デビルメイクライシリーズ

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デビルメイクライ
Devil May Cry
ジャンル スタイリッシュアクション
開発元 カプコン
Ninja Theory
発売元 カプコン
主な製作者 神谷英樹
小林裕幸
三上真司
土林誠
田中剛
伊津野英昭
大野芳弘
吉川達哉
森橋ビンゴ
柴田徹也
下村勇二
鈴村正樹
タミーム・アントニアデス
1作目 PS2 デビルメイクライ
2001年8月23日
最新作 PS3、Xbox 360 DmCデビルメイクライ
2013年1月17日
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デビルメイクライシリーズ(Devil May Cry Series)は、カプコンが発売したアクションゲームのシリーズ。略称は「デビクラ」「DMC」「デビルメイ」「デビル」など。

概要[編集]

「Devil May Cry」を日本語に意訳すると「悪魔も泣きだす」となる。これは第1作『デビルメイクライ』公式サイト上のコラムでディレクターの神谷英樹によって語られている[1]。当初は『Devil May Care』というタイトルであったが、同名の映画があったため改題することとなった[1]。この場合は「向こう見ずな」や「楽天家な」という意味になる。

ハードの性能を生かした映像と、銃や大剣などによる連続攻撃をいかにスタイリッシュに決められるかというコンセプトをセールスポイントとしており、格闘ゲームなどとは違い簡単な操作でコンボを繰り出せることも好評を博している要因であり、世界中から支持を得ている[2]。登場人物の台詞は日本ではアニメを除き英語音声・日本語字幕となっている。

シリーズは2011年現在第4弾まで発売されている。『デビルメイクライ』『デビルメイクライ2』がPS2、『デビルメイクライ3(SE)』がPS2、PC、『デビルメイクライ4』はPS3Xbox 360で発売され、PC版も2008年7月24日に発売された[3]PSPでも関連作品発売が予定されていたが開発中止となった。『4』発売前にはテレビアニメーション作品も制作されている。

外注作品でもある『DmC』は当初はダンテの若い頃の物語を描くことがスタッフから明かされたが、一部のファンが『DmC』の待遇に反発し署名運動まで起きた[4]。後のTGS(東京ゲームショウ)2011にて「続編では無い」として製作しているという[5]。2011年11月発売のファミ通によりこれまでとはパラレルワールドとして実際に公式雑誌にも公式的に明記され、メインタイトルの『デビルメイクライ』には接点が無く、外伝ですらもないとされている[6]。当初は2012年内に発売予定だったが、2013年1月17日に延期された。

ストーリーは繋がっており、明確となっているのは『3(SE)』→『1』→『アニメ』→『4』→『2』である。

2014年6月30日時点、全世界シリーズ累計販売本数は1300万本に達している。

ゲームシステム[編集]

ゲームの進行は全てミッション制で行われており、目標を達成するとミッションクリアとなり、次のミッションへ移行する。ミッションクリア中は攻撃や敵の撃破、回避や挑発の成功などで加算される5段階のスタイリッシュポイントから、スタイリッシュランクが随時評価され、ミッション終了後にはプレイしたステージの総評デビルハンターランクが決定される。

シリーズを通して難易度を選択できる。最初はノーマルとイージーのみだが[7]、クリアしていくごとにハード、ベリーハード[8]、上位の難易度を選択可能となり、最高難易度のDANTE MUST DIE!(ダンテ死すべし)では敵の性能が跳ね上がる。『3』から自分と敵どちらも一度当たれば死亡するようになる特殊難易度のHEAVEN OR HELL、『4』では自分のみあらゆる攻撃で即死する特殊難易度HELL AND HELLが設定された。この難易度設定はヘビーユーザーには受けたがライトゲーマーには「難しすぎる」と言われた。

悪魔の力を持つ主人公は、魔人化する能力デビルトリガー(以下DT)を発動できる。DT発動時は攻撃力・防御力・速度上昇・ライフ回復などの恩恵が受けられ、戦闘を有利に進めることができる。なお前述の最高難易度のDANTE MUST DIE!では敵も使用する。

またシリーズの恒例として、各難易度をクリアしていくことにより、キャラクターの衣装が増え、『2』ではディーゼル社とのコラボレーション衣装も登場した。

シリーズ[編集]

メインタイトル[編集]

テレビアニメ[編集]

