デイヴィッド・ギャレット

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デイヴィッド・ギャレット

デヴィッド・ギャレットまたはデイヴィッド・ギャレットDavid Garrett, 1981年9月4日 アーヘン[1] - )はドイツ出身のアメリカ合衆国ヴァイオリニストモデル。本名はダーフィト・ボンガルツ(David Bongartz)といい、父親がドイツ人、母親がアメリカ人の混血である[2]。ギャレットは母親の旧姓。10代でデビューする際、父親が著名人だったためギャレット姓で活動する事になった。

生い立ち[編集]

4歳の時に、兄のために父親が買ってきたヴァイオリンに興味を覚え、間もなくヴァイオリンを習い始めた。翌年にコンクールに出場して優勝している。7歳になるまでに毎週1度、公開で演奏するようになった。その後リューベック高等音楽学校でヴァイオリンを学ぶ。12歳になると、ポーランド出身の大ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルに師事するようになり、しばしばロンドンやその他のヨーロッパの都市に出かけてヘンデルの下に通った。13歳で2枚のCDを録音し、ドイツオランダテレビに出演した。また、ヴァイツゼッカー博士の招待により、ドイツ大統領官邸「ハンマーシュミット荘(Villa Hammerschmidt)」で演奏会を開いた。黄金時代の名器の一つに数えられる「ストラディヴァリウス・サン・ロレンツォ」を提供されて使うようになる。14歳の時にドイツ・グラモフォン社と専属契約を結んだ(同社と契約した史上最年少の演奏家であった)。17歳の時に、インド独立50周年を記念する演奏会に出演し、デリームンバイズービン・メータの指揮するミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と共演している。

2年後にはラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスの指揮の下にベルリン放送交響楽団と共演し、評論家から称賛を受けた。この結果、ハノーファー万博2000に招待されて出演している。その後はロンドン王立音楽大学に学び、21歳でBBCプロムスにも出演。2004年にはジュリアード音楽学校を卒業した。

音楽活動[編集]

現在はクラシカル・クロスオーヴァー路線による活動が中心となっており、グランドピアノの伴奏によるヴァイオリン・ソナタの演奏会を行なうかたわら、キーボードギタードラムからなる自前のバンドを率いて編曲ものや自作のアンコール・ピースを演奏・録音している。また、メタリカアルバムでもヴァイオリンを演奏した。

その他[編集]

ジュリアードに在学中のニューヨーク時代に、イツァーク・パールマンに入門した最初の学生になるとともに、学費を稼ぐためにモデルとして収入を得た。ファッション誌の記者からは、「クラシック界のベッカム」になぞらえられた[3]

2007年8月には、モンブラン社によって、新作万年筆の販売促進のための特使に選ばれ、ローマニューヨーク香港ベルリン、ロンドンを訪れた。

2013年、映画「パガニーニ~愛と狂気のヴァイオリニスト」の主演・製作総指揮・音楽を担当する。

2014年、7月11日映画「パガニーニ~愛と狂気のヴァイオリニスト」が日本公開。6月11日にはジャパンプレミアが行われ、本人も来日。同日には映画にインスパイアされたアルバム『愛と狂気のヴァイオリニスト』が発売された。

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外部リンク[編集]