ナイト・レンジャー

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ナイト・レンジャー
Night Ranger 080121-N-5416W-044.JPG
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国サンフランシスコ
ジャンル ハードロック
活動期間 1982年 -
公式サイト http://www.nightranger.com/
メンバー
ジャック・ブレイズボーカルベース
ケリー・ケイギー(ボーカル、ドラム
ブラッド・ギルスギター
ジョエル・ホークストラ(ギター)
クリスチャン・カレンキーボード
旧メンバー
ジェフ・ワトソン(ギター)
アラン・フィッツジェラルド(キーボード)
ジェシー・ブラッドマン(キーボード)
ゲイリー・ムーン(ボーカル、ベース)
マイケル・ローディー(キーボード)

ナイト・レンジャー(NIGHT RANGER)は1982年にデビューした、アメリカハードロックバンド。メンバーの脱退や解散、再結成などを経て、結成から25年以上経つ現在も活動中である。



目次

[編集] 概要

ナイト・レンジャーは1982年にデビューしたアメリカン・ハードロックバンド。ブラッド・ギルスジェフ・ワトソンのツイン・リード(ギター)と、ジャック・ブレイズケリー・ケイギーの二人のリード・ボーカルを擁する特異なバンド編成で注目され、軽快でキャッチーなハードロック・ナンバーを得意としたことから、アメリカのみならず日本でも話題となる。

[編集] 来歴

[編集] バンド結成~解散

1977年、サンフランシスコ・ベイエリアでファンク・ロック・バンド、ルビコンが結成されるが、ここには後にナイト・レンジャーに参加するジャック・ブレイズブラッド・ギルスが参加しており、後にツアー・メンバーとしてケリー・ケイギーも加わる。ルビコンの解散後3人は、よりロック色を濃くしたステレオを結成する。その後、サウンドをさらに強力なものにするためにサミー・ヘイガーのバンドやモントローズのメンバーだったアラン・フィッツジェラルドと、彼の友人だったジェフ・ワトソンを加え、レンジャーを結成するが、カントリー・バンドに同名のバンドがいたため、ナイト・レンジャーと改め、本格的に活動を開始する。

この頃(1981〜82年)ブラッド・ギルスは、事故で急死したランディ・ローズの後釜としてオジー・オズボーン・バンドに一時期在籍するが(来日公演も果たしている)、ナイト・レンジャーがレコード契約に漕ぎ付けたのを期に、ナイト・レンジャーに復帰する。

1982年に発表されたデビュー・アルバム『DAWN PATROL』は、軽快でキャッチーなハードロック・ナンバーが収められた。翌1983年のセカンドアルバム『MIDNIGHT MADNESS』も同様の傾向であった。

本国アメリカでは、セカンドアルバムからの「SISTER CHRISTIAN」(1983年)やサードアルバムからの「SENTIMENTAL STREET」(1985年)といったバラード曲の大ヒットを機に「バラードバンド」のレッテルを貼られてしまったことが仇となり、サードアルバムまではヒットを連発したものの4枚目以降のアルバムはセールス的に伸びず、1988年の5枚目アルバム『MAN IN MOTION』を最後に、1989年、ジャック・ブレイズが脱退したことを受け、バンドも追い込まれて解散に至った。ジャックによると、バラード主体のシングルリリースは専らレコード会社の意向に従っただけで、自分たちはもっとハードな楽曲をPRしたかったのに果たせなかったという。

[編集] ムーン・レンジャー時代

解散後の1995年、ブラッドの発案にケリーが賛同しそれにゲイリー・ムーンが加わって、3人による変則的なメンバーで復活。このときブラッドはジャックにも声を掛けているが、不完全な形での再結成は如何なものかと断られている。ナイト・レンジャー名義での活動ではあったが、本来の姿ではなかったことから、メンバーもあえてムーン・レンジャーと呼び、区別している。

