トリックの登場人物

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トリック (テレビドラマ) > トリックの登場人物

トリックの登場人物(トリックのとうじょうじんぶつ)は、テレビドラマ『トリック』に登場する架空の人物について解説する。

主人公[編集]

山田奈緒子[編集]

読み - やまだ なおこ
演 - 仲間由紀恵(少女時代:塚本璃子
自称売れっ子奇術師。得意マジックは、トランプマジックゾンビボール。星座は蟹座
黒門島出身(シャーマンの家系、黒津本家側)で長野在住の書道家の母・里見と天才マジシャンの父・剛三を親に持つ。
黒門島関係者からは、母親ゆずりの強いシャーマンの力を受けついでいるとされている(何度か未来予知ともみられる能力が自分の意思と関係なく発動した事がある。また、触れた傷を治すヒーリング能力を示唆する場面もある)。
インチキ超能力者を見ると見破りたい性分で、重度の負け嫌い。マジックの原理を使って数々のトリックを見破る。基本的に霊能力超常現象の類は信じず、「全て奇術で説明できる」という信念を持っている。しかし、母のインチキ商売や論理的な問題、または黒門島絡みの事件の時には全く歯が立たない。これらの問題に関しては大抵、上田があっさり解決する。また、一方で、幽霊・宇宙人の類は信じている[1]。逆に自分がマジックを使ったインチキ商売をした際は、子供相手に手玉に取られてしまい、失敗した。
口癖
決め台詞は「お前のやったことは全部お見通しだ!」。時折このセリフは他の単語も付加され(「まるっとお見通しだ!」や「全部エブリシングお見通しだ!」など)長くなる(劇場版から)。スリット美香子に出会ってからは、「スリット」をお気に入りにしている。
生まれつき自然に笑うのが苦手であり、元々表情の変化も少ない方だった(小説版より)。その為か、笑い方も「エヘヘヘヘ」「ウヒョヒョヒョヒョ(ウヒャヒャヒャヒャ)」と言う独特なものである。このような笑い方は奈緒子のみならず、里見や黒門島の人間も同じ笑い方をする。
突然アクシデントが発生した場合や力を込める時は「にゃっ!」「うにゃー!」と叫び、自らの奇術で念を送る際には「くわっぱ!」「にゃむ〜っ!」といった奇声を発するのが一般的となっている[2]
学識(国語)がなく、窮地を「きょうち」、特上を「とくうえ」、川柳を「かわやなぎ」、渡米を「ワタリゴメ」、蛇口を「へびぐち」、井ん中の蛙を「どんなかのシャケ」など、奇妙な当て読みをしては上田から突っ込まれている。特に劇場版2では、「筐神」の「筐」を当て読みすることすらできなかった。
癖・コンプレックス
目が覚めたときに足が障子を突き破っていたり、ひどいときには映画『リング』に登場する亡霊山村貞子のような動きで這い回るなど、非常に寝相が悪い。寝言も非常にうるさい上に支離滅裂な内容である(遠山の金さん旅先でこむら返りにあって金メダルを逃し助さんと格さんに謝った等)が、どちらも母譲りであるらしい。
雉汁を「うん…まずいこれ」と言いながらも笑顔で全てたいらげたり、イチゴ味のかき氷卵黄きゅうりを乗せて食べたり、ヒカリゴケを食べて「うまい」と言うなど、かなり変わった味覚の持ち主である。
貧乳コンプレックスで、豊胸パッドを愛用している。上田をはじめ男性の登場人物からは貧乳といじめられることが多い。
一夜を共にした男性はいるのかと質問された時は、意味深な表情をして硬直した後、かなりたくさんいるとの返答をしている。(直接男根を見ること自体は平気。)
“黒門島”絡みの話になると一人で何もかも背負い込もうとしてしまう癖がある。普段なら簡単に見破るトリックの類もこの時は簡単に信じこんでしまうが、おもに上田によって難を逃れている。
仕事
本職はマジシャン。夢はハリウッドの大ステージに立つことであり、偉大なマジシャンであった父に追いつくことを目標に夢を追いかけている。いつも花やしきマジックを披露しているが、観客がいないため冒頭ですぐにクビにされる。劇場版2ではアシスタントに降格させられてしまう。ストーカー的な追っかけ、照喜名保がただ一人のファンである。
