トム・ニコン

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トム・ニコン
Tom Nicon
プロフィール
生年月日: 1988年3月22日
没年月日: 2010年6月18日
没年齢: 22歳(数え23)
出身地: フランスの旗 フランス
公称サイズ(死亡[1]時点)
身長 / 体重: 188 cm / kg
活動
ジャンル: ファッション
モデル: テンプレート | カテゴリ

トム・ニコン[2]Tom Nicon1988年3月22日[3] - 2010年6月18日[4])は、2000年代に活動したフランス出身の男性ファッションモデル。イギリス発のファッションブランド『バーバリー・プローサム』の広告塔活動が特に著名となったほか、ルイ・ヴィトンベルサーチヒューゴ・ボスなど多くのファッションブランドの仕事をこなした。[5] 2010年に死去。自殺と見られた。[6]

来歴[編集]

フランス共和国トゥールーズに出生。バーバリーの広告塔としての活動が特に知られたほか、イブ・サンローランジャン・ポール・ゴルチエヒューゴ・ボスベルサーチドルチェ&ガッバーナケンゾーなどの高名なファッションブランドショーを多くこなした。時のヨーロッパの男性ファッションモデルらの中でも屈指の有望株と見られていた人物であった。[1]

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その死の現場となったのはイタリアミラノで、ベルサーチショーのリハーサルを終えて帰宅後アパートの4階から落下。[7] ミラノメンズコレクション開幕のわずか数時間前のことで、ミラノ市警は即座に自殺と断定したうえで捜査を開始。[8] アパートはミラノの街の中心部に位置し、ニコンは友人らとともにそこに滞在していた。22歳没。遺書の類は確認されなかった。[5]

波紋[編集]

時はノエミ・ルノワールの自殺未遂、キム・ダウルの死、アンブローズ・オルセンの死、アレキサンダー・マックイーンの死、リナ・マルランダの死、そしてルスラナ・コルシュノワの死などといった、ファッション界に立て続けに起きる悲劇的事件の数々に揺れていた時期であり、ニコンの死もその一環たる出来事として語られた。[7]

反応[編集]

ミラノ市警は失恋による意気消沈が要因となっての自殺であったものと推理。一方、イタリアファッション界の重鎮として知られるジョルジオ・アルマーニは次のようなコメントを発している。[7]

『この世界ってのはね、若さっちゅうのとやたらと密に関わっておってね、人生22歳まで的な雰囲気あるわけなんだよ。...23歳以降の人生も素晴らしいもんなのだっちゅうことをね、あの若い連中になんとかわかってもらわんといかんのだがね。』

あるモデルは次のように語る。[7]

『オーデ行くやんな。そしたら現場でディレクタさん方にさ、ぷいっとやられんのよ。ぱっと見だけで即却下、はよ帰れと。...ほんでそっから延々悩み続けるわけよ。自分の一体なにがあかんのかと。なにが至らんかったんやろかと。』

ある業界人は次のように述べた。[7]

『彼ら(男性モデル)もそのうち気づいちゃうんだよね。名前売れればわりと長くやってけて、わりとツブシも利いて、自分自身がブランドになれちゃったりもする。そんな女の子(女性モデル)たちとは違って、自分らが現役でいられる時代はそう長くはねえんだと。』

出典[編集]

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