トラネキサム酸

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トラネキサム酸
IUPAC名 trans-4-(aminomethyl)cyclohexane-1-carboxylic acid
分子式 C8H15NO2
分子量 157.21 g/mol
CAS登録番号 [1197-18-8]
形状 白色結晶性粉末
融点 >300 °C
SMILES C1CC(CCC1CN)C(=O)O
出典 DrugBank

トラネキサム酸は人工合成されたアミノ酸であり、止血剤として用いられる。

[編集] 作用

血中のプラスミノーゲンフィブリンに結合してプラスミノーゲン活性化因子(tPAウロキナーゼ)により活性化され、フィブリンを分解する。

トラネキサム酸はここでフィブリンに拮抗してプラスミノーゲンに結合して活性化を阻害し、これによってフィブリンの分解による出血を抑制する。

[編集] 適用

内服または注射で用いられる。止血剤としては、月経過多、血友病白血病などによる出血を抑えるために用いられる。

また抗炎症アレルギー作用があり、蕁麻疹扁桃炎口内炎血管浮腫などに用いられる。外科手術等で身体に侵襲を加えた後の浮腫などの生体反応を抑えるために処方されることもある。

さらに美白効果もあるとされ、外用薬としてシミなどの治療に用いられる(資生堂の美白効果を重視した化粧品(HAKUなど)にはトラネキサム酸が配合されているものが多い。

歯茎の出血・炎症を抑えるとして、歯磨剤などにも入れられている。

副作用はほとんどないとされる。