トランスフォビア
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トランスフォビア(Transphobia)とは、性同一性障害やトランスジェンダーに対する様々な嫌悪を意味する言葉である。多くの場合、彼らの内面的な性自認の外的な表現への拒否という形で現れる。性同一性障害者やトランスジェンダーは、性同一性障害と同性愛を混同する人々からのホモフォビア(Homophobia)の対象ともなる場合がある。
ホモフォビアのような他の差別と同様に、差別的かつ不寛容な態度は暴力や殺人といったヘイトクライムとなる場合もあるし、雇用上の差別を含め他の人と同様に公平に扱う事をしないといった暴力的ではない形で示される時もある。
市民的及び政治的権利に関する国際規約の第16条の『法の前で認められる権利』に根拠を持つジョグジャカルタ原則第3原則は無条件でトランスジェンダーの法的性別変更の承認を求めている。にも拘らずMtF(性自認が女性)のトランスジェンダーが刑務所や病院、入国管理局で男性施設に収容所され性的暴力や非人道的扱いを受ける例が世界各地で報告されている。2012年にもデンマークに亡命したグァテマラ出身のトランスジェンダー(性自認は女性)が身分証明書の性別記載を理由に男性用の難民収容所に収監され、強姦されるという事件が起こった。デンマーク当局が性自認を理由とした難民認定を認めていないため、彼女は現在ヘイトクライムによる殺人が頻発する本国に強制送還される恐れがある。[1]