大半を奈緒子が解決している一連の事件の手柄も、ほとんど教授という肩書きを持つ上田のものとなっており、上田が学者として名声を得ているのに対し、奈緒子は全くの無名である。
著書に「超天才マジシャン・山田奈緒子の全部まるっとお見通しだ!」があり、その中で奈緒子役の仲間由紀恵と奈緒子が直接対談している。「山田奈緒子」名義で写真集も出版されている。
自宅
自宅は東京都荒川区東尾久9丁目21-8池田荘202号。父のようなマジシャンに憧れて、マジックの道に入り上京した。友達は飼っているカメハムスターのみ。
マジシャンとして全然売れないために、いつもお金に困っている。池田ハルが営むボロアパート「池田荘」に住んでいる。家賃を滞納することが多く(要求に応じる報酬として上田に立て替えさせることもある)、新作スペシャルでは強制的に追い出された挙句、劇場版2では事件を解決している間にアパートを取り壊されてしまった。新作スペシャル2でオートロック[3] に建て替えられた「エコメゾン・池田」に住むが家賃の滞納は相変わらずで、劇場版3ではハルにロックナンバーを変えられてしまう。ハルに変更される前のロックナンバーは「33310 3419696 4126117」で、「スリスリスリット、みよいクログロ、よい風呂いいな」と語呂合わせになっている。
金欠病
初めて500円札などを見た時に「どこの国のお金?」と言うなど、旧札を見たことがない。小説版では旧札ではなく一万円札になっており、“奈緒子は生まれてこのかた、一万円札を見たことがない”という設定になっている。その他、道に落ちている鶯パンを拾おうとしたり、ニセ金の玉を使って福引の商品米俵を手に入れたり、誤認逮捕で留置所に入れられたあとに無罪放免が決まった際には、1日3食の食事目当てに「留置所にずっと入れてくれ」と頼んだり、挙句の果てには「上田の命」と「3万円の金券」のどちらを選ぶか迫られた時に、少し迷ったあげく「金券」を選択するなど(時系列的に前の劇場版では、神崎と南川からの謝礼の埋蔵金提供を、上田の身を案じるあまり拒否していることから、その時以上に貧窮していると思われる)、その貧窮ぶりは非常に深刻なものである(食べ物を前にすると人の食事だろうが遠慮なしに食べまくるほど。チキンラーメンのCMおよび劇場版3では、チキンラーメンを山のように買い貯めている)。事件の依頼人や事件の経緯によって手に入るはずの報酬や財宝は数億円単位のものまであるが、金運のなさなどによって手元から離れてしまう。
趣味・嗜好
時代劇が好きで、イチオシは暴れん坊将軍。暴れん坊将軍見たさに夜めざめてテレビを探しに単独行動をとったり、旅館で見られるチャンネルに暴れん坊将軍が無いことを嘆いたりする。劇場版で暴れん坊将軍しか放送されていないという糸節村を訪れた際、「一生住みたい」と興奮していた。
人間関係
今まで対決した一部の霊能力者たちからは(特に黒門島絡み)、上田とはいずれ敵どうしになるとほのめかされている。
奈緒子は上田に対して普段は恋愛感情を感じさせない態度だが、上田に危機があると本気で心配したり、各シリーズ最終エピソードでは彼を特別に想うような描写があったり、劇場版では暗号を勘違いして動揺したり、上田が死にかけ最後に言おうとした言葉を執拗に問い詰めたり、アパートに住めない場合彼に同棲をせがむなど、所謂ツンデレな態度をかせている。また、上田が他の女性に近づいているか、(スリットに)見とれている際は、ヤキモチを焼く描写もある。
基本的には心優しい正直者らしく、人をだますことは苦手である。『劇場版』の第一作目では糸節村の村民たちの前で神を演じることになった時、プレッシャーのあまりつまづいて転んでしまい、台詞も「わ、私が、神だぁ」と丸々棒読みで、たちまち村長に疑われた。続く『劇場版2』では筐神佐和子の魔の手から富毛村を救うという気負いもあってか、かなり頑張って「私は霊能力者、窓神窓子!」と演じ切った。最終的に『霊能力者バトルロイヤル』では、万練村からの貢ぎ物や財宝欲しさに大がかりな脱出マジックをやって「私こそ、本物の霊能力者!」と堂に入った演技を見せている。このことからも解るとおり「だますことが苦手」というマジシャンとしては致命的な性格ながらも、条件次第ではある程度の演技力を発揮し、また、勢い慣れも早い。

