トングリ砂漠

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トングリ砂漠(騰格里-)は、中華人民共和国内モンゴル自治区アラシャン盟から甘粛省中部にかけて広がる砂漠。面積は約3万7千平方キロメートルで、中国で4番目に広い砂漠である。トンゴリ砂漠、テンゲル砂漠などとも言う。

トングリ砂漠

東は賀蘭山、西は雅布頼山、南の一部は万里の長城と接する。砂漠の平均標高は1,200mと高い。

「トングリ」はモンゴル語で果てしなく大きな空を意味する。

砂漠の約7割は砂丘が占め、砂丘の中に湖を有した窪地、山地、平地などが点在している。砂丘の多くは三日月形に湾曲した形状で、固定・半固定の砂丘は少なく、風向きの影響で南東方向に移動することが多い。砂丘の高さは10~30mのものが多いが、100mに達するものもある。

また、砂漠の南西部は植物の生育が見られ、マオウヨモギが点々と生えている。砂漠の中にある湖の数は400以上に上るが、大きさは大小さまざまである。淡水湖が多く、湖の周りはヨモギが生育しており、家畜の餌になるので遊牧の拠点となっている。

参考文献[編集]

  • ウィキペディア中国語版『腾格里沙漠』2007年7月26日 14:15の版より翻訳。
  • 腾格里沙漠