トップウェスト
トップウェストは、関西ラグビーフットボール協会が主催する地域リーグである。
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[編集] 概要
ジャパンラグビートップリーグ発足前は、「関西社会人リーグ」という名で、日本におけるラグビーの最上位リーグの一つとなっていたが、2003年からは、そのトップリーグへの登竜門の一つとして「トップウェスト」に改められる。
A(1部)・A-1(2部)・B(3部)・B-1(4部)(トップリーグから見てそれぞれ2・3・4・5部の順に相当する)の4部によって構成され、Aの上位チームがトップリーグ昇格へ挑戦権を得られる。
[編集] 歴史
[編集] 関西社会人リーグ
戦後まもなく始った全国社会人ラグビー大会は1957年1月(第9回大会)には参加チーム数をそれまでの8チームから16チームになり年を追うごとに盛んになってきていた。関西地区からの出場チームも大阪から2チーム、兵庫・近畿から各1チーム合計4チームとなり、またそれらのチームも良い成績を収めていた。
この大会で近鉄が優勝し、翌年1958年1月(第10回大会)に近鉄が前年度優勝として参加すると実に5チームが関西からの出場であった。そのうちベスト4はすべて関西のチーム(近鉄 、京都市役所、大鉄、大阪府警)で独占、さらに残る川崎重工も準々決勝で大鉄に僅差で敗れての敗退であったので関西の社会人チームの隆盛ぶりが伺えた。そこでそれまで各チーム同士で調整して行なわれていた対抗戦を廃止し「関西社会人チームでリーグを作ろう」という機運が高まっていた。
この頃、関東の社会人チームでは社会人だけで連盟を作り独自に運営を行ない、関東協会と一線を敷く形であったが、関西では朝日新聞運動部の鹿子木聡が社会人チームと関西協会との仲介役となり、関西協会の元で「関西社会人A級リーグ」を設立、運営して行くことになった。
そうして第1回が1958年10月26日から同年12月21日まで開催された。設立時のメンバーチームは、川崎重工、近鉄 、京都市役所、大阪府警、大鉄(大阪鉄道管理局)、主催は関西協会、後援は朝日新聞社であった。
1964年、リーグ設立以来、それまで全勝を誇ってきた近鉄が初めて大阪府警と6-6で引き分ける。
1965年には三菱重工京都が昇格。後に三菱自工京都として全国大会でも活躍する。
1967年、リーグ設立以来無敗を誇ってきた近鉄が前年にリーグに加入した東海の雄、トヨタに敗れる。近鉄はこの敗戦が元で単独優勝が9連覇でストップ、京都市役所と5勝1敗同士で同率優勝となる。
1969年、京都市役所が近鉄の連覇を阻止し、初の単独優勝を飾る。以後、実力伯仲の時代に入る。
1970年にはトヨタと三菱自工京都が同率ながら双方初優勝。
1982年にはリーグ設立以来、健闘しながらも優勝できなかった大阪府警が同率ながら初優勝。
1983年はトヨタ、大阪府警、神戸製鋼の3チームが同率優勝。大阪府警は2連覇、神戸製鋼は初優勝であった。
1984年は神戸製鋼が初の単独優勝。以後、トヨタと覇権を争うことになる。
2002年には昇格5シーズン目にしてヤマハが初優勝を飾り、このシーズンをもって関西社会人リーグは終了し、翌年よりトップリーグおよびトップウエストが創設される。
[編集] トップウェストリーグ
2003年トップリーグ初年度には関西社会人リーグより、ヤマハ、ワールド、神戸製鋼、近鉄が参戦。 同年度のトップウエストではトヨタが優勝し、トップチャレンジを勝ち抜き、翌年のトップリーグに自動昇格。準優勝の豊田自動織機 は入替戦に出場するもリコーに敗退。
2004年度には豊田自動織機が優勝するも、トップチャレンジで総合3位となってしまい、入替戦でまたもリコーに破れる。準優勝のホンダは入替戦でワールドに敗退。