上田次郎[編集]

読み - うえだ じろう
演 - 阿部寛
日本科学技術大学(日本科技大)理工学部教授(第1シリーズのみ助教授)。専門は物理学(なぜか、新作スペシャルでは医学部卒を自称している)。自称IQ240。拝島(東京都昭島市)出身。1965年11月4日生まれの蠍座。自宅は東京都世田谷区奥沢9丁目3番12号自由が丘マンション106(設定上であり、実在しない住所)。愛車は、自身が尊敬していた教授の遺品である“次郎号”で、車種はトヨタ・パブリカ(初代)。よくドアが取れたりエンストしたりしていたが、テレビ版スペシャルではエンディングで誰も乗っていないのに勝手に動いていたり、呼ばれて後をついて行ったりするなど謎が多い。コンピュータが搭載されているのかどうかは不明。
特技は通信教育で学んだ空手(自称・免許皆伝レベル)、柔道相撲で、大人数の敵を一人で圧倒してしまうほどの強さを誇る。そのほかにフランス語、四桁の四則演算暗算ヒューズ取替え検定一級など、奇妙な免許やスキルを会得している。素潜り大会でジャック・マイヨールに勝ったと豪語する。
傲慢な性格で、自身を「世界一の天才」「歴史的天才」「セレブ」と自称しているが、不可解な現象を見るとすぐに気絶したり高所恐怖症だったりと、臆病で気が小さい。背が高いため頭上の横柱などによく頭をぶつける。
長男であるが、名前が“次郎”となった原因については、本来彼の名前は“一郎”とされるはずであったが、彼の父である上田巌は、一度浪人生活を経験したことをコンプレックスとしており、一郎という名前をつけると、息子の名前を呼ぶたびに「一浪」を連想してその屈辱を思い出す、として役所に提出する直前に「次郎」とした。
自他共に認める超が付くほどの巨根で、その事が若干コンプレックスになっているが、村人達に襲われそうになった際に敢えて見せつけて怯ませた事もある(大きい根っこ作戦)。しかし、あまりに大き過ぎて未だ童貞である事が悩みである。ややフェティシズムな傾向があり、性交の妄想をする際はマニアックなことを想像する。
若くて綺麗な女性に弱く、犯人がそうした女性だと簡単に利用されてしまう。女性は大概の場合、上田に好意を寄せるのだが実態が判明すると距離を置くようになる。ただし、この傾向は奈緒子には適用されない。
牛乳が好物でよく飲んでいる。本人曰く「俺の頭脳には毎日3リットルの牛乳が必要」との事。食欲も旺盛で、米ならいくらでも食べられるという。
事件の依頼が来るとすぐに奈緒子に頼り、一緒に調査を行おうとする。奈緒子のことを「山田」「YOU」(里見の前では「奈緒子さん」)と呼んでいる。また、見栄を張る時に「○番助手」(○に当てはまる数字はだんだん増え、新作スペシャル3の時点では3776番)と言い表すこともあり、「奉公人」や「付き人(世話人)」、「ストーカー」と呼ぶ事もある。だが、奈緒子をからかったり協力させる時だけは恐ろしく頭が回り、否が応でも協力せざるを得ない状況に追い込む。方法としては基本的に金と食べ物で釣る。また、奈緒子に解決させた事件のアイテムを自分の研究室に持ち帰り、コレクションしている[4]
論理パズルや確率などには強いが、霊能力者や超能力者(とされる人物)の術を見るとすぐに騙されてしまう。得意の中学・高校の理科の知識を使ってトリックを見破ることもある(光の屈折や音の共鳴等)が、大概はそれに引っかかってしまう[5]。奈緒子の使う手品のトリックにも気付かないので、「デクの棒」などと見下されている。また第三シーズンでは奈緒子同様漢字の読み間違いが増えていた(依頼人の名前が多く明日香をあしたか芥川をちゃがわなど)。また犯人の動機を推理することは得意なようで奈緒子がわからなかった事件の動機を言い当てたこともある。
負けず嫌いで非を認めず、自分が判らない事柄を奈緒子があっさり解決すると知ったかぶりをする傾向にある。これは彼の学友らも同様。学友たちは官僚など社会的地位が高いが、どこか間が抜けている。
超常現象等を全否定しているのにも拘らず、自分の先祖が想像上の生き物・天狗であることを公言しており、間宮林蔵のきわめて遠い血筋を自称している。さらには、タイムスリップして、平賀源内エレキテルを教えたとも語っている。
自宅は高級マンションで、筋トレグッズが所狭しと並んでおり、テーブルの上には「橋」の模型が置いてある。なぜか奈緒子の部屋について詳しく、勝手に部屋に上がり込み、お茶を飲んでいる事もある。
上田の著作物として、「どんと来い! 超常現象(通称“どん超”)」「どんと来い、超常現象2 〜黒門島ひょーりゅーき〜」「どんと来い、超常現象3 〜そして私は伝説になった〜」「どんと来い、超常現象4 〜私のLEGENDに終わりはない〜」「IQ200 どんと来い、超常現象5」「なぜベストを尽くさないのか(通称“なぜベス”)」がある。依頼人たちはその愛読者を自称しており、著作を持参することもあるが、一読して投げ捨てられたこともある。これらの本は「日本科学技術大学教授上田次郎のどんと来い、超常現象」「日本科学技術大学教授上田次郎のなぜベストを尽くさないのか」として後に書籍化されている。
特に「なぜベストを尽くさないのか」は彼の座右の銘であり、自分に言い聞かせる(言い聞かせられるパターンもあり)と圧倒的な戦闘力で格闘する、縄を引きちぎる、断崖絶壁を這い登る、忘れていた知識を思い出すなど、超人的な力を発揮する。劇場版2では、モンキー・D・ルフィのように腕や脚を伸ばして攻撃を行うという人間の域を超えた離れ業を披露した。上田によると「なぜベス」と呼ばれるこの本は2000部売れたらしく、売っている場所は大概がブックオフ。元ネタは、アメリカ合衆国第39代大統領ジミー・カーターの自伝のタイトル(原題は Why not the best)。
新作スペシャル2及び劇場版3では、自分の人形(上田次郎人形)が登場。自分以上にリアクションを取り、「なぜベストを尽くさないのか」と声が出る。本人曰く、誕生日に科技大の女学生から贈られたとの事。
彼が考案した「貧乳の唄(貧乳ソング)」の歌詞のフルバージョンは、TRICKのDVD2巻の「やむなく落ちたカット集(やむ落)」で見ることができる。
テレビ朝日ワイド!スクランブルで、「どんと来い!超常現象!!!」というコーナー(ドラマのみの架空のコーナー)を持っていたが短命に終わる。また、仲間由紀恵の「笑っていいとも!」(フジテレビ)の「テレフォンショッキング」出演時には、阿部寛が「日本科学技術大学教授 上田次郎」の名で花輪を送ったことがある。
本人曰く元グリーンベレーである。
奈緒子ほどではないが金欠であるらしく依頼人の依頼を断ろうとするが莫大な研究費を工面するなどの条件で即承諾したり出すお茶の質をあげることもある。
渡辺哲のトーク番組「哲!この部屋」を見逃さない。第1回のゲストは阿部、上田共にファンである南野陽子
ことあるごとに奈緒子を己の名声の為にこき使うが、黒門島絡みで奈緒子が離れていった時、危険を顧みず単身助けに行くなど、彼女に対して特別な感情を抱いている節もある。
プロポーズの意味として認識していた文字を贈ったり、劇場版で危機的状況の際、奈緒子に何かを伝えようとしたりと時にはそれらしい態度を取るが、本心は定かではない。
奈緒子と同様に友人が非常に少ない。自宅には奈緒子と、その母である里見しか入れたことがない。部屋に置いてある野球盤やツイスターで相手がいると仮定した一人遊びを日常的に行っている。また、仕事も奈緒子同様聴講生が非常に少なく、来ている人も居眠り目的の生徒ばかりだったが劇場版ラストステージでは追加で机が足されるほどの人気授業になっていた。[6]