2007年6月より9月までWOWOWで放送された。原作シリーズとは明確なストーリーの繋がりがある。

携帯電話ゲーム[編集]

デビル メイ クライ
『3』の少し後のダンテの狩人としての動きを描く。基本的には『3』と同じで、ダンテを操作して敵を倒しミッションをクリアしていく。
デビル メイ クライ ダンテ×バージル
ダンテの兄バージルがプレイ可能になったバージョン。
デビル メイ クライ 4 リフレイン
iPhone/iPod touch専用ゲーム。2011年配信。『4』のストーリー、ミッションにアレンジが加わる。基本的には『4』と同じでネロ、ダンテを操作して敵を倒しミッションをクリアしていく。
デビル メイ クライ デッドショット
シリーズのキャラクターや世界観を生かしたシューティングゲーム。
クイズ デビルメイクライ
シリーズのキャラクターや世界観を生かしたクイズゲーム。
デビル メイ クライ リバーシ
シリーズのキャラクターや世界観を生かしたリバーシゲーム。

コミック版[編集]

メディアファクトリーより刊行。1巻は平成17年2月28日、2巻は平成17年7月31日発行。茶屋町勝呂著作。カプコン完全監修。当初全3巻予定だったが、2巻発売から数年経っても3巻は発売されていない。

『3』の一年前の物語となる公式オリジナルストーリー。1巻はダンテ、2巻はバージルが主人公。ゲームでは示唆されるのみだった2人の因縁が明らかになる。また、ゲーム内では特に語られない世界観についても、謎を解く鍵が作中に数多く散らばっている。『3』のヒロイン・レディも未だ一般人ながら登場する。

コミックス巻末にある『3』の設定資料では、ダンテは父スパーダを「冷酷な悪魔」と評している。

小説版[編集]

すべて角川スニーカー文庫刊。

DMC1
著:後池田信也 / イラスト:三輪士郎 / 監修:カプコン
ゲーム本編とコミック版以前の、ダンテが店を構えず、「トニー」と名乗って便利屋として働いていたころが舞台で、エピローグは『1』の直前となる(後にゲーム本編のDMC3が出たことにより、本作とのストーリーが異なっている)。ゲームでは語られなかった、ダンテ愛用の拳銃エボニー&アイボリーの誕生秘話などが描かれる。1巻はゲーム1作目のディレクターである神谷英樹が綿密に監修を行っている。アニメーションにおけるダンテの「トニー」やストロベリーサンデーの由来でもある。
DMC2
著:後池田信也 / イラスト:瑚澄遊智 / 監修:カプコン
ゲームにおける『2』の少し前の物語。一部『2』に繋がる描写が見られる。
DMC4
著:森橋ビンゴ / イラスト:THORES柴本 / ストーリー協力:安井健太郎 / 監修:カプコン
副題はDeadly Fortune。オリジナルストーリーを描いた後池田版とは違い、こちらは原作ストーリーのノベライズであり、シリーズ刊行が決定している。原作のストーリーとともに、ムービーでは表現し切れなかったキャラクターたちの性格や生い立ちなどが補完される形で描写されている。上下巻での刊行。上巻は2009年4月1日発売。下巻は2009年7月1日発売。

パチスロ[編集]

2007年6月よりロデオからパチスロ機、「デビルメイクライ3」がリリースされ全国のパチンコ・パチスロ店に設置されている。

実写映画[編集]

  • カプコン×ギャガ・コミュニケーションズによる実写映画が2005年より製作開始予定だったが、発表以降続報は途絶えている。
  • 2011年3月に、SONY系映画配給会社Screen Gems社がハリウッド版実写映画の製作をすると、地元業界紙デイリー・ヴァラエティが報道。新人脚本家カイル・ウォードが初稿を執筆。imdbの記事によると、2016年公開予定。

主要キャラクター[編集]

