デススマイルズ

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デススマイルズ
ジャンル シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
Xbox360(360)
開発元 ケイブ
人数 1~2人(同時プレイ可)
メディア DVD[360]
発売日 2007年10月19日(AC)
2009年4月23日(360)
  

デススマイルズ』は、ケイブ製のアーケードゲーム。ジャンルは横スクロールシューティングゲーム2007年10月19日稼動開始。

目次

[編集] 概要

弾幕系シューティングのゲームシステムを大きく変化させることなく、本作発売前までは続編作を多く発表していたケイブが、元社員である漫画家の井上淳哉を開発の中心に迎え発表したシューティングゲーム。

7月には開発中の名称である『デスロリータ』が非公式に発表された。9月に開催されたアミューズメントマシンショー2007において正式発表。ハロウィン近くの10月中旬に全国のゲームセンター向けに基板が発売された。

2008年10月10日には、バージョンアップ版である『デススマイルズ メガブラックレーベル』が少数生産、稼動した。(生産枚数については公表されていない)中ボス「サキュラ」がプレイヤーキャラクターとして使用できるようになり、各ステージの難易度に「レベル999」、また新ステージ「水晶神殿」や、特定の条件を満たすことで出現する真ボスも追加されている。

2009年4月23日にXbox360版が発売。なお、本作はケイブのXbox360初参入作品となる。

[編集] ストーリー

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現世界から異世界の国「ジルバラード」に迷い込んでしまった少女たち。異世界に迷い込んだことで特殊な魔法能力を得た彼女らは、ディオールという名の老人によって保護され、その能力の貢献によって人々は平和に暮らしていた。しかし、突然伝説上の魔物が各地に出現し人々を襲うという事件が発生、平穏は引き裂かれた。ディオール家の少女たちは国王を通じてディオールから魔物退治の命を受け、地獄と化した世界に舞い降りる。

[編集] 特徴

[編集] 左右への撃ち分け

左右へショットを撃ち分けるシステムを採用しており、敵配置は画面全体を利用した様々な配置がなされている。

[編集] 多様な難易度

本作ではプレイヤー側からステージの順番・難易度を任意に決定することができる(システムの詳細は#ステージ構成を参照)。

[編集] 弾幕系シューティングか否か

開発者側は本作について「本作は弾幕ではない(でもちょっとは弾幕あったかもしれません)」[1]と発言していたり、逆に「弾幕カオスを楽しんで欲しい」[2]との発言もあり一定しない。

[編集] 美術表現・音楽

本作ではグラフィックプレジデントとして漫画家井上淳哉が製作に参加している。

本作において全体的な世界観作りの題材として選ばれたのはゴシックホラーである。背景として使われているのは夜の墓場や満月の下の古城など、おおむね定番に則ったものであり、井上は「使い古されたジャンルだがそこに逆に斬新さを感じた」と語っている[2]

BGMの作曲は、ベイシスケイプ並木学が参加。エレキギターとチャーチオルガンを中心とした楽器構成、コーラスをBGMに取り入れる、クラシック音楽のアレンジを使用するなど、様々な作曲手法が用いられている。

[編集] 追加要素

稼動後、メーカー側から順次公開されるコマンドをゲーム中に入力することによって追加要素が開放される。また、本作と同時期に発売された『オトメディウス』では、インターネットによるアップデートで本作と同様の要素の追加を実現している。

  • 2007年11月 - プレイヤーキャラクターに「フォレット」が追加。
  • 2007年11月 - プレイできるステージに「峡谷」が追加。
  • 2007年12月 - プレイヤーキャラクターに「ローザ」が追加。

[編集] 操作方法

8方向1レバー(移動)+3ボタン(左ショット、右ショット、召喚魔法)で操作。

[編集] 攻撃操作

ショットボタンが2つあり、2つのボタンでそれぞれ左と右に攻撃できる。どちらか片方のショットボタンを押し続けると強力なショットを撃つことができ、この間は自機の移動速度が下がる。自機が向いている方向と逆に敵キャラがいる場合、矢印と共に「ENEMY」の文字が出てプレイヤーに警告を促してくれる。

また、左右の2つのショットボタンを同時押しすることによって自機周囲の敵を自動的にサーチして攻撃するロックショットが使える。ロックショット使用時はアイテムカウンタが減少する。

[編集] 使い魔

自機キャラクターの近くには使い魔(オプション)がおり、自機のショットに応じて同じ向きにショットを発射するほか、自機の移動に応じて自機キャラクターの周囲を移動する(レバー入力の反対)。ショット、レーザーのどちらか(キャラクターによって異なる。詳細は登場キャラクターを参照。)を撃っている間はオプションは自機の移動に関係なくその場で固定され、その間は通常より強化された特殊なショットを発射する。また、使い魔が撃ち返し弾(後述)に接触するとその撃ち返し弾を吸収し、自機を防御することができる。