[編集] オリジナルメンバーによる再始動

その後1996年突如としてオリジナルラインナップでの来日公演が実現。翌年1997年にそのラインナップを維持し、ZEROコーポレーションと契約。久々のオリジナルアルバム『NEVERLAND』をリリース。さらに1998年再結成後2枚目のアルバム『SEVEN』をリリースし、健在を印象づける。

[編集] オリジナルメンバーの脱退~現在

Jack Blades (2009)
Brad Gillis (2009)
Kelly Keagy (2009)
Jeff Watson (1993)

しかし、ZEROコーポレーションの事業撤退を受ける形で、その活動は沈静化へ。本国での地道なLIVEを行うも、アルバム制作や来日の動きもなく迎えた2003年、またも突如としてアルバムリリースもないまま来日公演が決定。しかしアランの姿はなく、グレイト・ホワイトのマイケル・ローディーが加入していた。(このときの模様を収めたDVDをリリースすると言っていたが、どうやらお蔵入り。その代わりにこのときのセットリストをグッと縮めた『Extended Versions』を2007年にリリースするにとどまる)ちなみにこの時前座を、ジャックの息子、コリン・ブレイズが務めた。 そして迎えた2007年、9年振りの新作『HOLE IN THE SUN』がリリースされた。しかしレコーディング終了後にジェフの脱退が発表され、バンドはジェフの代役としてウィンガーレブ・ビーチを迎え、同年来日公演を敢行。再び2008年、FIREHOUSEとのジョイントでの来日公演が決定。マイケルはグレイト・ホワイトの活動で離脱し、ジョエル・ホークストラ、クリスチャン・カレンがツアーに帯同。このメンバーでの2008以降の活動を表明している。スタジオアルバムの作成等も期待される。

[編集] 音楽的特徴

[編集] 二人のギター・ヒーロー

ブラッド・ギルスジェフ・ワトソンという二人のリード・ギタリストを擁していることは、ナイト・レンジャーの特徴の1つとなっており、双方のギタリストが共にギター・ヒーローと成り得るだけの個性や実力を持っていたのでソロ・プレイの方に目を奪われがちだが、バッキングも同じものを極力弾かず、二人のプレイが合わさって和声的に豊かで奥行きがあり時に立体的になるよう非常に計算し尽くされたプレイをしており、同等にレベルの高いギタリストが二人居ることの意義を余すことなく駆使していた。
ナイト・レンジャーをして「ツイン・リード」と呼ばれていたという作話が再結成以降散見されるが、こう称されていた元祖はウィッシュボーン・アッシュであり、その後のシン・リジーなどもこう称されていたが、ナイト・レンジャーが広く一般にこう称されていたという事実はない。寧ろ、ナイト・レンジャー登場した時代に於いてはウィッシュボーン・アッシュ、シン・リジー等は「前時代のロック」なので、これらを想起させ古臭く感じさせるツイン・リードという呼称は意識的に避けられていた。

二人の対照的な特徴としては次のようなものがあり、本人らも互いが引き立つよう、意識していたようである。

(ブラッド・ギルス)

  • ステージポジションは上手(かみて・観客から見て舞台の右側)
  • 赤いストラトキャスターを弾く(見た目の特徴として)
  • アームを使用する
  • 必要以上にタッピング奏法は使用はしない
  • 速弾きは多用しない

(ジェフ・ワトソン)

  • ステージポジションは下手(しもて・観客から見て舞台の左側)
  • ゴールドトップのレスポールを弾く(見た目の特徴として)
  • アームを使用しない
  • エイトフィンガー奏法(タッピング奏法の一種)を使用する
  • 速弾きを多用する

また看板ギタリストが二人いる特徴の活用パターンとしては次のようなものがある。

  • 曲や場面に合わせて、ギタリストを使い分ける
  • ギター・ソロの前半・後半を二人で分担する
  • 二人で掛け合いのソロを演じる
  • 二人でハーモニを奏でる