ダンテ(Dante)
- ドルー・クームス(1) / マット・カミンスキー(2) / ルーベン・ラングダン(3、3SE、4、MVC3・英語、UMVC3・英語、鬼武者Soul、ユーロ・ヒストリア) / 森川智之(アニメ、MVC3・日本語、UMVC3・日本語、PXZ)
『1』〜『3』の主人公。表向きは「Devil May Cry」の看板を掲げた便利屋だが、その正体は悪魔絡みの事件を解決するデビルハンター。悪魔スパーダと、人間エヴァの間に生まれた半人半魔。並外れた怪力や魔力、心臓や脳を破壊されたり全身を貫かれる程度では死ぬことのない肉体を有している。また、自分の意思で悪魔の姿になることも可能。赤を基調としたロングコートを身に纏い、背負った巨大なリベリオンと、二丁拳銃エボニー&アイボリーを主に操って戦う。
いかなる時も余裕たっぷりで、強敵相手でも挑発する姿勢を崩さない。父が持つ正義の心と母の優しさを受け継いでおり、両親のことを誇りに思っている。人間の可能性を信じており、己の正義を貫き悪を挫くタフな男。音楽はハードロック、食べ物はピザやストロベリーサンデーが好みで、煙草を嫌う。
『デビルメイクライ』と同様に神谷英樹がディレクターをつとめた『ビューティフルジョー』をはじめ、他メーカーのゲームである『真・女神転生III-NOCTURNEマニアクス』にもゲスト出演している。
MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』にもプレイヤーキャラクターとして登場。こちらの服装などは『3』のダンテがモデルになっている(キャラクターとしては『1』以降の位置付け)。『プロジェクトクロスゾーン』にもプレイアブルキャラクターとして登場する。こちらの服装は『1』のダンテがモデルとなっている。
シリーズ最新作にしてリブート作品である『DmC Devil May Cry』においては世界観のリセットに伴い設定と容姿がかなり異なっている。特徴的だった銀色の髪は黒髪となり、サイドを刈り上げたアシンメトリーヘアになっている。また「人間と悪魔のハーフ」という出自も「天使と悪魔のハーフ」に変更され、エンジェルパワーデーモンパワーという異なる2つの能力で悪魔と戦う。どんなに巨大な悪魔を前にしても臆せず余裕を見せるなど、性格はこれまでのキャラクター性を踏襲しているが、従来のキャラクターに比べ粗野な言動が増えている。デビルトリガー発動時には魔人化はしないものの、コートは真紅となり、髪の毛も従来のダンテを髣髴とさせる銀色に変化する。
名前の由来は詩人であり『神曲』の登場人物でもある、ダンテ・アリギエーリ[9]
バージル(Vergil)
声 - David Keeley(1) / ダン・サウスワース(3、3SE、UMVC3・英語) / 平田広明(UMVC3・日本語)
ダンテの双子の兄。逆立てた髪型以外の外見はダンテと瓜二つだが、開発陣のコメントによると「顔つきはダンテよりも若干怖い」とされている。ダンテ同様に圧倒的な戦闘能力を誇るうえ、彼よりも先に悪魔の力を使いこなしていた。なお、『1』のOPのムービーでトリッシュがダンテのことを「20年前に母親と兄弟を悪魔に殺された」と語っているが、バージルが『3』で登場したため矛盾が生じている。
母の死によって己の無力に絶望し、力こそ世の全てと信じて悪魔としての生涯を貫くことを決意した。人間の武器である銃火器を使わないことをポリシーとし、閻魔刀と、遠距離攻撃魔術幻影剣を駆使して戦う。『3』劇中終盤で母の仇でもある魔帝ムンドゥスに戦いを挑むも敗北し、時間軸ではその後に当たる『1』においてムンドゥスの傀儡「ネロ・アンジェロ」としてダンテと敵対することになる。
小説版一巻では包帯を全身に巻き付けた謎の男ギルバとしてダンテと接触している。ギルバという名は「VERGIL」のスペルを「GILVER」に置き換えたアナグラム
『4』ではゲーム中では登場しないが、小説版にてフォルトゥナを訪れていた事が明らかになり、当時の回想シーンで何度か登場している。
また、子供を孕ませていた事が3・1・4・2グラフィックアーツにて明らかになった(『4』小説版で可能性は示唆されていたが、明記はグラフィックアーツが初)。その子供が『4』の主人公である。
『3』ではボスキャラクターだったが(特定のミッションで特殊な条件に限り操作自体はできる)、『3SE』では正式にプレイヤーキャラクターとして使用可能になった。専用のオープニングデモが追加されているが(それ以外のムービーは全面的にカットされている)プレイできるミッションはダンテと同一である。敵として出現するバージルの衣装や台詞が多少変更されている。使用技は『3』無印からボスとして使用していた既存のものは性能やモーションが手直しされているものが多い。しかしボス時に使用していた一部の技、挑発は諸事情により使用不可。
シリーズ最新作『DmC Devil May Cry』にも登場する。『3』と同じく銀髪だが髪型は異なり、逆立っていない。また、こちらでも閻魔刀らしき日本刀を携えている。現実世界において悪魔の存在を察知している教団組織「ジ・オーダー」のリーダーで、マスク姿でネット上から市民に「内なる悪魔に向き合え」とメッセージを送っている。さらに双子の弟であるダンテに共闘を持ちかける。本編では使用できなかったが、DLC「バージル・ダウンフォール」で使用可能。後日談ストーリーで、死後の世界に取り込まれた後、エヴァの導きを受け脱出の道へと目指すが、道中で現れる幻影と内なるバージルの言葉に闇に堕ち始めていく。プレイするミッションは新規となっている。使用技、性能、モーションは『3』および『3SE』より改善されている。
名前はウェルギリウスに由来する[9]
トリッシュ(Trish)
声 - サラ・ラフルール(1、2) / ダニエル・バージオ(4、MVC3・英語、UMVC3・英語) / 田中敦子(アニメ、MVC3・日本語、UMVC3・日本語) / CAPCOM[10](鬼武者Soul)
ダンテをマレット島へと招いた長身の美女。性格は気まぐれで奔放、知識欲旺盛。思い立ったらすぐ行動に移す。魔帝ムンドゥスが作り出した電撃を自在に操る悪魔でもあり、姿はダンテの母親・エヴァに酷似している。当初はダンテを殺すために行動していたが、ダンテに命を救われたことで改心し、以後は彼の相棒を務める。その後の物語となるアニメ版では一時的にダンテのもとを離れ、世界を見て回る旅に出かけたことになっているが、『4』では再びダンテとともに仕事を請け負い、フォルトゥナへ潜入した。
『2』では隠し操作キャラクターとして使用可能。使用武器は「スパーダ」と「ルーチェ&オンブラ」、水中用の「ナイトメア・γ」。主なアクションは『1』のダンテを踏襲しており、ラウンドトリップ使用時の素手の時は、イフリート装備時のダンテの動きを模した物になっている。DT発動時は姿は変わらずにサングラスをかけて金色のオーラを纏う。