警視庁公安部[編集]

矢部謙三(やべ けんぞう)
演 - 生瀬勝久(少年時代:吉井克斗<『警部補 矢部謙三』より>)
警視庁公安部の刑事で、階級は警部補関西弁。『トリック』のスピンオフドラマ『警部補 矢部謙三』『警部補 矢部謙三2』の主人公。天満橋中学出身。
奈緒子と上田が事件に遭遇するとなぜか決まって現れる。基本的には面倒くさがり屋の怖がりで、仕事をせずに遊んでばかりいるダメ刑事。
公権力や権威に基づく上下関係に非常に敏感。そのため権力者や権威を感じさせる肩書きには滅法弱く、著名な大学助教授(後に教授)である上田には常に低姿勢である。逆に胡散臭い手品師の奈緒子に対しては邪険な態度を示し、何か事件があるとすぐ奈緒子を容疑者扱いする。さらには犯人グループに追い詰められると奈緒子らを差し出し自ら助かろうとすることもしばしば。そのため正義感などはないと思われがちだが「パントマイムで人を殺す女」の黒坂美幸には激怒しており「お前のような奴は絶対に許さへん!きっちり法の裁き受けさしたる」と言っている。石原を始め部下に対してもよく鉄拳制裁を行う。最近では上田や奈緒子と関わるのを煙たがっているが、初期は行動を共にする事がよくあった。
誰が見てもバレバレのカツラを着用しているが、本人は決してその事実を認めず、自分の部下以外の人間には絶対に髪の毛を触らせようとしない。更にカツラや髪の毛、植毛・増毛に関する言葉や「偽物」「ずれている」「神隠し(=髪隠し)」「生える」方言の「〜ずら」などの言葉にも過剰に反応する(新作スペシャル2では、「これは帽子みたいなもんや」と自ら言ってしまったことがある)。また、強い風の吹く場所にはそこが事件現場であろうとも絶対に赴かない。
趣味は温泉巡りで、発毛に効果がある湯を特に好んで入浴する。入浴中にカツラを外しているところを目撃されることもしばしば。美容院へ当然のように行き、美容師を困惑させることもある。カツラが頭から外れると、画面上で頭にボカシがかかる。カツラの下を見たのは奈緒子、矢部の部下3人、糸節村の数人、クーリット国 ゾーケン王子一行等。
料理が得意で、エプロンをつけて本格的な朝食を作る。テレビシリーズ中、一度だけその腕を披露しており、その際の料理は“スペシャル・チャイニーズ・モーニング、ダンシング・シュリンプ・ファイヤー”という怪しげな物だったが、見た目は「エビチリ」そのもの。
事件で殺害された被害者が身につけている服や小物、携帯電話の着信メロディなどが気に入ると同じ物を調達するといった、不謹慎な趣味を持っている。
携帯ストラップには、スタッフの私物のピーポ君(非売品)を着けていた(第1シリーズ)。現在は秋葉たちと、自分のストラップ(引っ張ると、カツラと分離する)をつけている(警部補 矢部謙三)。携帯の着メロは、第1シリーズのエピソード2までは「箱根八里の半次郎」、エピソード3以降は「月の法善寺横丁」、第2シリーズ以降は「六つ墓村(第2シリーズepisode1)」で登場した手鞠歌を使用。
石原達也(いしはら たつや)
演 - 前原一輝
矢部を「兄ぃ(アニィ)」と慕っている後輩の刑事。
極道映画好きで、その影響により、金髪オールバックで怪しさ全開の広島弁(もどき)を喋り、やけに裾の短いズボンなど不可思議なファッションと言動が特徴。階段を上るたびよく途中で転げ落ちる。
矢部に心酔しており、理不尽に殴られても「ありがとうございます」と叫ぶ。また、推理力、洞察力、論理性は皆無だが、山田や上田の危機に直面していることを時に彼らの命の危惧をするなど、矢部よりは二人のことを真剣に扱っている。奈緒子のことは「姉ちゃん」と呼んでいる。
彼の広島弁は、任侠映画を鑑賞して身についたものであり、正確なものではない。妖術使いの森(第2シリーズepisode5)で頭髪が伸び、いつもの金髪オールバックからサラサラな黒髪になった際は広島弁ではなく、さわやかな標準語かつナルシストな雰囲気になっていた(また、心酔しているはずの矢部にもタメ口で、禁句やら暴言を平然と吐いていた)。
俳優・陣内孝則に心酔しているという隠し設定があり、第1シリーズの最終話で「陣内」と書かれたTシャツを着用している。また、自身の学歴にコンプレックスを抱えており、大学等の学士がたくさんいるところは苦手。
携帯電話には、千羽鶴など変わったストラップを付けている。着信メロディは、はぐれ刑事純情派のテーマソングを使用している。