[編集] 二人のリード・ボーカリスト

ギター同様、ジャック・ブレイズケリー・ケイギーの二人のリード・ボーカリストがいることも、このバンドの特徴となっており、ハードな曲はジャック・ブレイズ、レイドバックした曲はケリー・ケイギーが担当することが多い。初期は一人のリード・ボーカルが1曲を通して歌うことが多かったが、5人で再結成した以降は、1曲の中で二人が分担したり、ハーモニを奏でることが多くなり、ツイン・ボーカルとしての新たな世界を開拓している。

[編集] バンドメンバー

[編集] 現在のメンバー

[編集] 元メンバー

[編集] ディスコグラフィー

[編集] スタジオアルバム

デビューシングルとなった「Don't Tell Me You Love Me/邦題 炎の彼方」(40位)収録
米ビルボード14位 プラチナム 「シスター・クリスチャン」(5位)「クローズ・ユア・アイズ」(14位)「(You Can Still) Rock in America」(51位)を収録
米10位 プラチナム 「センチメンタル・ストリート」(8位)「フォー・イン・ザ・モーニング」(19位)「グッバイ」(17位)を収録
映画『摩天楼はバラ色に』主題歌「The Secret of My Success」(64位)も収録
一部のメンバーはこのアルバムをバンドの作品として認めていない。

[編集] ベストアルバム

[編集] ライブアルバム

[編集] 日本公演

12月6日 東京厚生年金会館、7日 フェスティバルホール、8日 名古屋市公会堂、9日 中野サンプラザ、10日 NHKホール、 13日 東京厚生年金会館
4月21日 NHKホール、22日 名古屋市公会堂、24日 福岡サンパレス、25日 フェスティバルホール、26日,27日 大阪厚生年金会館大ホール、27日 東京厚生年金会館大ホール、28日 横浜文化体育館、29日 中野サンプラザ、5月1日 NHKホール、2日 中野サンプラザ
1月27日,28日 日本武道館、29日 フェスティバルホール、30日 大阪厚生年金会館大ホール
11月14日,15日 中野サンプラザ、16日 大阪厚生年金会館大ホール、19日 渋谷公会堂
7月8日,9日,10日 新宿リキッドルーム
4月8日 赤坂BLITZ
7月3日 中野サンプラザ
12月4日 広島クラブクアトロ、5日 心斎橋クラブクアトロ、6日 名古屋クラブクアトロ、8日,9日,10日 渋谷クラブクアトロ
6月10日 渋谷C.C.Lemonホール、11日 名古屋クラブクアトロ、13日 松下IMPホール、15日 渋谷C.C.Lemonホール
ジェフ・ワトソンの代役としてホワイトスネイクのレブ・ビーチの参加が決定した。
4月19日,20日 赤坂BLITZ、22日 渋谷C.C.Lemonホール、23日 愛知県勤労会館、24日 松下IMPホール
6月 9日 大阪なんばHATCH、10日名古屋ボトムライン、13日,14日 渋谷C.C.Lemonホール

[編集] 関連項目

  • ルビコン
    • ナイト・レンジャー結成前にジャック・ブレイズ、ブラッド・ギルス、ケリー・ケイギーが在籍したファンク・ロック・バンド。
  • モントローズ
    • ナイト・レンジャー結成前にアラン・フィッツジェラルドが在籍したハードロック・バンド。
  • オジー・オズボーン
  • ダム・ヤンキース
  • ショウ・ブレイズ
    • ダム・ヤンキースのソングライティングチームであったジャック・ブレイズとトミー・ショウが発表したアコースティック・アルバムのユニット。95年発表。
  • マザーズ・アーミー
  • TMG
    • 2004年にB'z松本孝弘を中心に結成されたハードロック・バンド。ジャック・ブレイズが在籍。
  • シブがき隊
    • グループの代表曲である「ZOKKON 命(LOVE)」でナイト・レンジャーの代表曲「Don't Tell Me You Love Me」のイントロのリフを拝借したエピソードは非常に有名であり、2007年現在でも日本の音楽雑誌でネタにされることがある。
  • グレイト・ホワイト
    • マイケル・ローディが元来在籍するハードロックバンド。また1999年にジャック・ブレイズがそのアルバム"Can't Get There From Here"をプロデュースした。

[編集] 外部リンク

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