トロンプ級フリゲート
| トロンプ級フリゲート | ||
|---|---|---|
| 艦級概観 | ||
| 艦種 | フリゲート | |
| 前級 | デ・ロイテル級巡洋艦 (2代) | |
| 次級 | ヤコブ・ファン・ヘームスケルク級フリゲート | |
| 性能諸元 | ||
| 排水量 | 基準:3,665t | |
| 満載:4,305t | ||
| 全長 | 133.2m | |
| 全幅 | 14.8m | |
| 喫水 | 6.6m | |
| 機関 | COGOG方式 | |
| TM3Bガスタービンエンジン (22,000ps) | 2基 | |
| RM1Cガスタービンエンジン (4,100ps) | 2基 | |
| 推進器 | 2軸 | |
| 速力 | 最大: 28kt | |
| 航続距離 | 5,000nmi/18kt | |
| 乗員 | 306名 | |
| 兵装 | ボフォース 120mm連装砲 | 1基 |
| ゴールキーパー 30mmCIWS | 1基 | |
| Mk.13単装ミサイル発射機 (SM-1MR SAM用) |
1基 | |
| Mk.29 8連装ミサイル発射機 (シースパロー短SAM用) |
1基 | |
| ハープーンSSM 4連装発射筒 | 2基 | |
| Mk.32 3連装短魚雷発射管 | 2基 | |
| 艦載機 | リンクス SH-14B | 1機 |
| C4I | 海軍戦術情報システム (SEWACO I+リンク 10/11) |
|
| レーダー | SPS-01 3次元式 | 1基 |
| AN/SPG-51 SAM射撃指揮用 | 2基 | |
| WM25 砲・短SAM射撃指揮用 | 1基 | |
| ソナー | SQS-505 艦首装備式 | 1基 |
トロンプ級フリゲート(オランダ語: fregat van de Trompklasse, 英: Tromp-class frigate)は、オランダ海軍に在籍したミサイル・フリゲート。
概要 [編集]
1966年、オランダ海軍は、艦隊旗艦の任にあたっていたデ・ロイテル級巡洋艦の後継として、2隻の誘導ミサイル・フリゲート(Geleide Wapenfregatten)の建造を計画した。この計画に基づいて整備されたのが本級であり、1971年よりロイヤル・シェルデ造船所において建造に着手した。なお本級は、イギリス海軍の42型駆逐艦とともに、防空用途に建造された最初期のミサイル艦とされている。
本級は同国海軍初のガスタービン推進艦である。その主機構成は、世界初のオール・ガスタービン推進戦闘艦であるイギリス海軍の21型フリゲートのものを踏襲して、巡航用のロールス・ロイス タインRM1Cと高速用のロールス・ロイス オリンパスTM3Bを組み合わせたCOGOG方式とされた。また外見上も、Y字型の煙突、艦橋上のSPS-01 3次元レーダーを収納した大型レドームなど特徴ある艦容であり、コジャックの愛称で呼ばれていた。
防空艦として最重要のセンサーとなる3次元レーダーとしては、上記のとおり国産のSPS-01を大型レドームに収容して搭載した。またSEWACO I戦術情報処理装置も、アメリカの海軍戦術情報システム(NTDS)に準拠してはいるが、基本的には国産とされている。防空武器システムとしてはアメリカ製のターター・システムが導入され、また個艦防空用としてシースパローIBPDMSも搭載された。ただしシースパローIBPDMS用の射撃指揮システムとしては、国産のWM25が用いられている。主砲としてはホーラント級駆逐艦の退役艦より転用されたボフォース社製120mm連装砲が採用されており、建造当初は艦の前後に1基ずつ設置されていたが、のちに後部の2番砲はゴールキーパー 30mm CIWSに換装された。
| # | 艦名 | 造船所 | 起工 | 就役 | 退役 |
|---|---|---|---|---|---|
| F801 | トロンプ HNLMS Tromp |
ロイヤル・シェルデ | 1971年8月 | 1975年10月 | 1999年11月 |
| F806 | デ・ロイテル HNLMS De Ruyter |
1971年12月 | 1976年6月 | 2001年10月 |
参考文献 [編集]
- seaforces.org. “Tromp class Guided Missile Frigate FFG - Royal Netherlands Navy -” (英語). 2013年2月16日閲覧。
- globalsecurity.org (2011年11月28日). “Tromp Class AAW Command Frigates” (英語). 2013年2月16日閲覧。