ディネルソン・ラメット

ディネルソン・ラメット
*Dinelson Lamet*
ロサンゼルス・ドジャース #94
	サンディエゴ・パドレス時代; (2017年6月29日)
基本情報
国籍	ドミニカ共和国
出身地	サンティアゴ州サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス
生年月日	1992年7月18日（31歳）
身長; 体重	6' 4" ＝約193 cm; 187 lb ＝約84.8 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2014年アマチュアFA
初出場	2017年5月25日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	サンディエゴ・パドレス (2017, 2019 - 2022); コロラド・ロッキーズ (2022 - 2023);
	この表について

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はラメット、第二姓（母方の姓）はエルナンデスです。

ディネルソン・ラメット・エルナンデス（Dinelson Lamet Hernandez, 1992年 7月18日 - ）は、ドミニカ共和国サンティアゴ州サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。愛称はエル・フラーコ^[1]。

経歴[編集]

プロ入りとパドレス時代[編集]

2012年にフィラデルフィア・フィリーズと契約するところだったが、書類に問題があったため無効となった。その後、2014年にサンディエゴ・パドレスと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・パドレスでプロデビュー。2試合に登板して防御率2.25、8奪三振を記録した。

2015年はA級フォートウェイン・ティンキャップス（英語版）でプレーし、26試合（先発24試合）に登板して5勝8敗、防御率2.99、120奪三振を記録した。

2016年はA+級レイクエルシノア・ストーム（英語版）、AA級サンアントニオ・ミッションズ、AAA級エル・パソ・チワワズでプレーし、3球団合計で28試合に先発登板して12勝10敗、防御率3.00、158奪三振を記録した。

2017年は開幕からAAA級エル・パソでプレーし、8試合に登板して3勝2敗、防御率3.23、50奪三振を記録した。5月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[2]。同日のニューヨーク・メッツ戦にて先発でメジャーデビューすると、5回1失点の投球で初登板初勝利を飾った^[3]。

2018年はトミー・ジョン手術を受けたため、シーズンを棒に振った。

2019年7月にメジャー復帰した。

2020年オフの12月9日に自身初めてオールMLBチームのセカンドチーム先発投手の1人に選出された^[4]。

ロッキーズ時代[編集]

2022年8月1日にジョシュ・ヘイダーとのトレードで、テイラー・ロジャース、エステウリー・ルイーズ、ロバート・ガセル (野球選手)（英語版）と共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した^[5]。しかし、翌3日にDFAとなった^[6]。その後、5日にウェイバー公示を経てコロラド・ロッキーズへ移籍した^[7]。

投球スタイル[編集]

スライダーとフォーシームを主体としており、他にはツーシーム、まれにチェンジアップを投げる^[8]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2017	SD	21	21	7	8	0	.467	485	114.1	88	18	54	2	6	139	9	0	63	58	4.57	1.24
2019		14	14	3	5	0	.375	313	73.0	62	12	30	0	5	105	6	0	38	33	4.07	1.26
2020		12	12	3	1	0	.750	267	69.0	39	5	20	0	4	93	1	0	18	16	2.09	0.86
2021		22	9	2	4	2	.333	209	47.0	48	6	22	0	2	57	3	0	24	23	4.40	1.49
2022		13	0	0	1	1	.000	62	12.1	16	2	9	0	1	16	3	0	14	13	9.49	2.03
2022	COL	19	0	1	1	3	.500	87	20.0	14	2	10	0	3	29	3	0	9	9	4.05	1.20
'22計		32	0	1	2	4	.333	149	32.1	30	4	19	0	4	45	6	0	23	22	6.12	1.52
2023		16	4	1	4	0	.200	134	25.2	38	6	22	0	1	31	4	1	35	33	11.57	2.34
2023	BOS	1	0	0	0	0		11	2.0	4	1	1	0	0	1	1	0	3	3	13.50	2.50
'23計	BOS	17	4	1	4	0	.200	145	27.2	42	7	23	0	1	32	5	1	38	36	11.71	2.35
MLB：6年		118	60	17	24	6	.415	1568	363.1	309	52	168	2	22	471	30	1	204	188	4.66	1.31

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2017	SD	21	2	10	1	0	.923
2019		14	6	4	0	0	1.000
2020		12	3	2	0	0	1.000
2021		22	5	2	0	0	1.000
2022		13	0	1	0	0	1.000
2022	COL	19	2	3	0	0	1.000
'22計		32	2	4	0	0	1.000
2023		16	2	3	1	0	.833
2023	BOS	1	0	0	0	0
'23計	BOS	17	2	3	1	0	.833
MLB		118	20	25	2	0	.957

2023年度シーズン終了時

表彰[編集]

オールMLBチーム^[9]
- セカンドチーム先発投手：1回（2020年）

背番号[編集]

