デニス・カーン

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デニス・カーン
Denis Kang 2009.jpg
基本情報
本名 デニス・カーン
通称 韓流サイボーグ
多国籍サイボーグ
新世紀の戦士
スーパー・コリアン
国籍 カナダの旗 カナダ
生年月日 1977年9月17日(36歳)
出身地 フランスの旗 フランス
サンピエール島・ミクロン島
所属 マルクス・ソアレス・ブラジリアン柔術
アメリカン・トップチーム
身長 180cm
体重 84kg
リーチ 196cm
階級 ミドル級
スタイル ブラジリアン柔術テコンドー
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デニス・カーン[1]Denis Kang데니스 강、男性、1977年9月17日 - )は、カナダ総合格闘家フランスサンピエール島・ミクロン島出身。アメリカ合衆国フロリダ州在住。アメリカン・トップチーム所属。ブラジリアン柔術黒帯。

韓国人の父とフランスカナダ人の母を持ち、フランス、スペイン、カナダ、アメリカ合衆国など居住地を転々としたことが「多国籍サイボーグ」の異名に由来しており、カーウソン・グレイシー柔術、柔道空手レスリングテコンドーハプキドーなどの様々なバックボーンを持つ。スタンドの鋭い打撃にグラウンドテクニックを併せ持ち、その経歴からくる様々な格闘技が溶け合ったファイトスタイルを以て、自らを「新世紀の戦士」と自称する。

弟のジュリアン・カーンは韓国で有名なモデル

来歴[編集]

1998年8月2日、Ultimate Warrior Challengeでプロ総合格闘技デビュー。

2000年9月24日、パンクラスでの鈴木みのる戦で日本デビュー。鈴木の腰の負傷によりギブアップ勝ち。

2004年7月17日、K-1 WORLD GP 2004 in SEOULで行われたASIA GPの1回戦でガオグライ・ゲーンノラシンと対戦。1R右ストレートでKO負け。

2004年9月11日、韓国で開催されたSpirit MC GPで優勝した。

2005年4月3日、PRIDE初参戦となったPRIDE 武士道 -其の六-で大場貴弘と対戦し、1R腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。

2005年7月17日、PRIDE 武士道 -其の八-アンドレイ・シモノフと1年半ぶりに再戦し、判定勝ち。

2006年4月2日、PRIDE 武士道 -其の拾-ではマーク・ウィアーからギブアップ勝ちを収め、同年開催のウェルター級グランプリへの出場権を手にする。

2006年6月4日、PRIDE 武士道 -其の十一-のウェルター級グランプリ1回戦でムリーロ・ニンジャと対戦。1ラウンド開始15秒でパウンドでKO勝ち。

8月26日、PRIDE 武士道 -其の十二-のウェルター級グランプリ2回戦ではアマール・スロエフと対戦。カウンターの右ストレートでスロエフをマットに倒すと、バックから右腕一本で首を絞め上げ、意識の薄れたスロエフがタップアウト。準決勝に駒を進める。

2006年9月24日、恋人であったシェルビー・ウォーカーが死去。

2006年11月5日、PRIDE 武士道 -其の十三-のウェルター級グランプリ準決勝で郷野聡寛と対戦。郷野の戦術に苦しむも、判定で勝利し決勝へ進出。決勝ではファイナリストのパウロ・フィリオの負傷棄権によって準決勝でフィリオに敗れた三崎和雄と優勝を懸けて対戦。カーンは大会前から怪我していた肩を悪化させて決勝戦の前にはドクターストップがかかっていたが、死去した恋人のために強行出場し、序盤は圧倒するも、後半の三崎の反撃に主導権を奪われ、2-1のスプリット判定負け。惜しくもグランプリ準優勝に終わる。

2007年9月17日のHERO'Sで桜庭和志との対戦オファーもあったが、実現しなかった。桜庭のことを尊敬していて、Tシャツやフィギュアも持っている。

2007年10月28日、HERO'S KOREA 2007で試合の1週間前に急遽オファーを受けて秋山成勲と対戦し、右アッパーでKO負け。

2008年4月29日、DREAM.2のミドル級トーナメント1回戦でゲガール・ムサシと対戦し、三角絞めで一本負け。

2008年11月、UFCと契約したことが発表された[2]2009年1月17日、アイルランドダブリンにおけるUFC 93にてUFCデビュー。アラン・ベルチャーを相手に1Rは優勢だったが、2Rにギロチンチョークで逆転負けを喫した[3]

2009年4月18日、UFC 97ではグザヴィエ・フパ=ポカムに3-0の判定勝ちを収め、UFC初勝利となった。

2009年11月14日、イギリスマンチェスターにおけるUFC 105で地元イギリスのマイケル・ビスピンと対戦。1Rは終始圧倒していたが、2Rに逆転TKO負け[4]。しかし好勝負が評価されてファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2010年4月25日に開催された吉田秀彦引退興行 〜ASTRA〜に出場予定であったが[5]、腰痛のヘルニアが悪化したために欠場となった[6]