いつも矢部と行動を共にしていたが、第3シーズンより矢部の元を離れ、そのまま公安部に所属し全国トイレ水洗化計画などに従事。(DVD「警部補矢部兼三」特典映像TORIKU2010超還元版による。小説版では広島県警に移動設定)。矢部との繋がりは、電話で頼まれた仕事を引き受けるのみとなっている(2003年に、石原を演じていた前原一輝が芸能界を引退したため、第1・第2シリーズ・劇場版1までの出演)。
2010年5月放送『警部補 矢部謙三』のepisode 5では、本編最後のコーナーで自分の写真のお面をつけて登場。そして、最終回のepisode 5.1では、自分の写真のお面(額のところに「七年ぶり」と書かれていた)をつけて現れたものの、ついにお面を外し矢部と息のあった掛け合いを展開した。そして、本編終了後のミニコーナー『TORIKU2010』の中で、秋葉に戻ってこないかと頼まれるが、自分は皆の心の中で生きていられればそれでいいと言って、「石原刑事よ永遠に」というテロップと共に去っていった(ファンの声にも後押しされ、木村ひさし監督などの要請に答え前原一輝が期間限定で俳優復帰した)。
episode 5での再登場の際、自ら「カムバック」と書かれた掛け軸を掛けた。そして、去っていく場面の掛け軸には「アイルビーバック?」と書かれていた。
その宣言通りに2014年公開の『トリック劇場版 ラストステージ』にも登場している。
菊池愛介(きくち あいすけ)
演 - 姜暢雄
石原の後釜として、矢部の部下になった刑事。第3シリーズから登場。
東大卒であることを常に鼻に掛けており、話すときはいつも「私は東大を出ています」と言う。さらに背中には「東大理三」と入れ墨を彫っている。元々医者志望で、本人曰く「犯罪と言う名の病巣から、一人でも多くの庶民を助け出したい」という理由で警察官僚を目指した(しかし実際は医師国家試験に落ちたため)。
法律や医学関係の知識は豊富で、本人曰く「あらゆる薬物毒物を、舐めてその種類を特定できる」らしい。潔癖症で、「靴が汚れる」や「森臭い」などと言い、山奥や森には絶対入らない。
若干ではあるが奈緒子に対して協力的な一面を見せることもある、また観察力は矢部よりは優れており奈緒子にヒントを与えることもある。
本作の中では警察の階級によって警察手帳の大きさが違うらしく、矢部は一般の警察手帳と同じで、菊池は一回り大きい警察手帳、階級の高い警視庁公安部の潜入捜査官はさらに大きい警察手帳となっている。登場した直後は矢部のことを先輩と言っていたが、新作スペシャルでは警部に昇進し、矢部の上司となる。更に高学歴を鼻にかけるようになり、その後、調子に乗って鉄拳制裁を喰らう。『警部補 矢部謙三』では警視庁参事官に昇進したが機密事項を自分だけ知らされない、同クラスの参事官に無視される、事件捜査に参加させてもらえない等『お飾り』の扱いとなり新作3、ラストステージには出演していない。
秋葉原人(あきば はらんど)
演 - 池田鉄洋
昇進した菊池に代わり、新たに矢部の部下となった刑事。『新作スペシャル』からの登場。
ベッタリとした長髪と無精ひげが特徴。背広に運動靴といったアンバランスな服装など、身だしなみに無頓着。いつもヘラヘラしていて、つかみ所がない。名前の通りアキバ系で、パソコンの知識は異様に高い上、自作と思われる大掛かりな捜査機器を紙袋に入れて持ち歩く電脳オタク
科学的な捜査が得意で、現場検証の記録もその場で捜査機器に打ち込むことが可能。しかし、電波が届かない地点があることを知らなかったり、現場検証のデータも面倒臭がりの矢部のせいで無駄になったり、捜査に出向いた先に電波が届いていなかったりで、その豊富な知識が役に立たない事がある。
天然で空回りしがちな行動が多いが、矢部救出のために大胆な作戦を講じたり、モールス信号を理解できたりと意外に頭脳が明晰である(警部補 矢部謙三、 警部補 矢部謙三2 )。
奈緒子に一目惚れし、「萌えー!!」と叫ぶなど、「萌え」という発言を連発する。しつこい萌え発言に矢部は「もうええ(もういい)」と言った。彼は堪忍袋の緒が切れると「暴走モード」という状態になり、いわゆる“キレた”状態になる(「広報人 矢部謙三」で描写)。しかし、その「暴走モード」は長続きせず、約18秒過ぎると普段の状態に戻る[7]。前述通り奈緒子に惚れているが歴代の部下の中では最も奈緒子・上田には非協力的でありこれは新作スペシャル以降矢部が奈緒子・上田と行動を共にすることが減ったためである。
浦野一美(当時 SDN48に所属。)のファンで、写真をスーツの内側に貼っている(劇場版3)。更に背中には「一美ちゃん命」と入れ墨を彫っている(新作スペシャル2)。現在はナビラ・ラトナ・アユ・アザリア(JKT48)のファン(警部補 矢部謙三2 わしの伝説 その(5)「おとり捜査の罠 矢部謙三VS矢部謙三」より)。

