ドラえもん (ベトナム語版)
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ベトナム語版の『ドラえもん』は、『ドレモーン』 (Đôrêmon) の題名で、1992年から、キームドング出版 (Nhà xuất bản Kim Đồng) から発売されている。
ベトナム語は単音節の言語なので、日本人の長い名前はなじみにくい。また、用いられる音にも違いがある。そこでベトナム語版での人名は、原名をある程度残しながらもベトナム人にとっつきやすい名前に修整されている。
したがって姓が用いられることも殆ど無く、野比家の表札にNôbiとあるのが珍しいくらいである。
| 和名 | 越名 | カタカナ |
|---|---|---|
| ドラえもん | Đôrêmon | ドレモーン |
| のび太 | Nôbita | ノビタ |
| 静香 | Xuka | スカー |
| ジャイアン | Chaien | チャイエン |
| ジャイ子 | Chaikô | チャイコ |
| スネ夫 | Xêkô | セーコ |
| スネツグ | Xưki | スキ |
| 出木杉(英才) | Đêkhi | デヒー |
| 出木杉(ヒデヨ) | Đêkhimô | デヒーモ |
| もて夫 | Môchi | モチー |
翻訳は、原文に忠実とはいえない。筋そのものを変えることはないが、少しでも婉曲的な表現はためらうことなく直接的なものに改変している。噴出しの形を変えて発話者を変更する、通常は左右反転しているこまをあえて反転させずに原文とは逆の順でせりふを読ませる、などの大胆な改変や、原文にない情報の添加(「のび太の部屋は剛田家の台所より狭い」など)も珍しくない。
章題も、独創的なものが揃っている(例:またまた先生がくる → Lâu Đài Ảo Ảnh "幻影御殿")。

