トレイシー・スマザーズ

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トレイシー・スマザーズ
トレイシー・スマザーズの画像
プロフィール
リングネーム トレイシー・スマザーズ
フレディ・ジョー・フロイド
シャキール・アリ
ジェイソン・ザ・テリブル
(ニュー・ジェイソン)
本名 トレイシー・スマザーズ
ニックネーム ザ・メイン・マン
ワイルド・アイド・サザン・ボーイ
身長 187cm
体重 106kg
誕生日 1962年9月2日(52歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テネシー州ナッシュビル
トレーナー スティーブ・カーン
スタン・レーン
デビュー 1982年
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トレイシー・スマザーズ"The Main Man" Tracy Smothers1962年9月2日 - )は、アメリカ合衆国プロレスラージョージア州アトランタ生まれ、テネシー州ナッシュビル出身。

若手選手時代はアイドル系のベビーフェイスとして活躍し、キャリアを積んでからはハードコア・レスリングにも対応できる技巧派の中堅ヒールとなって各団体に参戦した。近年はトレーナーとしても活動している。

来歴[編集]

ファビュラス・ワンズスティーブ・カーンスタン・レーンのコーチを受け、1982年にデビュー[1]。地元テネシー州メンフィスCWAにて活動後、1987年ボブ・アームストロングの息子スティーブ・アームストロングをパートナーに、NWAフロリダ地区でサザン・ボーイズThe Southern Boys)を結成。ベビーフェイスの若手タッグチームとして、テネシーやアラバマなどの南部を主戦場に活躍した。

1988年7月には揃って新日本プロレスに初来日。軽快な空中殺法とイキのいいファイトスタイルで好評を博し[2]、同年11月の『'88ジャパンカップ・シリーズ』では、ジョージ高野を加えたトリオでエリミネーション方式の6人タッグ・リーグ戦に参加した。1989年4月の来日時は、和歌山にてアントニオ猪木とのシングルマッチも行われている[3]

1990年ヤング・ピストルズThe Young Pistols)のチーム名でWCWに進出し、マイケル・ヘイズジミー・ガービンファビュラス・フリーバーズを相手に抗争を展開[4]1991年11月5日にはUSタッグ王座を獲得、翌1992年1月14日にロン・シモンズ&ビッグ・ジョッシュに敗れるまでタイトルを保持した[5]

アームストロングとのコンビ解散後は、ジム・コルネットが主宰していたノックスビルのスモーキー・マウンテン・レスリングに参戦。"The Wild Eyed Southern Boy" をニックネームに、プライムタイム・ブライアン・リークリス・キャンディードと抗争した[1]。その間、1993年1月にジェイソン・ザ・テリブル(ラファエル・ロドリゲス)の偽者に変身してW★INGプロモーションに来日。同年11月には全日本プロレスの『世界最強タッグ決定リーグ戦』にリチャード・スリンガーと組んで出場している。

1995年IWAジャパンに来日し、9月29日にカクタス・ジャックとのコンビでザ・ヘッドハンターズから世界タッグ王座を奪取[6]。同時期、アメリカでは当時WWFのマイナーリーグ的な団体になっていたUSWAを主戦場に活動、1996年にはシャキール・アリShaquille Ali)なるイスラム名ヒールとなり、PG-13(J・C・アイス&ウルフィー・D)、サー・モハメッドクイーン・モイシャらによるネーション・オブ・ドミネーションに加入[7]。同年下期からはWWFにも出場したが、ファルークをリーダーに再編されたWWF版ネーション・オブ・ドミネーションのメンバーには起用されず、フレディ・ジョー・フロイドFreddie Joe Floyd)のリングネームでベビーフェイスのジョバーを務めた[1]

1997年、リングネームをトレイシー・スマザーズに戻し、"The Main Man" のニックネームでECWに登場。イタリア系の出自ではないのにもかかわらず、フル・ブラッデッド・イタリアンズに加入して再びヒールに転向する(自身のホームタウンであるテネシー州ナッシュビルイタリアの都市だと主張し、出身地を "Nashville, Italy" としていた)[8]。以後、タッグパートナーのリトル・グイドーおよびマネージャー"ザ・ビッグ・ドン" トミー・リッチとのトリオで活動し、同年10月18日にはグイドーとのコンビでニュー・ジャック&ジョン・クローナスからECW世界タッグ王座を奪取した[9]

ECWには2000年まで在籍し、同年4月にはFMWに来日。以降はXPWやIWAミッドサウスなど各地のインディー団体を転戦し、2005年シェーン・ダグラスがプロデュースしたECWのリユニオン・イベント "Hardcore Homecoming" に連続参加[1]2007年からはインセイン・クラウン・ポッシーが主宰するJCWに参戦している。2008年8月にはレイヴェンらと共にXWFの旗揚げ興行に出場。2010年8月8日には、TNAの主催によるECWリユニオン興行 "Hardcore Justice" にて、リトル・グイドーやトニー・ママルークとフル・ブラッデッド・イタリアンズを再結成した[10]

なお、2008年下期より女子プロレスラーのミッキー・ナックルズがイザベラ・スマザーズ(Isabella Smothers)と名乗り、彼の隠し子という設定のもとJCWやOVWで活動しているが、実際には血縁関係はない。

得意技[編集]

獲得タイトル[編集]

CWA
  • NWAミッドアメリカ・ヘビー級王座:2回
  • CWAタッグ王座:1回(w / ジョン・ポール)
NWA
WCW
  • WCW USタッグ王座:1回(w / スティーブ・アームストロング)[5]
SMW
  • SMWヘビー級王座:2回
  • SMWビート・ザ・チャンプTV王座:3回
  • SMWタッグ王座:1回(w / ダーティ・ホワイト・ボーイ)
USWA
IWAジャパン
ECW
OVW
  • OVW南部タッグ王座:1回(w / スティーブ・アームストロング)
IWAミッドサウス
  • IWAミッドサウス・ヘビー級王座:1回
  • IWAミッドサウス・タッグ王座:1回(w / クリス・ハムリック)

育成選手[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d Wrestler Profiles: Tracy Smothers”. Online World of Wrestling. 2011年5月4日閲覧。
  2. ^ 『新日本プロレス 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P60(2002年、日本スポーツ出版社
  3. ^ Matches von Tracy Smothers 1989-1991”. Cagematch. 2011年5月4日閲覧。
  4. ^ Tag Team Profiles: The Southern Boys”. Online World of Wrestling. 2011年5月4日閲覧。
  5. ^ a b NWA-WCW United States Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月4日閲覧。
  6. ^ a b IWA World Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月4日閲覧。
  7. ^ Faction Profiles: Nation of Domination”. Online World of Wrestling. 2011年5月4日閲覧。
  8. ^ Faction Profiles: Full Blooded Italians”. Online World of Wrestling. 2011年5月4日閲覧。
  9. ^ a b ECW World Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月4日閲覧。
  10. ^ TNA Hardcore Justice: The Last Stand 2010”. Online World of Wrestling. 2011年5月4日閲覧。
  11. ^ NWA Florida Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月4日閲覧。
  12. ^ NWA Continental Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2011年7月25日閲覧。
  13. ^ USWA World Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2011年5月4日閲覧。

外部リンク[編集]