山田家[編集]

山田里見(やまだ さとみ)
演 - 野際陽子
奈緒子の母。沖縄の“黒門島”でシャーマンとして過ごしていたが、剛三が現れ、親が勝手に決めた婚約者との結婚式当日に、崖から飛び降りたふりをして、ボートで島を抜け出す。
長野県の山の中で過ごしながら、子供たちに書道を教えている。書道では子供たちに自由に書きたい言葉を書かせており、なぜか番組宣伝やネタバレ、裏番組の金曜ロードショーに関するネタ(「なんどめだナウシカ」、「こうなりゃ年一」など)を書く。中には「パート2やりたい 一同」「映画化希望」「パート3希望」などと書かれたものもある。
娘に代わって事件を解決したこともあり(妖術使いの森)、決め台詞は「全部ごりっとお見通しだ!」であった。身一つで上京していった奈緒子を常に心配している。また、奈緒子同様、寝相が悪く寝言も酷い。
シャーマンである事からか、時折何かを予感する事もある他に洞察力も鋭い。また、何かと奈緒子と上田の行く先で遭遇する事が多い。
初登場時の髪型はボブ・カットであったが、第2シリーズ以降は野際の定番キャラの結った髪型になっている。
第2シリーズでは、文字に不思議な力を持つという噂が立ち、政治家が直々に現れては選挙ポスターなどの文字を依頼してくるほどの人気がある書道家となっている(その中には大仁田厚もいる他加藤先生田中先生ブッシュ先生プーチン先生なる人物も依頼してきているらしい)。しかし、奈緒子以上の強欲さゆえ、かなりの大金を積まなければ書いてはくれない。文字には料金プランも定められており、1文字100万円の「デラックスコース」、1文字10万円の「エグゼクティブコース」、1文字5万円の「一般コース」とあり、申し出が無い場合には強制的にエグゼクティブコースにさせられる。
サイドビジネスも行っており、劇場版ではお守りやお札のインターネット通販、新作スペシャルでは希望の性別の子供を授かるというお札、新作スペシャル2では必ず恋が実るという「婚活封筒」を販売している。劇場版3では遂に自身の書が展示されたミュージアム「山田里見 美字っ館」を開館した。新作スペシャル3では書道教室を全国にチェーン展開しようと目論んでいる。他にも金儲けの商売を色々と思いつき大儲けしているが、娘の奈緒子には一銭も渡っていない。
劇場版2では選挙に立候補したが落選[8]し、原因を調査した所、ポスターに書く市の名前を間違えて書いていた(「北平山市」を「北ヒマラヤ市」と書いた)。
理路整然と文字の効用を説くことが多いのだが、都合が悪くなるとかなり強引にその場を凌ぐ。
本人曰く、剛三からのプロポーズはフランス語だったらしく、若い時の二人の回想シーンはなぜかフランス人になっている。
夜、奈緒子の家の電話に上田が出たため、奈緒子と上田が恋愛関係にあると勘違いしたこともある。上田のことはとても気に入っており、奈緒子の身の安全等についても信頼を置いているため、上田からは「お母さん」や「お母様」と呼ばれている。
奈緒子が池田荘より里帰りするときは、電車を8回乗り換えして113駅を通過してやってくる。
当初はシリアスなセリフの多い役柄だったが、シリーズを重ねるごとに完全なボケキャラへと変化していった(新作スペシャル以降黒門島絡みの話が無くなったため)。
山田剛三(やまだ ごうぞう)
演 - 岡田眞澄
奈緒子の父で、里見の夫。著名な天才マジシャンで、幼少時代の奈緒子に色々な手品を教えていた。
超能力や超常現象に対しては「すべてマジックで説明できる」という信念を持っており、テレビ等で自称超能力者と対決したこともある。また、この信念は奈緒子にも受け継がれている。だが、死に際に霊能力者の存在を認める発言も残していた。
奈緒子の幼少時に水中脱出トリックの実験中に事故で死亡し、この事故はマスコミにも大々的に報じられ、奈緒子も黒津兄弟に会うまで「事故であった」と信じていた。

池田荘の住人[編集]

