ドメインハック
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ドメインハック(domain hack)は、
- トップレベル、第2レベル(場合によるとそれ以下)のドメイン名を結合することで、単語を作り上げ意味を持たせること。→当記事で説明。
- 期限切れのドメインを手に入れて乗っ取ること。(日本語のみで見かける用法(未検証))
の意味で使用される。
ドメインハック(Domain hack)とは、本来、ドメインが持っている意味(国、団体等)を無視して、区切り符号であるピリオドをとった場合に、別の意味の単語になる様なドメインのこと、もしくはその様なドメインを作ることを言う。ここでの、ハックは(プログラム等で)技能が高い操作を行なうことを意味する。セキュリティを破ったり悪用することを示すものではない。(参照ハッカー)
例えば、blogs、family、wikiのスペルを作りあげるために、トップレベルドメイン(TLD)に、.gs(南ジョージアと南サンドウィッチ諸島)や、.ly(リビア)や、.ki(キリバス)を選択し、その下の第2レベルのドメインを取得することで、.blo.gsやfam.lyやwi.kiのドメイン名を作成する。同様に、第3レベルのドメインまで使用して、del.icio.usやcr.yp.toの様に、deliciousやcryptoのスペルを作り上げることもある。
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[編集] 構造
一般的なドメイン名example.comでは、exampleが第2レベルのドメイン名で、comがトップレベルのドメイン名である。ドメインハックでは、examp.leの様な形をとり、'exampが第2レベル、leがトップレベルとなる。(ただし、.leのTLDは存在しないのでこれは不可能である。)
examp.le、exam.ple、ex.am.pleの様な様々な形が、利用可能なトップレベルドメインを元に、ドメインハックで利用可能である。また、ドメインハックでは、ドメイン名とサーバーのファイル構造を組み合わせて、ex.am/ple/の様に単語を形成することもある。
この様なexamp.leに示したような単語をトップレベルと第2レベルのみで構成するドメインハックが有名で検索されることが多いが、ドメインハックは、第3、第4レベルやフォルダー構造のディレクトリー名も単語を表すために使用される。例えば、ミュージカルグループBrave Comboのウェブサイトは、http://brave.com/bo/.である。実際に存在していない例ではhttp://do.ma.in/ha/ck/の様な形もありうる。他のドメインハックも世界中で250近く存在するgTLDとccTLDsを考えれば十分に可能である。
いくつかのトップレベルドメインは、第3レベルやそれ以上の登録に関連ある語を使用する必要がある。ただし、co.inやco.ilの様な場合で許可されたケースもある。
[編集] 短いドメイン名
ドメインハックでは短いドメイン名を作成する能力に挑戦される。実際に短い例ではblo.gsの様に合計5文字で、blogs.comの8文字や、www.blogs.comの11文字と比較して十分短くなっている。ドメインハックでは、ドメイン名を短くし、サイトのタイトルがその文字列に含まれることから、www.の文字列が省略されることが多い。
[編集] 歴史
1992年11月22日(月)、inter.netの登録が最初のドメインハックであると考えられている(未検証)。 名前の意図は不明であるが、これは初期の他のドメインハックの先駆けであった。 1998年12月20日(日)、fami.lyのドメイン名が登録され、name.fami.lyの形で、第3レベルのドメインを他の人が利用可能で公開された最初のドメインハックである(未検証)。 2002年5月3日(金)、icio.usが登録され、del.icio.usが作成された、これが第3レベルまで使用し、もっとも来訪者の多いドメインハックである。
1997年、オランダに設立され、後にホスティングサーバのプロバイダーであるフォーチュン・シティ社により買収されたV3社は、いかなるユーザーにも無料で利用可能なドメインハックをバーナーの代金で供給した。1999年頃までは、これらは、アマチュアのウェブページにおいて、その目新しさと利用価格で非常に有名であった。start.atやcome.toやlisten.to等のドメイン名が存在した。これらの一部は、ドイツのトップレベルドメイン(.de)を使用した、スペインの一般的なドメインハックpagina.de(翻訳すると、~のページ、"page.of")がある。