『ビューティフルジョー』出演時には人間の女性と仲良くするダンテに嫉妬し映画館の中で彼を押し倒してキス、家に帰ったらさらに深く迫ろうとダンテに約束させるというかわいげのある面を見せた。
名前は『神曲』に登場するベアトリーチェに由来する[9]
レディ(Lady)
声 - カリ・ウォールグレン(3、3SE、4) / 折笠富美子(アニメ、PXZ) / CAPCOM[10](鬼武者Soul)
『3』『4』に登場する、オッドアイの女デビルハンター。人間。『3』の舞台となった人間界と魔界をつなぐ塔「テメンニグル」を起動させるために必要な、鍵のひとつである「巫女の血」を受け継いでいる。ミサイルランチャー「カリーナ=アン」をはじめ、多数の近代兵器を巧みに駆使して戦う。その特異な目は父アーカムから受け継いだ。“レディ”は元々ダンテが「お嬢さん」の意で呼んだものであり、本名であるメアリはアーカムと決別する際に捨てている。悪魔になるために母を生贄にした父と、父を変貌させた「悪魔」そのものをすべて滅ぼす決意をしていたが、人を愛したスパーダの意志を受け継ぐ決意をしたダンテを目の当たりにしたことにより、悪魔のような人間がいれば、人間のような悪魔もいることを知ることとなる。『3』終盤、魔界でダンテとバージルに敗れ瀕死の傷を負って人間界に堕ちてきた父と再会し、自らの手で因縁に止めを刺した。散々憎んできた父を討ったものの、それに涙を流している自分に気付く。
『3』より後の物語であるアニメや『4』では、ダンテとデビルハンター仲間として友人のような付き合いをしている。日常的にダンテに大金を貸しつけており、彼が仕事を終えると報酬の大半を取り立てる。また、取り掛かっていた案件が自分の手に負えなくなるとダンテに押し付けて多額の仲介料を巻き上げている。賞金首の悪魔達が魔剣教団に捕らえられて横取りされ、ハンター稼業の支障になっているという彼女の依頼が、『4』でダンテたちが行動を起こす起因となった。
『3』のシナリオライターである森橋ビンゴが脚本を勤めたアニメ版ドラマCD Vol.2では、本名が「メアリ・アン・アーカム」であることがほのめかされている。
『プロジェクトクロスゾーン』にはプレイヤーキャラクターとしてダンテと共に登場する。こちらの服装は『3』のレディがモデルになっている。
ネロ(Nero)
声 - ジョニー・ヨング・ボッシュ(4)
『4』の主人公。魔剣教団に所属する騎士。実力だけは周囲から一目置かれているものの、厭世的で皮肉屋、協調性に欠ける性格故、任される任務はいつも単独行動で汚れ役が多い。とある事件の際、右腕が「悪魔の腕」に変貌してしまった。
天涯孤独の孤児で、黒い布に包まれて捨てられていたことから「Nelo(黒)」と名付けられた。クレドやキリエと家族同然に育ったものの、善良であった二人の両親が悪魔に殺されたことから魔剣教団への信仰を失い、弱い者を護るための力を欲するようになった。
正体はスパーダの血族であり、バージルの息子である(『4』小説版で示唆する描写があり、3・1・4・2グラフィックアーツにて息子と明記された)。ネロ自身、台詞や挙動などが一部バージルと似通っている。
ダンテやバージルと違い武器を持ち変えることはなく、悪魔の右腕「デビルブリンガー」以外の武器は機械式の大型剣「レッドクイーン」と二連銃身の回転式拳銃ブルーローズ」、教団の研究室から手に入れたバージルの愛刀「閻魔刀」。悪魔の力を解放するデビルトリガーは、ダンテやバージルのような魔人への変身ではなく、自身の背後に青白い武人の姿をした魔力を具現化させるもの。
名前の由来は『1』に登場した魔界騎士ネロ・アンジェロとローマ帝国第五皇帝の通称「暴君ネロ」から採られたもの[11]
キリエ(Kyrie)
声 - ステファニー・シェー(4) / CAPCOM[10](鬼武者Soul)
『4』のヒロイン。天涯孤独のネロとは家族同然に付き合っている。魔剣教団の騎士団長クレドの妹であり、その歌唱力で魔剣祭の歌姫の役を担う。
スパーダ(Sparda)
ダンテとバージルの父親。二千年前、悪魔でありながらムンドゥス率いる悪魔の軍勢と戦い、人間界を守った伝説の魔剣士。その後、魔界もろとも自らの強大すぎる力や魔へと変じた者達も封印し、以後は人間界を見守りつつ生涯を終えたとされている。現代においては半ばおとぎ話のように捉えられ信じる者は少数だが、城塞都市フォルトゥナでは神として信仰され、デビルメイクライ事務所のある街のとある公園にも彼を模した銅像が存在する。
魔帝ムンドゥス、覇王アルゴサクスを倒したことから、その存在は伝説的なものとなっている。かつてはムンドゥスの右腕として活躍しており、ムンドゥスが魔界統一を成し得たのもスパーダの働きが在ったこそとされ、当時の悪魔達にとっては憧れの存在だったらしい。正義に目覚めた時期や動機等の詳細はシリーズを通じて不明だが、『2』のデュマーリ島、『3』のテメンニグル、『4』のフォルトゥナなど、その生涯で様々な因縁や伝説を残している。ムンドゥスへの離反によって魔界の住人から「裏切り者」として憎まれており、ダンテが悪魔と出会い頭に襲われる原因でもある。『4』の小説版では、当時のスパーダは冷徹で寡黙な性格だとされていた。
『1』『3』ではクリア特典としてこのスパーダの衣装でプレイ可能。容姿は左目にモノクル、髪型はオールバックと西洋貴族風な出で立ち。胸のスカーフ部にパーフェクトアミュレットが飾られている。『1』での基本装備は「閻魔刀」と「ルーチェ&オンブラ」。魔人化すると本来の姿に戻り、二本の角と二対の羽を持った「魔剣士スパーダ」になる。『3』では使える武器はダンテと変わらないが、リベリオンのグラフィックがフォースエッジに置き換わる。スパーダ自身とそれに直接関係しているアイテムのみ、全作品を通してデザインに大きな変化が無い。
閻魔刀やリベリオンなど、ダンテとバージルが形見として持つ武器は元々彼が所有していたもの。生前使っていた最強の剣は彼と同じ「スパーダ」の名を冠している。
シリーズ最新作『DmC Devil May Cry』では、顔を伏せられている。妻の死後、息子たちを逃がすもムンドゥスの制裁を受け封印されている。
「スパーダ」とはイタリア語で「剣("spada")」を意味する。アメリカ人が発音しにくいという事で、"r"を入れ、表記は"sparda"となっている[9]
エヴァ(Eva)
声 - サラ・ラフルール
ダンテとバージルの母親。純粋な人間の女性。二人がまだ幼い頃、悪魔によって殺害されている。トリッシュは彼女の外見に似せて造られた。小説版『4』のダンテによると、怒らせると怖いところもトリッシュと似ているという。
シリーズ最新作『DmC Devil May Cry』では、悪魔であるスパーダと駆け落ちした天使。夫と息子たちを逃がしたが、ムンドゥスに殺されている。後日談ストーリーでは、死後の世界に取り込まれたバージルを救おうとした。

