めざましテレビ』にザック・エフロンと共に生出演し、映画のプロモーションも行った。

2008年8月1日、ニッキー・ブロンスキーとその父親がタークス・カイコス諸島の空港の出国ラウンジで『America's Next Top Model』に出演したこともあるモデルのビアンカ・ゴールデンと喧嘩になり、逮捕されるという事件が起こった。ニッキーとビアンカは相手に肉体的な危害を加えたとして逮捕され、ニッキーの父親カールは重傷害で逮捕された[2]。ビアンカは『タイラ・バンクス・ショー』に出演した際、ニッキーがひどく彼女を罵ったと語った。それに対してニッキーは、喧嘩を始めたのはビアンカの方であり、彼女が事実を歪曲して話していると反撃した[3]

近年は女優としてのキャリアが低迷気味であり、ハリウッドのビューティーサロンで美容師のアルバイトを行っている。しかし女優業を引退したわけではなく、現在も映画や舞台のオーディションを多数受けている。なお、このアルバイトについてニッキーはTwitter上で「生活費を稼ぐことができてとても誇りに思っている。だけど、まだ夢は追い続けているわよ。」と語っている[4][5]

2020年6月、TikTokダイアナ・ロスの『アイム・カミング・アウト(I'm Coming Out)』に合わせて踊る動画を投稿。自身が同性愛者であることを明かした[6][7]

主な出演作品[編集]

映画[編集]

テレビシリーズ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]