池田ハル(いけだ はる)
演 - 大島蓉子
奈緒子が暮らすアパート「池田荘」の大家。奈緒子の天敵
住所は東京都荒川区東尾久9丁目。最寄駅は山手線千代田線西日暮里駅(ドラマ設定より)。
いつも奈緒子が家賃を滞納するので、何度も住民のジャーミーを従えて家賃支払いの催促に赴いているが、なかなか払わない奈緒子に代わりとして、奈緒子のペットのカメを食べようとしたこともある。第1シリーズではウサギを飼っていた。
ジャーミーとの間にいつしか恋が芽生え、劇場版では2人が結婚し、第3シリーズでは2人の間に双子の娘が生まれた。劇場版3では更に4人生まれた。
ピラニアから抽出した1滴3万円する精力剤を購入し、ジャーミーに飲ませていた事がある。
劇場版ではアパートを建て替えてマンションにする予定だったが、“日本トイレ水洗化計画”に業者が借り出された為頓挫し、未だにボロアパートのままになっている。新作スペシャルで一度は奈緒子を追い出すが、劇場版2では部屋を返してやっていた。しかし、同劇場版のラストではついにアパートを取り壊して建て替えを強行し、帰宅しようとした奈緒子を人生最大のピンチへ追い込む。
劇場版2から新作スペシャル2の間にはリフォームが行われ、「エコメゾン・池田」という名称になったが、全室オートロックになった以外は池田荘とあまり変わらない。ハル曰く“新進気鋭のエコ建築家”に頼んだら偶然池田荘と同じになったとの事。アパート入口横のシャッターが閉まっていた場所は「池田広場」と呼ばれるスペースができ、住人や近所の人を集めてイベントなどが行われている。
ジャーミー君
演 - アベディン・モハメッド
奈緒子が暮らすアパート「池田荘」で、奈緒子の隣の部屋に住むバングラデシュ人。
喋る日本語は片言で、“不法侵入”を「フシンホウニュウ」など時々言葉を間違える。故郷の家族に送金しながら、家賃も必ず払う律儀な青年だったため、ハルは彼を気に入っており、劇場版ではハルと結婚。第3シーズンでは双子の女の子が生まれた。名前はハーミーとジャル。劇場版3ではジャス、アナ、ケイ、ブルンネンの4人の子供が生まれた。
第1シリーズ第4話では、上田が考案した「貧乳の唄(貧乳ソング)」を歌うなど、インパクトのある歌をよく歌っている。
埼玉県蓮田市にある職場で勤務している。

その他の住人[編集]

森山周一郎(もりやま しゅういちろう)
オープニングなどで、歴史上の逸話などを解説する語り部。
ハルとの結婚後のジャーミーはハルと同居しているため、ジャーミーが住んでいた部屋には、森山周一郎が住んでいる。
ジブリ作品「紅の豚」の主人公であるポルコ・ロッソや「刑事コジャック」の吹き替え声優として有名であるため、出演時には「飛ばない豚はただの豚だ」「刑事コジャック」などの台詞を言っていた。
彼が奈緒子の書いた自伝に寄せた文によると、後々建つであろうマンションは肌に合わず、元の池田荘のようなボロアパートが好みなので、また別のボロアパートを探して引っ越す予定らしい。
神部明(かんべ あきら)
演 - なすび
神部知世(かんべ ともよ)
演 - 田所二葉
新たに池田荘に引っ越してきた夫婦。
初登場の新作スペシャルでは、家賃を払わない奈緒子を追い出す為に、ハルが奈緒子の部屋に住まわせようとした。劇場版2からは、森山周一郎が住んでいた部屋に住んでいる。奈緒子とは対照的に、しっかり家賃を払う為、ハルから気に入られている。
子供を欲しがっており、池田荘にやってくる前には里見の家へ立ち寄って、必ず希望の性別の子供が生まれるお札を購入している。
常に「sapipa」や「キット村」などと書かれたトレーナーをペアルックで着用している。

その他の人物[編集]

照喜名保(てるきな たもつ)
演 - 瀬戸陽一朗
奈緒子の熱狂的なファンであり、奈緒子の行く先々に現れる。愛媛県新居浜市中萩の出身。
本職は屋台の沖縄そば屋。一度奈緒子と上田がこの店で食事をしていたことがあるが奈緒子には「東風平さん?」と間違えられていた。
当初の企画段階では沖縄風の名前にすることで最後に黒門島関係者としてストーリーに絡む予定だったらしいが、結局は愛媛のミカン農家出身とされてしまい、ストーリー本筋に対しては最後まで無関係な人物となってしまった。
瀬田一彦(せた かずひこ)
演 - 遠藤直哉
里見が住む村にいる医師。奈緒子に片想い中で、そのため里見に奈緒子との仲を取り持ってくれるように頼んでいる。
選挙にも出馬したが、一般人よりも無知で「事前選挙」が何なのか知らずにやってしまったことがある(公職選挙法違反)。子供に騙され、子供にも選挙権があると言われたために子供相手に選挙活動を展開した結果、落選。子供に「馬鹿瀬田」といわれ馬鹿にされる。
瀬田を演じた遠藤の都合により、第1シリーズのみの登場。第3シリーズでは彼の名刺が映り、それによると長野市市議会議員に当選したらしい。
南方熊作
演 - 六平直政
第3シリーズのepisode1・5のみの登場。「神の象の像」を探し回っている男。柳田黒夫の弟子を自称する民俗学者と名乗るが、実際は黒津分家の使いであり、黒津分家の命令で、里見の監視をしていた。episode1では「神の象の像」の在り処を探しに暗躍し、episode5では「神の憎悪の象の像」の封印を解く鍵を奈緒子を人質に里見から聞きだしている。
本当の正体は黒津分家へ潜入捜査していた公安部の刑事で階級は警部。なお周囲から過大評価されていることが多い矢部に対して「バカか?君は」と面と向かって言った珍しい人間である。

その他[編集]