2010年7月18日、シドニーで行われたImpact FCパウロ・フィリオと対戦。「PRIDEウェルター級GP2006幻の決勝戦」として注目されたこの試合で判定1-1で引き分け[7]

人物[編集]

  • 前述のように子供の頃から世界中に居住を移していたことに加えて、所属しているアメリカン・トップチームにはブラジル人が非常に多いこともあって、英語、フランス語、韓国語、ポルトガル語の4ヵ国語を話すことができる。
  • 多国籍であり、日本では父親の故郷である韓国を出身国とされているが、世界的にはフランス系カナダ人とされている。
  • PRIDEで戦ったことに強い誇りと愛着を持っており、「PRIDEで戦っていた時はPRIDEファイターであることに誇りを持っていたし、PRIDEを愛していた。PRIDEファミリーの一員だと思っている」と語っている[8]
  • カーン自身は主にアメリカとカナダに住んでいるが、父の母国であり、家族が住んでいる韓国にも愛着があり、試合のコスチュームに韓国の国旗を着けている。また、2004年の9月に行われたThe Ultimate Fighterシーズン1への参戦が決定した際に、「韓国で試合をしてからTUFに参加したい」と頼んだものの、独占契約にこだわるUFCから許可を得られなかったためTUFへの参戦を辞退したり、PRIDEと契約した際も韓国で試合ができるように契約条項に入れるなどしており、試合に負けた後の韓国メディアの厳しいバッシングに対してもクールに対応するなど、韓国への愛着は強い[9]
  • アメリカでのアメリカン・トップチームでの練習と併行して、モントリオールトリスタージムジョルジュ・サンピエールデビッド・ロワゾージェロム・レ・バンナらと共に練習している。

戦績[編集]