Yahoo!は、blo.gsを2005年6月14日に購入し、del.icio.usを2005年12月9日に購入した。
2005年の終わりには、スペイン(.es)の第2レベルが広く制限が解除された。
2006年の1月に、ベルギーの.beドメインは、アメリカ合衆国、イギリス、ヨーロッパのユーザーに無料で利用可能にした。これは、英語で、beで終わる単語が多く(例えば、tube)、これは簡単にドメインハックを登録する機会であった。
クリス・モリスによるイギリスの連続ホームドラマコメディ「ナサン・バーレィ」では、計画的に冒涜を行うために、仮想のクック諸島のドメインを使用した仮想のウェブサイトによるhttp://www.trashbat.co.ck (transbat dot cockと読む)を表した。 実際、テレビシリーズの宣伝のため、シリーズの作成者はドメインを登録した。クック諸島では、非移住者に対するドメインの獲得には1年に$250ドルがかかる。
プログラマのジョーン・ロメロ(John Romero)は、ルーマニアのTLD.roの下に”roma”のドメイン名を取得し、"rome.ro"のドメインハックを取得した。
[編集] 他の言語
ドメインハックは、英語圏に限られた話ではない。
数年前、フランス語圏の人々の間で、.nu(ニウエ)のトップドメインの下に自分の名前を登録することが流行った。これは、人の名前NUがフランス語で「ありのままの(naked)」の意味があるからである。同様に、オランダ語やスウェーデン語、デンマーク語では.nuは「今(now)」の意味がある。 同様にフランス語の例では、http://teu.beがある。フランス語の"teube"は「鈍い奴(dump)」「間抜け(dick)」の意味である。 ドイツ語の例では、http://schokola.de(Schokola.de、チョコレート)、http://autom.at(Autom.at、自動販売機)、http://fals.ch(fals.ch、誤り)がある。 スイスのベルン州にある組織では、ベルン州を表すためにベルギーのドメイン.beが使用されることが多い。 アフリカーンスの例では、http://dieinter.netがある。"die"は、英語の"the"の意味があるので、これはThe Internetの意味となる。 ポルトガル語の例では、http://vai.laがある、これは、英語でhttp://go.toと同じ意味になる。 ロシア語では、http://perevodov.netが翻訳ポータルで見られる。(意味は、「翻訳なし」、"No translations") スロヴァキアでは、http://rozbal.to(それを解凍する、"Unpack it")がプリペイドのインターネットアクセスサービスのホームページに使用されている。 スロヴェニアでは、http://najdi.si(自分で探そう、"Find it yourself")がサーチエンジンに使用されている。
[編集] 問題点
ドメインハックの使用は、国別コードトップレベルドメイン (ccTLDs)の便利さを弱めることになる。ドメインハックにより、トップレベルを見るだけでは、ウェブサイトの元の国がどこかの判断が難しくなる。ドメイン名が、サブドメインとURLのパスに分割されることで、本当のドメイン名の意味が無くなり、良い名前をつけていこうという慣習に反することになる。
del.icio.usの様な一部のドメインハックは、慣れるまで覚えるのが大変である。一番間違えやすいのが異なる位置にピリオドを置いてしまうことである。これを避けるために、del.icio.usの場合、www.delicious.comとdelicio.usドメインを同じページにリダイレクトをかけている。
[編集] 関連項目
- ドメイン名
- トップレベル名
- ジェネリックトップレベルドメイン
- 国別コードトップレベルドメイン
- sa.yona.la
- 外国の団体に第2レベルのドメインの定義を許している国別コードトップレベルドメイン(英語)
[編集] ノート
- ^ Winstead, Jim. blo.gs: sold 2005年6月14日.
- ^ Schachter, Joshua. del.icio.us: y.ah.oo! 2005年12月9日.
[編集] 外部リンク
- 検索
- Domain Hacks - ドメインハック検索ユーティリティ