次郎号
上田の愛車。車種は1966年型のトヨタ・パブリカ。外観、エンジン音等から空冷水平対向2気筒700ccエンジンを搭載したUP10最終型であると思われる。ボディカラーはメドウ・グリーン。年季の入った車だが、実は元々上田が尊敬していた唯一の人物ともいえる、柏崎耕造教授(第47代日本科学技術大学学長)のものであり、権力闘争で心身共に疲れ果てた彼が、1998年に心筋梗塞で亡くなった後、彼が受け継いで乗っている。
上田はこの車を大事に扱っているが、劇場版で奈緒子にサイドミラーを壊され、第3シリーズではドアがすぐに外れる状態となっているほか、ガソリン補給もよく忘れられている。サイドミラーはガムテープによって補修がなされていて、外れたドアの方は、上田がいつもテイクアウトしている。新作スペシャルからは何故か自走するようになった。新作スペシャル2ではエンジンを切った瞬間に自動でドアが外せるようになった(通称「軽ウィング」)他、上田次郎本人の手でハイブリッド化されている。
次郎号の名付け親は、阿部本人とのこと。
背中わらし
第2シリーズの六つ墓村に出没すると言い伝えられている子供の妖怪
疾しい心の持ち主には後ろからのし掛かり、首を絞めるとされている。奈緒子は水上荘の納戸の中を捜索している時に実際に襲われた。
実際には村の地形が窪地という特性の為、二酸化炭素や空気より重い有毒ガスが充満して起こる現象である事が上田によって証明された。
ガッツ石まっ虫(がっついしまっちゅう)
第3シリーズの蛾眉村に生息している架空の昆虫
通称「ガッチュウ」。害虫ではないらしい。羽アリやアシナガバチのような形をしているが、顔の部分のみガッツ石松になっている。
体長は10mm程度で甘いものにすぐ寄ってくる。「ガッツー」と鳴きながら飛ぶ。殺虫剤「ハネアリイヤーン」に弱い。
蛾眉村には数万匹単位で生息しているが、蛾眉村以外の地域では生息していないと言われている。しかし亀山家周辺では4匹、御獅舞村でも一匹のみ登場しており万練村にも多数生息している。上田から「具志堅用高」と呼び間違えられた。
弱りながら飛んでいたガッツ石まっ虫の一匹は、ガッツ石松が演じる、金井源三に捕えられて踏み潰された。
大日本赤斑吸血角虫(だいにほんあかまだらきゅうけつつのむし)
第3シリーズの蛾眉村に生息している(実は玄奘の手下による偽装で、蛾眉村には生息していなかった)架空の昆虫。
猛毒を持ち、この虫に刺されると死の危険もあるとされている。
上田はこれを「大日本赤羽住宅供給公社」と言い間違えた。
難玉弐高式土偶(なんぎょくにこうしきどぐう)
第3シリーズに登場した神ヶ内村の古代の遺跡から出土した土偶。出土ナンバーはヲ−D 2822号。淡いピンク色で乳毛が10本のが本物。
市場に出せば数億円の値打ちが付くとされている。
スリット美香子は終始「なんきょくにうしきどぐう」と呼んでいた。
ウヌャニュペェィギュゥリュ星人
新作スペシャルに登場した、ミイラ化した宇宙人
緑川祥子の部屋に置かれていたが、奈緒子が盗み、腹話術の人形として奈緒子の友人となったが、後に取り返された。
実際はゴム製品である(祥子の自作)。
妖術使い
演 - 椎名桔平
120年前、文明開化によって弾圧され、黒門島を追われた者の生き残りとされている。初登場は「妖術使いの森」。
奈緒子は幼い頃に、実家の長野で一度会っている。彼は奈緒子の目の前で奇妙な踊りをし、傍らにあった三表の米俵を風船のように浮かせてみせた。
白木の森では純子が妖術使いに変装して奈緒子と遭遇する。この一件後も、度々奈緒子の視界(脳裏)に妖術使いは現れ、素顔は俳優・椎名桔平に似ている、と奈緒子だけは豪語する。
劇場版3で、奈緒子の夢の中に出てきた妖術使いは「蠻惨血魔(バンサンケツマ)[9]」という名前で、呪文を唱えるだけで火を着ける能力をもつ。

脚注[編集]

  1. ^ 『新作スペシャル』では、緑川祥子が「宇宙の波動を受けた」とされる宇宙人(実は緑川祥子が作ったゴム人形)「ウヌャニュペェィギュゥリュ星人」を本気で信じていた。
  2. ^ 演じている仲間が「ひみつの嵐ちゃん!」で二宮和也の手ほどきを受けたマジックをスタジオで披露した際も「にゃー!」と叫んだことがある。
  3. ^ 電子錠をよく見ると、ボタンは青く着色され番号の書かれたペットボトルのキャップで、並びはごちゃごちゃである。
  4. ^ テレビドラマ第1シリーズで、ミラクル三井の死後、その次のエピソード『パントマイム遠隔殺人』の時に三井の白い帽子が研究室の壁に掛かっていたり、第2シリーズ最終話で六つ墓村の石碑が置かれているのが確認出来る。
  5. ^ その時によく言う台詞が「ばんなそかな!」である。これは「そんなばかな!」のスプーナリズム
  6. ^ 大学のサークル、合コン離れへの皮肉?
  7. ^ 警部補 矢部謙三2 わしの伝説 その(5)「おとり捜査の罠 矢部謙三VS矢部謙三」でバボ・コバヤシの言動にオタクを馬鹿にしていると感じて激高したことがある
  8. ^ 得票数は82票であり対立候補の志茂田景樹島田洋七轟二郎バッテン荒川にも遠く及ばなかった。
  9. ^ マツケンサンバの逆読み。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]