64（2017年）
29（2019年 - 2022年途中）
32（2022年途中 - 2023年）
94（2024年 - ）

脚注[編集]

^ Padres' Players Weekend nicknames explained MLb.com （英語） (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
^ Dennis Lin (2017年5月23日). “Padres prospect Dinelson Lamet to debut Thursday” (英語). The San Diego Union-Tribune. 2017年9月16日閲覧。
^ Lamet solid for Padres, Mets lose after pushing back deGrom
^ Anthony Castrovince (2020年12月10日). “Here is the star-studded 2020 All-MLB Team” (英語). MLB.com. 2021年11月27日閲覧。
^ “Brewers Trade Josh Hader To Padres” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月1日閲覧。
^ “The reasoning behind Brewers' surprise DFA of Lamet” (英語). MLB.com. 2022年8月4日閲覧。
^ “Rockies Claim Dinelson Lamet, Designate Ashton Goudeau” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月6日閲覧。
^ “Dinelson Lamet Baseball Statistics 2014-2017”. Baseball Cube. 2017年9月16日閲覧。
^ “All-MLB Team” (英語). MLB.com. 2021年11月27日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Dinelson Lamet stats MiLB.com （英語）
D.lamet (@dinelson_lamet94) - Instagram

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[1] Padres' Players Weekend nicknames explained MLb.com （英語） (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧

[2] Dennis Lin (2017年5月23日). “Padres prospect Dinelson Lamet to debut Thursday” (英語). The San Diego Union-Tribune. 2017年9月16日閲覧。

[3] Lamet solid for Padres, Mets lose after pushing back deGrom

[4] Anthony Castrovince (2020年12月10日). “Here is the star-studded 2020 All-MLB Team” (英語). MLB.com. 2021年11月27日閲覧。

[5] “Brewers Trade Josh Hader To Padres” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月1日閲覧。

[6] “The reasoning behind Brewers' surprise DFA of Lamet” (英語). MLB.com. 2022年8月4日閲覧。

[7] “Rockies Claim Dinelson Lamet, Designate Ashton Goudeau” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月6日閲覧。

[8] “Dinelson Lamet Baseball Statistics 2014-2017”. Baseball Cube. 2017年9月16日閲覧。

[9] “All-MLB Team” (英語). MLB.com. 2021年11月27日閲覧。

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表話編歴コロラド・ロッキーズロースター
投手	52 ダニエル・バード（故障者リスト） 68 ジャレン・ビークス 59 ジェイク・バード 50 タイ・ブラッチ 57 アンヘル・チビリ（英語版） 63 ノア・デービス（英語版） 18 ライアン・フェルトナー 21 カイル・フリーランド（故障者リスト） 58 ルーカス・ギルブレス（故障者リスト） 26 オースティン・ゴンバー 64 ギャビン・ホロウェル（英語版） 32 ダコタ・ハドソン 56 エバン・ジャスティス（英語版） 40 タイラー・キンリー 20 ピーター・ランバート 61 ジャスティン・ローレンス 48 ヘルマン・マルケス（故障者リスト） 46 ニック・ミアーズ（英語版） 55 フアン・メヒア（英語版） 43 アンソニー・モリーナ（英語版） 41 ライリー・パイント 47 カル・クアントリル 49 アントニオ・センザテラ（故障者リスト） 38 ビクター・ボドニック
捕手	35 エリアス・ディアス 25 ジェイコブ・スタリングス
内野手	79 アダエル・アマダー 83 フリオ・カレーラス（英語版） 15 ハンター・グッドマン（英語版） -- グレッグ・ジョーンズ 24 ライアン・マクマホン 44 エレフリス・モンテロ 7 ブレンダン・ロジャース 14 エセキエル・トーバー 13 アラン・トレホ
外野手	12 ショーン・ブシャー 23 クリス・ブライアント（故障者リスト） 11 ジェイク・ケイブ 9 ブレントン・ドイル 82 ヤンキール・フェルナンデス 22 ノーラン・ジョーンズ 4 マイケル・トグリア
指名打者	19 チャーリー・ブラックモン
監督・コーチ	10 バド・ブラック（監督） 8 マイク・レドモンド（ベンチコーチ） 31 ヘンスリー・ミューレンス（打撃コーチ） 70 アンディ・ゴンザレス（英語版）（打撃コーチ補佐） 68 P.J.ピリッテア（英語版）（打撃コーチ補佐） 72 ダリル・スコット（投手コーチ） 53 ロニー・ギデオン（英語版）（一塁コーチ） 34 ウォーレン・シュエファー（英語版）（三塁コーチ） 74 リード・コーネリウス（英語版）（ブルペンコーチ） 77 アーロン・ムニョス（ブルペン捕手） 75 カイル・カニンガム（ブルペン捕手補佐）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年4月21日更新