関連作品[編集]

  • ビューティフル ジョー - ダンテなどがゲストキャラクターとして登場。
  • CAPCOM FIGHTING Jam - ジェダのエンディングにダンテ(後姿)が登場。
  • 真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス - 主人公の敵としてダンテが登場。
  • 戦国BASARAシリーズ - アラストルなど一部の武器が登場。
  • ストリートファイターシリーズ - ダンテ、ネロの一部の技は、このシリーズに登場する必殺技を元にしている。
  • SNK VS. CAPCOM カードファイターズDS - ダンテ、ルシア、トリッシュ、バージルが登場。
  • ベヨネッタ - デビルメイクライ一作目のディレクターである神谷英樹が手がけたセガのアクションゲーム。一部に本作との関連を示唆する設定が盛り込まれている。
  • MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds - ダンテ、トリッシュがプレイヤーキャラクターとして登場。また、ダウンロードコンテンツとして、ダンテのコスチュームにスパーダの衣装が存在する。
  • ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 - 上記2人に加え、バージルもプレイヤーキャラクターとして登場。
  • プロジェクト クロスゾーン - カプコン側のキャラクターとしてダンテとレディ、一部の敵キャラクターが登場。ダンテはデミトリとペアを組んでいる。
  • 鬼武者Soul - コラボイベントクエストでダンテや、ネロ・アンジェロなど一部の敵キャラクターが登場。シナリオは本シリーズに携わった森橋ビンゴが担当している[12]。また、カプコンヒロインズとしてトリッシュ、レディ、キリエが登場する。敵キャラクター以外は武将として使用可能。
  • モンスターハンター フロンティア オンラインG - 一時契約ラスタとしてダンテが登場。また、ダンテとレディをモチーフとした装備「Devil May Cryキット」も登場する。
  • ストリートファイター×オールカプコン - 参戦タイトルに本シリーズがあり、ダンテやバージルを始めとしたキャラクターが登場。
  • 百年戦記 ユーロ・ヒストリア - 『デビルメイクライ3』コラボクエストでダンテが登場し、英雄として使用可能。

