ドニプロペトロウシク地下鉄

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ドニプロペトロウシク地下鉄ウクライナ語: Дніпропетровський метрополітен, ロシア語: Днепропетровский метрополитен)は、ウクライナドニプロペトロウシクを走る地下鉄である。

歴史[編集]

1979年、ソビエト連邦の大臣評議会は、ソビエト連邦共産党中央委員会によって決定されたドニプロペトロウシクに地下鉄を建設するための調査計画を承認した[1]

大臣評議会による命令を受けて、1982年3月15日に建設が開始された[2]。そして、1995年12月29日キエフ地下鉄ハルキウ地下鉄に続きウクライナで3番目の地下鉄として開業した。

概要[編集]

Vokzalna駅の中央ホール

現在、路線はTsentralno-Zavods’ka線のVokzalna駅からKomunarivska駅までの6駅、総延長は7.1kmである。朝5時半から夜23時まで営業し[3]、一日当たりの乗客数は約22,200人[4]である。

ソビエト連邦の地下鉄に特徴的なパレス形式の駅が作られているが、1990年代前半の経済的な混乱の中での開業であったため、駅の装飾は簡素である。6つの駅のうち、5つは地下深くに、1つは地表近くに作られている。地下深くの駅のうち4つはシングルボールトである。電車は当初5両編成であったが、乗客数の減少のために3両編成となった[5]

拡張計画[編集]

ドニプロペトロウシク地下鉄路線

現在、Vokzalna駅を始点として街の中心に向かう3駅の延伸工事が進められている。延伸区間は当初2017年に開業する計画だったが、資金難のために工事は遅れたうえ一時中断し、Tsentralna駅とMuzeina駅は2019年末の開業を見込んでいる。

また、新しい拡張計画が2008年1月に明らかになり、現在工事中の区間に加えParus駅とParus-2駅の2駅が、現在西端のKomunarivska駅のさらに西に作られる予定である[3]

最初の拡張が終わると、総延長は11.82km、駅数は9駅になる見込みである[3]。また、ドニエプル川と交差する2番目の路線が計画されている。長期的な計画では、ドニプロペトロウシク地下鉄は3路線80kmになる予定である[3]

出典[編集]

  1. ^ Platonov, Vladimir (December 30-January 5, 1996). “Metro as a secret object and symbol of the highest patronage” (Russian). Zerkalo Nedeli. http://www.zn.ua/1000/1550/4873/ 2008年6月21日閲覧。 
  2. ^ Dnipropetrovskyi metropoliten” (Ukrainian). Ministry of Transport and Communications of Ukraine. 2008年6月21日閲覧。
  3. ^ a b c d Information about the metro system” (English). Dnipropetrovsk City Central Internet Portal. 2008年6月21日閲覧。
  4. ^ http://www.dneprstat.gov.ua/statinfo/tz/tz8.htm
  5. ^ Dnipropetrovsk Metro” (English). urbanrail.net. 2008年6月21日閲覧。