ニコラス・スパークス

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ニコラス・スパークス
Nicholas Sparks
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2006年1月
誕生 1965年12月31日(48歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ネブラスカ州オマハ
職業 作家
ジャンル 恋愛小説
公式サイト http://www.nicholassparks.com/
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ニコラス・チャールズ・スパークス(Nicholas Charles Sparks, 1965年12月31日 - )はアメリカ合衆国のベストセラー作家。キリスト教悲劇、運命をテーマにした小説を得意とする。1996年から2011年までの15年間で、彼は17冊の長編小説を書いており、うち8作品は映画化された。尚、映画化された最新作は『セイフ ヘイヴン』で、2013年2月14日に全米公開された。

前半生と私生活[編集]

スパークスはネブラスカ州オマハで生まれた。父は大学教員、母は眼科医助手であった。兄が1人おり、妹も1人いたが2000年に死亡した。スパークスは、彼女が『ウォーク・トゥ・リメンバー』の主要登場人物のモデルになっていると語る。

スパークスにはドイツ、チェコ、イングランド、アイルランド系の血が流れており[1]、宗派的にはカトリック教徒として育った[2]

父の仕事上、スパークス一家は頻繁に転居した。ニコラスは8歳になるまでにミネソタ州、ロサンジェルス、グランド・アイランド(ネブラスカ州)での生活を経験した。1974年にカリフォルニア州フェア・オークスに移り、高校時代まではここに腰を落ち着けた。1984年にベッラ・ヴィスタ高校を卒業(卒業生総代を務めた)。その後、陸上競技の奨学生としてノートルダム大学に入学した。企業金融を専攻。1988年に卒業した後は出版社への就職か法科大学への進学を目指したが、どちらも失敗した。続く3年間は不動産鑑定士、ウェイター、電話勧誘販売業者などの職を経て、自ら製造業の会社を起業した[3]

学生時代から付き合いのあった女性と1989年7月にカリフォルニア州サクラメントで結婚した。1992年に薬屋を始め、1993年にはノースカロライナ州ニュー・バーンに移った。2009年現在、ニコラス・スパークスは妻および5人の子供とともにニュー・バーンで暮らしている。

彼はニュー・バーン高校や各地の慈善団体に継続的な寄付を行なっている。母校ノートルダム大学の奨学金、インターンシップ、フェロー制度への援助も行なっている。『エンターテイメント・ウィークリー』誌が2008年に報道したところでは、スパークスと夫人はキリスト教系の私立学校エピファニー・スクールに対して「一千万ドル近く」の大金を寄付したという[4][5]

作家として[編集]

1985年(大学一年生の夏休みと、二年生の時代)に最初の小説"The Passing"を書いた(未刊行である)。1989年にも"The Royal Murders"という習作があるが、これも未刊である。

1990年、金メダリストビリー・ミルズと共同で『ウォッキニ - 幸せへの内なる旅』を執筆した[6]。この本はフェザー社、ランダムハウス、ヘイ・ハウスから刊行された。初版は約5万部の売れ行きを示した[7]

きみに読む物語』を書いたのはニュー・バーン時代のことで、余暇を利用しての執筆だったという[8] 。その原稿は脱稿の2年後、テレサ・パークというエージェントに「発掘」され、出版されることとなった(1996年10月初版)。本書は刊行後一週間で『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストに載せられた。

メッセージ・イン・ア・ボトル』、『きみに読む物語』、『奇跡を信じて』(『ウォーク・トゥ・リメンバー』)、『最後の初恋』の4作品は映画化されている。『ラスト・ソング』と『きみを想う夜空に』の2作も2010年に映画化された。[9][10][11]。The Lucky One (2008) (『一枚のめぐり逢い』)も2012年に映画化された。

2011年に刊行された『The Best of Me』も映画化が進んでおり、2014年に公開される予定である。[12]

著作リスト[編集]

  • 映像化の際の改称のみ別途記載。
  1. きみに読む物語The Notebook (1996)
  2. メッセージ・イン・ア・ボトルMessage in a Bottle (1998)
  3. 奇跡を信じてA Walk to Remember (1999) (映画化名『ウォーク・トゥ・リメンバー』)
  4. The Rescue (2000)
  5. あの日にかえりたいA Bend in the Road (2001)
  6. 最後の初恋Nights in Rodanthe (2002)
  7. The Guardian (2003)
  8. もうひとつの愛の奇跡The Wedding (2003)
  9. Three Weeks with my Brother (2004)
  10. True Believer (2005)
  11. At First Sight (2005)
  12. きみを想う夜空にDear John (2006) (映画化名『親愛なるきみへ』)
  13. きみと選ぶ道』 The Choice (2007)
  14. 一枚のめぐり逢い』 The Lucky One (2008)
  15. ラスト・ソングThe Last Song (2009)
  16. セイフ ヘイヴンSafe Haven (2010)
  17. The Best Of Me (2011)
  18. The Longest Ride (2013)

共著[編集]

  • Wokini: A Lakota Journey to Happiness and Self-Understanding 『ウォッキニ - 幸せへの内なる旅』

出典[編集]

  1. ^ Formal Biography”. Nicholas Sparks (1965年12月31日). 2009年8月9日閲覧。
  2. ^ Author Nicholas Sparks remembers his Catholic roots”. Catholic-doc.org (1999年11月4日). 2009年8月9日閲覧。
  3. ^ Nicholas Sparks | ThinkTalk Networks - Career TV for College”. Thinktalk.com (2008年9月26日). 2009年10月21日閲覧。
  4. ^ Valby, Karen (2008年10月10日). “True Believer The chemistry of Nicholas Sparks -- The Notebook and Nights in Rodanthe scribe has penned 14 bestsellers in 14 years”. Entertainment Weekly. http://www.ew.com/ew/article/0,,20230339,00.html 2009年9月3日閲覧。 
  5. ^ The Epiphany School: Welcome”. 2009年9月3日閲覧。
  6. ^ Billy Mills; Nicholas Sparks (July 1999). Wokini: A Lakota Journey to Happiness and Self-Understanding. Hay House. p. 176. ISBN 978-1561706600. 
  7. ^ Nicholas Sparks bio from ferrum.edu. Ferrum College official website.
  8. ^ Biography for Nicholas Sparks”. Book Browse. 2006年3月26日閲覧。
  9. ^ IMDB:Nicholas Sparks”. 2009年2月閲覧。
  10. ^ Nicholas Sparks: The Latest”. 2009年6月閲覧。
  11. ^ "Dear John" at IMDB
  12. ^ The Best of Me (2014)”. 2013年9月19日閲覧。