トレス海峡諸島

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トレス海峡諸島の位置

トレス海峡諸島(トレスかいきょうしょとう、英語: Torres Strait Islands)は、274の小島からなるサンゴ礁オーストラリア領の諸島。オーストラリアのヨーク岬パプアニューギニアとの間にある南北150km、東西200-300kmのトレス海峡に位置する。クイーンズランド州に属するが、トレス海峡自治政府 (Torres Strait Regional Authority) がトレス海峡諸島民の先住権限に基づく統治を行っている。

歴史[編集]

トレス海峡諸島

1606年スペインの航海士ルイス・バーエス・デ・トーレスヨーロッパ人として始めてトレス海峡諸島を訪問したと言われている。1770年イギリスジェームズ・クック船長がオーストラリア東海岸の上に航海した時、トレス海峡諸島をニュー・サウス・ウェールズ植民地の区域の一部と宣言した。1860年代にヨーロッパ人はトレス海峡諸島でナマコを釣るためと真珠の養殖するため会社を設立した。[要出典] そして、島民は侵略され強制労働にされた。1871年ロンドンの宣教師社会がニューカレドニアロイヤルティ諸島から宣教師をトレス海峡諸島に送り、キリスト教を広めた。

数百の無人島からなるが、うち12の島に人が住み、「アイランダー」と呼ばれるメラネシア系の先住民(トレス海峡諸島民)が暮らす。1980年代以降先住民の権利を要求する運動を展開、1992年にマレー島のエディ・マボが裁判を起こし、マボ判決にまで発展した。

漁業が盛んで真珠養殖がされているほか、美しいサンゴ礁の島々はリゾート地ともなっている。海中には絶滅危惧種であるジュゴンアオウミガメタイマイヒラタウミガメが棲息している。

主な島[編集]

ほか

外部リンク[編集]