ニコライ・レヴィチェフ

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ニコライ・レヴィチェフ
Николай Владимирович Левичев
ニコライ・レヴィチェフ
生年月日 (1953-05-28) 1953年5月28日
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国旗 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国レニングラードプーシキン
出身校 レニングラード大学
所属政党 公正ロシア
配偶者 ヴァレンチナ・レヴィチェワ(ワレンチナ・レビチェワ)
公式サイト [www.levichev.info ]

ロシアの旗 公正ロシア党首
在任期間 2011年4月16日 -
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ニコライ・ウラジーミロヴィチ・レヴィチェフレビチェフロシア語: Николай Владимирович Левичев、ラテン文字転写の例:Nikolai Vladimirovich Levichev1953年5月28日 – )は、ロシア政治家公正ロシア党首、国家院(国家会議)公正ロシア会派指導者。

経歴・概要[編集]

1953年5月28日ソビエト連邦レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)、プーシキン地区に生まれる。父ウラジーミル・レヴィチェフは、軍事学校で無線通信の教授を勤め、いくつかの著作もある。母親は数学を学び、雑誌『ナウカ』(科学の意)編集部でグラフィック・デザイナーとして働いた。また、祖父はサンクトペテルブルク大学生物学部を卒業した学者であり、ペテルブルク名誉市民号を授与された人物であっ た[1]。プーシキン第410高等学校で学ぶが、同じ学級にセルゲイ・ミローノフがいた[1]。また、数学オリンピックで優勝している。9学年から10学年までは、レニングラード第239学校(同市でトップ3の学校)で物理学、数学を学び、1970年に卒業した[1][2]。 1976年ジダーノフ名称レニングラード大学(現在のサンクトペテルブルク大学)物理学部を卒業する。大学時代の同窓生にはロシア中央選挙管理委員会委員長のウラジーミル・チューロフがいる。 1991年ソ連共産党中央委員会付属社会科学アカデミーを修了している。 2002年セルゲイ・ミローノフらとロシア生活党を結成し、党全国評議会共同議長に選出される。2004年ロシア大統領選挙では、ミローノフ陣営の選挙対策本部を指揮した。2006年10月28日ロシア生活党祖国ロシア年金党が合同し公正ロシアが結成されると、中央評議会幹部会書記に選出される。

2011年4月16日、モスクワで公正ロシア第5回党大会が開催され、党首に選出された[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Миронова поменяли на Левичева, Stringer, 17.04.2011.
  2. ^ Время политики. Интервью с Николаем Левичевым, «Свобода», 18.04.2011.
  3. ^ (英語) インタファクスニュース (2011年4月16日). “公正ロシア党首にニコライ・レヴィチェフを選出”. 2012年2月12日閲覧。

外部リンク[編集]