脚注[編集]

  1. ^ a b COLUMN 1.はじめまして”. デビルメイクライ. 2011年11月8日閲覧。
  2. ^ WORLD”. デビルメイクライ. 2011年11月8日閲覧。
  3. ^ ベンチマーク機能付きの体験版が『デビルメイクライ4』公式サイトで配布されており、ベンチマークのみのバージョンも同時に配布。
  4. ^ デビルメイクライ新作『DmC Devil May Cry』開発凍結の嘆願、および発売時の不買宣言。
  5. ^ カプコンオフィシャルyoutubeのTGSショーで発表されたDmC披露動画内で初発言、他海外記事
  6. ^ デビルメイクライシリーズとは全くの別物に変更し開発の旨の発表、雑誌発表時点で30%の開発中と明記されている。
  7. ^ だたし『2』にイージーはない。
  8. ^ 『3SE』のみ。
  9. ^ a b c d 「Devil May Cry」(デビルメイクライ)/ TECHNIQUE - 3.「名前の由来」
  10. ^ a b c ゲーム内の表記より。声優名は伏せられている。
  11. ^ 小説版二巻のあとがきより
  12. ^ “ナインストーリーズ 森橋ビンゴ氏へのインタビューを掲載。「鬼武者Soul」のシナリオ執筆の裏話や,カプコン在籍時のエピソードを聞いてきた”. 4Gamer.net. (2013年6月28日). http://www.4gamer.net/games/150/G015000/20130628015/ 2014年1月11日閲覧。 

外部リンク[編集]