総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
55 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
35 13 16 6 0 2 2
16 6 8 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× メルヴィン・マヌーフ 1R 0:50 TKO(ボディへの膝蹴り) DREAM.18 & GLORY 4 〜大晦日 SPECIAL 2012〜 2012年12月31日
ソン・ヘソク 1R 4:57 KO(パンチ連打) ROAD FC 8: Bitter Rivals 2012年6月16日
× 大山峻護 1R 3:40 TKO(膝蹴り) ROAD FC 5: Night of Champions
【ミドル級王座決定トーナメント 1回戦】
2011年12月3日
× ウィ・スンベ 2R 3:58 TKO(膝蹴り) ROAD FC 3: Explosion 2011年7月24日
× ジェシー・テイラー 1R 1:57 リアネイキドチョーク BFL 8: Island Beatdown 2011年5月28日
イ・ウンス 5分3R終了 判定3-0 ROAD FC 2: Alive 2011年4月16日
パウロ・フィリオ 5分3R終了 判定1-1 Impact FC 2 - The Uprising: Sydney 2010年7月18日
キム・デウォン 1R 1:49 肩固め W-1 MMA 5: Judgment Day 2010年6月19日
× マイケル・ビスピン 2R 4:24 TKO(スタンドパンチ連打) UFC 105: Couture vs. Vera 2009年11月14日
グザヴィエ・フパ=ポカム 5分3R終了 判定3-0 UFC 97: Redemption 2009年4月18日
× アラン・ベルチャー 2R 4:36 ギロチンチョーク UFC 93: Franklin vs. Henderson 2009年1月17日
マービン・イーストマン 1R 0:48 TKO(パウンド) Raw Combat: Redemption 2008年10月25日
キム・ジェヨン 1R 2:47 TKO(パウンド) Spirit MC 18: The Champion
【Spirit MC ヘビー級タイトルマッチ】
2008年8月31日
× ゲガール・ムサシ 1R 3:10 三角絞め DREAM.2 ミドル級グランプリ2008 開幕戦
【ミドル級トーナメント 1回戦】
2008年4月29日
× 秋山成勲 1R 4:45 KO(右アッパー) HERO'S KOREA 2007 2007年10月28日
チェ・ジョンギュ 5分3R終了 判定3-0 Spirit MC: Interleague 5 2007年3月11日
× 三崎和雄 2R(10分/5分)終了 判定1-2 PRIDE 武士道 -其の十三-
【ウェルター級グランプリ 決勝】
2006年11月5日
郷野聡寛 2R(10分/5分)終了 判定3-0 PRIDE 武士道 -其の十三-
【ウェルター級グランプリ 準決勝】
2006年11月5日
アマール・スロエフ 1R 4:09 スリーパーホールド PRIDE 武士道 -其の十二-
【ウェルター級グランプリ 2回戦】
2006年8月26日
ムリーロ・ニンジャ 1R 0:15 KO(左フック→パウンド) PRIDE 武士道 -其の十一-
【ウェルター級グランプリ 1回戦】
2006年6月4日
アルバート・バスコンセルズ 1R 0:12 KO(パンチ連打) Spirit MC 8: Only One 2006年4月22日
マーク・ウィアー 1R 4:55 ギブアップ(グラウンドの膝蹴り) PRIDE 武士道 -其の拾- 2006年4月2日
ロン・フィールズ 1R 2:46 チョークスリーパー Absolute Fighting Championships 14 2005年12月10日
ロバート・ヴィレガス 1R ノーコンテスト Spirit MC 7: Middleweight GP Final 2005年10月29日
アンドレイ・シモノフ 2R(10分/5分)終了 判定3-0 PRIDE 武士道 -其の八- 2005年7月17日
大場貴弘 1R 4:26 腕ひしぎ十字固め PRIDE 武士道 -其の六- 2005年4月3日
アレクセイ・ヴィゼロゾロフ 1R 1:17 チョークスリーパー M-1 MFC: Heavyweight GP 2004年12月4日
ヤン・ジノ 1R 0:49 TKO(パンチ連打) Spirit MC 5: 2004 GP Unlimited
【決勝】
2004年9月11日
キム・ジェヨン 1R 1:38 チョークスリーパー Spirit MC 5: 2004 GP Unlimited
【準決勝】
2004年9月11日
濱田順平 1R 2:35 腕ひしぎ十字固め Spirit MC 5: 2004 GP Unlimited
【1回戦】
2004年9月11日
コブス・ハイサマン 1R 1:06 TKO Spirit MC 4: Revolution 2004年6月12日
チョ・ヒョンチュル 1R 2:06 チョークスリーパー Spirit MC 3: I Will Be Back!!! 2004年4月10日
キム・ヒョンジュン 1R 1:13 TKO(パンチ連打) Spirit MC: Interleague 1 2004年2月7日
キム・ジェヨン 1R 0:38 TKO(パンチ連打) Spirit MC: Interleague 1 2004年2月7日
アンドレイ・シモノフ 10分1R終了 ドロー M-1 MFC: Russia vs the World 7 2003年12月5日
ステファン・ポトヴィン 3R TKO(パンチ連打) TKO 13: Ultimate Rush 2003年9月6日
カイポ・カラマ 3分3R終了 判定2-0 SuperBrawl 30: Collision Course 2003年6月13日
ブレンダン・セグイン 1R 2:24 腕ひしぎ十字固め SuperBrawl 30: Collision Course 2003年6月13日
キース・ロッケル 2R 2:59 KO(パンチ) USMMA 3: Ring of Fury 2003年5月3日
クリス・ピーク 1R 0:57 チョークスリーパー WFF 4: Civil War 2003年4月4日
× ジェイソン・"メイヘム"・ミラー 2R 1:41 チョークスリーパー Extreme Challenge 50
【1回戦】
2003年2月23日
× ジョー・ドークセン 1R 4:49 三角絞め UCC 11: The Next Level 2002年10月11日
パット・ヒーリー 1R フロントチョーク Rumble in the Ring 7 2002年7月20日
シェイン・ビーバ 1R 腕ひしぎ十字固め WFF 2: World Freestyle Fighting 2 2002年6月22日
デニス・ホールマン 2R ノーコンテスト WFF 1: World Freestyle Fighting 1 2002年4月13日
× マーティン・アーメンダレス 1R 3:52 TKO(パンチ) IFC WC 15: Warriors Challenge 15 2001年8月31日
× 渋谷修身 3R 3:45 チョークスリーパー パンクラス PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001年5月13日
× KEI山宮 10分+延長3分終了 判定0-2 パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR 2000年12月4日
鈴木みのる 1R 3:43 ギブアップ(腰の負傷) パンクラス PANCRASE 2000 TRANS TOUR 2000年9月24日
ロニ・カニダ 1R TKO(パンチ連打) Western Canada's Toughest 2000年3月18日
× ジョー・スリック 1R 5:53 肩固め Extreme Challenge 24 1999年5月15日
× ジェイセン・フリン 1R 4:07 フロントチョーク Bas Rutten Invitational 2 1999年4月24日
トム・ボルガー 1R 1:55 三角絞め Bas Rutten Invitational 2 1999年4月24日
ファディ・ハビブ 1R TKO(パンチ連打) Ultimate Warrior Challenge 2 1998年11月1日
エリック・ハクロウ 1R 0:15 チョークスリーパー Ultimate Warrior Challenge 1998年8月2日

グラップリング[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× アンディ・リーズ ADCC 2003
【88kg未満級 1回戦】
2003年5月17日

キックボクシング[編集]

キックボクシング 戦績
1試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
0 0 0 0 0 0
1 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× ガオグライ・ゲーンノラシン 1R 1:48 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2004 in SEOUL
【ASIA GP 1回戦】
2004年7月17日

獲得タイトル[編集]

  • Spirit MC GP 優勝(2004年)
  • PRIDE GP 2006 ウェルター級トーナメント 準優勝(2006年)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]