[編集] 召喚魔法

召喚魔法はいわゆるボムで、範囲の広い攻撃ができる上、自機がしばらく無敵状態になる。初期ストック数は3発。また、2人プレイの場合は保持数は共有となる。

[編集] パワーアップ

敵を破壊すると大中小の得点アイテムが出現する。これを獲得することによってアイテムカウンタが上昇し、最大(1000)まで貯まると、左右の2つのショットボタンを同時に押し続けることによって自機キャラクターをパワーアップさせることができる。

パワーアップ中は自機の攻撃が大きく強化され、また、自機が敵に接触してもミスにはならない(敵弾に接触するとミスとなる)。パワーアップ中はアイテムカウンタは減少し続け、パワーアップ状態はアイテムカウンタが0になるか敵弾に触れてダメージを受けるまで続く。ボムを使うことでアイテムカウンタは大きく減少する。

また、パワーアップ中は出現する得点アイテムの量が増える上、専用のアイテムカウンタが用意され、これを利用することで大きな得点を得ることができるため、パワーアップは得点稼ぎの要ともなるシステムである。

[編集] 残機制

残機ライフ制を兼ねた特殊な形で、初期状態では3つのセグメントに分かれており、敵弾に当たると1セグメントのゲージ全てが、それ以外の敵攻撃(敵本体や、敵弾ではない敵攻撃)に接触すると1セグメントの半分のゲージが消失する。1セグメントのゲージ全てが消失してしまった場合が、従来のミス扱いとなる。所持しているセグメントのゲージが全て無くなってしまった場合、ゲームオーバー。セグメントのゲージは特定条件を満たすことで出現するライフ回復アイテムを取得することで回復できる。また、得点によるエクステンドではセグメントの数が増加する。デフォルト設定では、エクステンドは2000万点と4500万点の2回行われる。

[編集] 登場キャラクター

[編集] プレイヤーキャラクター

  • ウィンディア

声:飯田奈保美

風使いの少女。ディオール家三女。13歳。出身国はイギリス、ロンドン。恥ずかしがり屋で泣き虫、ずっと子供のままでいたいような甘えっ子。通学途中に誘拐され、命の危険を感じた瞬間に光に包まれ行方不明になった。使い魔は白ふくろうのホゥ。使い魔はレーザー時に位置が固定される。
  • キャスパー

声:林 美穂

死霊使いの少女。ディオール家四女。11歳。出身国はドイツ、ベルリン。6歳の頃に、この世界へやってきた。ロストチルドレンになった理由は不明だが、どんな辛い事があったのか、記憶の中にしまいこんだまま思い出せないでいる。わがままでひねくれ者。人と打ち解けるのが苦手な性格だが、本当は寂しさの裏返しで最も愛情に飢えている。素直になる方法が分からない不器用な少女。使い魔はプチイービルのキキ。使い魔はショット時に位置が固定される。レーザー時には速度が大幅に低下する。
  • フォレット

声:阿部留美

炎使いの少女。ディオール家次女。14歳。10歳の頃にこの世界へやってきた。出身国はフランス、パリ。嵐の夜に、増水した川に流されたまま行方不明になった。寒い思いをしたせいか「炎使い」にとして目覚め、その時の火が山火事を起こすことになって、消火にかけつけたエンジェルたちに保護された。部屋にこもって本を読むことが大好きで、人と接することが苦手なひきこもりタイプ。使い魔はベビードラゴンのボーボ。使い魔はレーザー時に位置が固定される。
  • ローザ

声:田内夏子

妖精使いの少女。ディオール家長女。17歳。8歳の頃にこの世界へやってきた。出身国アメリカ、シカゴ。交通事故に巻き込まれた時に扉を抜けた。瀕死の重傷を負っているところ、ディオールの治療魔法により回復する。エンジェルの中で一番長くこの世界にいるため、経験が厚くリーダーとして引っ張っている。バラバラになりがちの姉妹を和ませようと冗談やユニークを言っているがやや外し気味で効果は定かではない。使い魔は妖精のティティー。使い魔はショット時に位置が固定される。