2005年度はトップリーグより降格した近鉄が優勝したが入替戦でサニックスに敗退、準優勝のホンダも入替戦でリコーに敗退。
2006年度は連覇した近鉄が入替戦でIBMと引き分けたが規定で昇格ならず、準優勝のホンダはまたも入替戦でリコーに破れ敗退。
2007年度はトップリーグより降格したワールドが加わり、近鉄、ホンダ、豊田自動織機らの強豪がひしめく熾烈なリーグとなった。また、初めてトップウエストでリーグ戦後に順位決定を行う方式を採用した。その順位決定戦1回戦、近鉄(リーグ3位)がホンダ(リーグ2位)を破った。さらに近鉄はワールド(リーグ1位)にも勝ち、優勝。トップチャレンジでもマツダ、横河電機にも勝ちトップリーグに自動昇格。準優勝のワールドは入替戦でIBMに破れた。
2008年度は、優勝のホンダがトップチャレンジを勝ち抜き自動昇格。準優勝の豊田自動織機は入替戦でサニックスに敗れた。またこのシーズン3位のワールドはトップチャレンジ出場をかけたプレーオフで敗退しトップリーグ復帰はまたしてもお預けとなるが、その後社員選手だけで活動する方針が大量退部の影響で部員数が激減したことを受けて事実上休部。トップウェストからも撤退した。
2009年度はワールド休部・撤退に伴う補充はせず、トップウェストAは5チーム、2回戦総当たりで行われた。結果、豊田自動織機が全勝優勝。トップチャレンジ1で2位に入り、トップリーグ自動昇格を決めた。また、NTTドコモが準優勝し初めてトップチャレンジに臨んだが、トップリーグ初昇格はお預けとなった。
2010年度はNTTドコモがトップリーグから降格したホンダとの優勝争いを制し、トップチャレンジ1も全勝。1年越しの悲願を果たすとともに日本選手権初出場も決めた。さらに、トップチャレンジ1の2位にはトップチャレンジ2から勝ち上がってきたホンダが食い込み、トップウェストのチームがトップリーグ自動昇格の2枠を独占する結果となった。
[編集] 歴代優勝チーム
[編集] 年度別
関西社会人Aリーグ
- 1958年度(昭和33年度) - 近鉄
- 1959年度(昭和34年度) - 近鉄
- 1960年度(昭和35年度) - 近鉄
- 1961年度(昭和36年度) - 近鉄
- 1962年度(昭和37年度) - 近鉄
- 1963年度(昭和38年度) - 近鉄
- 1964年度(昭和39年度) - 近鉄
- 1965年度(昭和40年度) - 近鉄
- 1966年度(昭和41年度) - 近鉄
- 1967年度(昭和42年度) - 近鉄・京都市役所
- 1968年度(昭和43年度) - 近鉄
- 1969年度(昭和44年度) - 京都市役所
- 1970年度(昭和45年度) - トヨタ自工・三菱自工京都
- 1971年度(昭和46年度) - 近鉄
- 1972年度(昭和47年度) - 近鉄
- 1973年度(昭和48年度) - 近鉄
- 1974年度(昭和49年度) - 近鉄
- 1975年度(昭和50年度) - 三菱自工京都
- 1976年度(昭和51年度) - トヨタ自工
- 1977年度(昭和52年度) - 近鉄・トヨタ自工
- 1978年度(昭和53年度) - トヨタ自工・三菱自工京都
- 1979年度(昭和54年度) - トヨタ自工
- 1980年度(昭和55年度) - トヨタ
- 1981年度(昭和56年度) - トヨタ自動車
- 1982年度(昭和57年度) - 大阪府警・トヨタ自動車
- 1983年度(昭和58年度) - トヨタ自動車・大阪府警・神戸製鋼
- 1984年度(昭和59年度) - 神戸製鋼
- 1985年度(昭和60年度) - トヨタ自動車
