デニス・コンドリー

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デニス・コンドリー
プロフィール
リングネーム ラヴァーボーイ・デニス・コンドリー
本名 デニス・コンドリー
ニックネーム ドル箱男爵
身長 185cm
体重 114kg - 120kg
誕生日 1952年2月1日(62歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アラバマ州フロレンス
トレーナー ジン・アンダーソン
オレイ・アンダーソン
デビュー 1974年
引退 1990年
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"ラヴァーボーイ" デニス・コンドリー"Loverboy" Dennis Condrey1952年2月1日 - )は、アメリカ合衆国の元プロレスラーアラバマ州フロレンス出身。

1980年代に一世を風靡したタッグチーム・ユニット、ミッドナイト・エクスプレスThe Midnight Express)のオリジナル・メンバー。在籍期間もメンバー中で最長である[1]

来歴[編集]

ジンオレイアンダーソン兄弟にスカウトされ、1974年にデビュー[2]。地元アラバマのサウスイースタン・チャンピオンシップ・レスリング(SECW)とテネシー州メンフィスNWAミッドアメリカ地区(後のCWA)を主戦場に、1975年から1978年にかけてはフィル・ヒッカーソンとの悪党コンビで活動[3]デビッド・シュルツともタッグを組み、1979年11月にポール・オーンドーフ&ディック・スレーターからNWAサウスイースタン・タッグ王座を[4]1980年4月にビリー・ロビンソン&ケン・ルーカスからAWA南部タッグ王座を奪取した[5]

シングルでは1979年8月、CWAにてジプシー・ジョーを破りNWA世界ブラスナックル王座を獲得[6]1980年6月にはSECWにてテリー・テイラーからNWAサウスイースタン・ヘビー級王座を奪取している[7]ジム・バーネットジョージア・チャンピオンシップ・レスリングにも出場し、1980年9月にスティーブ・カーンを破りNWAジョージア・ヘビー級王座にも戴冠した[8]

1980年11月からはランディ・ローズと新チームを組み、翌1981年ノーベル・オースチンを仲間に加え、トリオのユニットとしてミッドナイト・エクスプレスを結成。以降、アラバマのSECWとテネシーのCWAを股にかけ、両プロモーション認定のタッグ王座を再三獲得した[4][5]

1983年の末にミッドナイト・エクスプレスは一旦解散し、コンドリーはCWAからのトレードでボビー・イートンジム・コルネットと共にビル・ワットのMSWAに移籍[9]1984年より、イートンを新パートナー、コルネットをマネージャーにMSWAにて第2期のミッドナイト・エクスプレスを編成する。1985年からはノースカロライナNWAジム・クロケット・プロモーションズに参戦。ロックンロール・エクスプレスロード・ウォリアーズを相手に抗争を繰り広げ、当時の米マット界のタッグ戦線を牽引した[9]

1987年初頭にNWAを突如脱退、旧メンバーのランディ・ローズと再合体し、"オリジナル" ミッドナイト・エクスプレスを名乗ってAWAに登場。ポール・E・デンジャラスリーを新マネージャーに、同年10月30日、CWA時代から因縁のあるジェリー・ローラー&ビル・ダンディーからAWA世界タッグ王座を奪取。以降もマーティ・ジャネッティショーン・マイケルズのミッドナイト・ロッカーズとタイトルを争った。

1998年からは、オリジナル・ミッドナイト・エクスプレスとしてローズ&コルネットを帯同しNWAに復帰。彼の離脱後に再編されていたボビー・イートンとスタン・レーンの第3期ミッドナイト・エクスプレスとの、同名チームによる骨肉の遺恨試合を繰り広げた。

テッド・ターナーのNWAクロケット・プロ買収後は新会社のWCWに残留せず、古巣のアラバマに復帰。SECWから名称を変更したコンチネンタル・レスリング・フェデレーション(CWF)に参戦し、1989年7月にトム・プリチャードからCWFヘビー級王座を奪取した[10]。以降、エディ・ギルバートの実弟ダグ・ギルバートとのリーサル・ウェポンズなどで活動後、1990年に引退した[2]

近年も時折、各地のインディー団体やリユニオン・イベントにゲスト出場し、ボビー・イートンらとミッドナイト・エクスプレスを再結成している[1]2008年6月7日にジョージア州アトランタで行われた "NWA Anniversary Show" では、コンドリー&イートン(w / コルネット)対ロックンロール・エクスプレスという1980年代の黄金カードが再現された[11]

2010年3月、デベロップメント・トレーナーとしてWWEと契約、ファーム団体FCWにおいてNXTの新人選手育成を担当している[12][13]

獲得タイトル[編集]

NWAミッドアメリカ / CWA
  • NWA世界ブラスナックル王座:1回
  • NWAミッドアメリカ・ヘビー級王座:2回
  • NWAミッドアメリカ・タッグ王座:1回(w / フィル・ヒッカーソン)
  • NWA USタッグ王座(ミッドアメリカ版):5回(w / フィル・ヒッカーソン)
  • NWA6人タッグ王座(ミッドアメリカ版):2回(w / フィル・ヒッカーソン&アル・グリーン、トージョー・ヤマモト&クリス・コルト)
  • AWA南部タッグ王座:9回(フィル・ヒッカーソン×5、デビッド・シュルツ、ドン・カーソン、ノーベル・オースチン×2)
SECW / CWF
  • NWAアラバマ・ヘビー級王座:2回
  • NWAサウスイースタン・ヘビー級王座(北部版):1回
  • NWAサウスイースタン・タッグ王座:15回(フィル・ヒッカーソン×3、デビッド・シュルツ、ドン・カーソン、ランディ・ローズ×10)
  • CWFヘビー級王座:1回
GCW
  • NWAジョージア・ヘビー級王座
MSWA
WCCW
  • NWAアメリカン・タッグ王座:1回(w / ボビー・イートン)
AWA

etc.

脚注[編集]

  1. ^ a b Tag Team Profiles: The Midnight Express”. Online World of Wrestling. 2010年9月9日閲覧。
  2. ^ a b 『THE WRESTLER BEST 1000』P270(1996年、日本スポーツ出版社
  3. ^ Wrestler Profiles: Phil Hickerson”. Online World of Wrestling. 2010年9月9日閲覧。
  4. ^ a b NWA Southeastern Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年9月9日閲覧。
  5. ^ a b AWA Southern Tag Team Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年9月9日閲覧。
  6. ^ NWA World Brass Knuckles Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年9月9日閲覧。
  7. ^ NWA Southeastern Heavyweight Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年9月9日閲覧。
  8. ^ NWA Georgia Heavyweight Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年9月9日閲覧。
  9. ^ a b Jim Cornette Biography”. Jim Cornette.com. 2010年9月9日閲覧。
  10. ^ CWF Heavyweight Title History”. Wrestling-Titles.com. 2010年9月9日閲覧。
  11. ^ NWA 60th Anniversary Show: June 7, 2008”. Cagematch.de. 2010年9月5日閲覧。
  12. ^ WWE signs all-time tag great as developmental trainer”. PW Insider. 2010年3月11日閲覧。
  13. ^ WWE signs member of 80s team”. Wrestling Observer. 2010年3月12日閲覧。

外部リンク[編集]