[編集] ボスキャラクター

  • サキュラ

声:仲村かおり

B-2面のボス。沼地を守る魔女。彼女もまた現世界から異世界に迷い込んだ少女である。本名はサクラ、現世界ではウィンディアの親友だった。
  • ジルバ

声:井上淳哉

最終面のボス。サキュラの父親で、この異世界に魔物達を呼び出した張本人。

[編集] その他

  • ディオール
ウィンディアたちロストチルドレンを保護し惜しみない愛情を注ぐ初老紳士。エンディングにのみ登場する。

[編集] ステージ構成

ステージ同士の間にはマップ画面が挟まれ、プレイヤーがステージの進行順を選択することができる。

ゲームは第1章1幕~第1章2幕~第2章1幕~第2章2幕~第3章1幕~第3章2幕の順に進行する。1幕・2幕それぞれにA面、B面、C面の3つの面が用意されており、これを章ごとに一つずつ選んでいく。1度クリアしたステージは再び選択できない。ステージを選択する際にはレベル(難易度)を1~3の3段階から選択することができる(レベル1がやさしく、レベル3が難しい)。ただし1幕と2幕それぞれにおいてレベル1とレベル2は1回までしか選択できない。

マップ上の6つのステージを全てクリア(=第3章2幕をクリア)すると、最終ステージの第4章に到達できる。第4章は2部構成となっている。

[編集] 撃ち返し

撃ち返し弾は通常敵が発する敵弾と比べて小さく黄色いデザインとなっている。この撃ち返し弾に自機が接触した場合は、通常の敵弾と同じく1セグメント分のダメージを受ける。撃ち返し弾は自機の使い魔に接触すると消滅し、アイテムカウンタが上昇しスコアにも加算される。 なお、各ステージのボスを倒しても撃ち返し弾は発生しない。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] ステージ一覧

A-1・港町 " 燃えるハロウィンタウン "
ボスは彷徨える死神デスサイズ
A-2・墓場 " 墓守の怒り "
ボスは埋められた男爵ジョルダン
B-1・森林 " 迷いの森 "
ボスは森の幻術師ウローン
B-2・沼地 " 底なし沼の魔女 "
ボスは沼の魔女サキュラ
C-1・湖畔 " 湖畔の村の騒動 "
ボスは巨大牛メリー
C-2・火山 " 目覚めた巨獣 "
3章までのステージの中で唯一、縦(下)方向にスクロールするステージ。
ボスは炎の神バヴァリア
EXTRA・峡谷 " 峡谷を抜けて・・・ "
隠しステージ。一定条件を満たせば、第3章2幕終了後に、EXTRAステージ経由で最終ステージに進むか、直接最終ステージに進むかを選択することができる。EXTRAステージには第何章かといった表記は無い。なお、EXTRAステージを選択した場合それまでに選択したレベルに関わらず以降のステージは撃ち返し弾が発生するようになる(撃ち返し弾有りの状態でEXTRAステージを選択した場合は通常以上の量の撃ち返し弾が発生するようになる)。
峡谷を登り頂点まで到達した後に、洞窟の中を下って進んでいく長丁場のステージ。これまでに登場した敵キャラクターの多数が登場する。
ボスは双子の竜王デヴァリア・ギヴァリア
左右からプレイヤーキャラクターを取り囲むように同時攻撃を仕掛けてくる。
FINAL・古城 " 冥界城 "
ボスは扉を開く者ジルバ
これを倒すとラスボスの魔界帝王ティラノサタンとの戦闘に入る。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] Xbox360版

Xbox360版では開発プロデューサーである浅田誠より下記の追加要素が発表された。

Xbox360モード
背景以外のグラフィックをすべて描き直し、渓谷と城以外の全ステージで難易度レベル1・2(どちらも回数制限なし)を選択できるようにした家庭用モード。他の要素はアーケード版に準拠。
バージョン1.1
操作方法やバランスに調整が施されたアレンジモード。主な特徴は下記の通り。
  • 使い魔をショットの形態に関係なくRSボタンで任意に操作できる。ジョイスティックでもボタンとの組み合わせによりレバー操作可能。
  • アイテムカウンタ100からパワーアップ可能。またアイテムスコアの上限が99999点まで増加。
  • 難易度レベル3では必ずデスモードへ突入する。
Xbox Live
Coopモードによるオンライン協力プレイ、スコアアタックモードによるオンラインスコアの登録が可能。ボイスチャット対応。
リプレイモード
クリアorゲームオーバーまでのプレイ内容を保存、再生できる。スコアアタックで登録された他プレイヤーのリプレイも再生可能。


以下はダウンロードコンテンツ配信のもの

フルボイスダウンロード
予約特典として限定配信されたドラマパート部分のボイスデータ。設定によりボイスのOFF/ONが可能。
メガブラックレーベル
アーケード版、Xbox360モードのメガブラックレーベルバージョン。Xbox360マーケットプレイスからダウンロードコンテンツにて1200MSPで配信。

[編集] 関連項目

[編集] 脚註

  1. ^ アミューズメントマシンショー2007 ケイブ出展情報: ■「デススマイルズ」開発スタッフにインタビュー!
  2. ^ a b アミューズメントマシンショー2007 ケイブ出展情報: ■AMショー、2日目(業者招待日)のレポートをお届けします!

[編集] 外部リンク


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