- 1986年度(昭和61年度) - 神戸製鋼
- 1987年度(昭和62年度) - トヨタ自動車
- 1988年度(昭和63年度) - 近鉄
- 1989年度(平成 1年度) - 神戸製鋼
- 1990年度(平成 2年度) - 神戸製鋼
- 1991年度(平成 3年度) - 神戸製鋼
- 1992年度(平成 4年度) - 神戸製鋼
- 1993年度(平成 5年度) - 神戸製鋼
- 1994年度(平成 6年度) – ワールド
- 1995年度(平成 7年度) - トヨタ自動車・神戸製鋼
- 1996年度(平成 8年度) - 神戸製鋼
- 1997年度(平成 9年度) - 神戸製鋼
- 1998年度(平成10年度) - トヨタ自動車・神戸製鋼
- 1999年度(平成11年度) - トヨタ自動車
- 2000年度(平成12年度) - トヨタ自動車
- 2001年度(平成13年度) - 神戸製鋼
- 2002年度(平成14年度) - ヤマハ発動機
トップウエストAリーグ
- 2003年度(平成15年度) - トヨタ自動車
- 2004年度(平成16年度) - 豊田自動織機
- 2005年度(平成17年度) - 近鉄ライナーズ
- 2006年度(平成18年度) - 近鉄ライナーズ
- 2007年度(平成19年度) - 近鉄ライナーズ
- 2008年度(平成20年度) - ホンダヒート
- 2009年度(平成21年度) - 豊田自動織機
- 2010年度(平成22年度) - NTTドコモ
[編集] 優勝回数
- 近鉄 - 関西社会人17回、トップウエスト3回、計20回
- トヨタ - 関西社会人15回、トップウエスト1回、計16回
- 神戸製鋼 - 関西社会人13回
- 三菱自工京都 - 関西社会人3回
- 京都市役所 - 関西社会人2回
- 大阪府警 - 関西社会人2回
- ワールド - 関西社会人1回
- ヤマハ発動機 - 関西社会人1回
- 豊田自動織機 - トップウエスト2回
- ホンダヒート - トップウエスト1回
- NTTドコモ - トップウエスト1回
[編集] トップリーグへの道
2007-08シーズンからプレーオフ(順位決定戦)が導入された。リーグ戦の成績上の優勝はレギュラーシーズンの1位チームの扱いとなり、この大会はプレーオフ選考順位決定のために行われる。リーグ戦終了後上位3チームがプレーオフに臨む。まずレギュラーリーグ戦2位と3位により1回戦を行い、その勝利チームが1位チームと決勝戦を争い、トップチャレンジ出場順位を確定させる。
2008-09シーズンは、リーグ戦1位~3位グループ、4位から6位グループにわけ、順位決定戦を行う。トップウェストAの1位は「トップチャレンジ1」へ進み、2位以内に入れば自動昇格、3位でも入れ替え戦に勝てば昇格できる。2位は「トップチャレンジ2」へ進み、1位なら入れ替え戦へ進出。
そしてトップウェストのチームがトップリーグに昇格になった場合、トップリーグから落ちるチームがトップイーストかトップ九州であればトップウェストA1から下のリーグからも自動昇格となる。
2010年からトップチャレンジの方式が一部変更され、チャレンジ1・2の進出チームの順位については変更されないが、チャレンジ2がチャレンジ1出場をかけた事実上の予選となり、ここで1位になるとチャレンジ1に参戦でき、そのチャレンジ1の成績により自動昇格(2位まで)、または入れ替え戦進出(3・4位)が決まる方式と成った。
[編集] 参加チーム(2011年度)
[編集] トップウェストA
[編集] トップウェストA-1
- レッドエボリューションズ
- ユニチカ・フェニックス
- 大阪ガス
- リコージャパン(旧・リコー関西)
- 日本新薬
- 豊田通商BLUE WING