宇宙の騎士テッカマンブレード

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宇宙の騎士テッカマンブレード
ジャンル SFアクション
アニメ:宇宙の騎士テッカマンブレード
原作 タツノコプロ企画室(原案)
監督 ねぎしひろし
シリーズ構成 関島眞頼あかほりさとる
脚本 岸間信明川崎ヒロユキほか
キャラクターデザイン TOlllO佐野浩敏
メカニックデザイン 佐山善則中原れい
アニメーション制作 タツノコプロ
製作 テレビ東京、創通エージェンシー
タツノコプロ
放送局 テレビ東京
放送期間 1992年2月18日 - 1993年2月2日
話数 49話
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

宇宙の騎士テッカマンブレード』(うちゅうのきしテッカマンブレード)は、1992年2月18日から1993年2月2日までテレビ東京系で全49話が放送された、タツノコプロ製作のSFアニメである。

1994年に続編として、OVA宇宙の騎士テッカマンブレードII』が制作されている。

目次

[編集] ストーリー

連合地球暦192年、謎の宇宙生命体『ラダム』が突如として地球に来襲、人類の宇宙進出の夢を懸けて作られた軌道エレベータ基地・オービタルリングを瞬く間に占拠し、地球侵略を開始した。地球製兵器では傷つけることすらできない強靭無比のラダム獣に対し、唯一対抗し得る兵器であるオービタルリングのレーザー砲を奪われた人類には対抗する術がなく、その侵攻をただ黙って見ているしかなかった。

そんなある日、地球上のラダム獣や地上に根付くラダム樹の調査・分析をしている外宇宙開発機構の前に、正体不明で記憶喪失の青年が現れる。彼は「Dボウイ」と名づけられ、ラダムの尖兵と酷似した超人『テッカマン』に変身し、人類が手も足も出なかったラダム獣を事もなく打ち砕いてみせた。

外宇宙開発機構はDボウイに不審の念を抱きながらも、『スペースナイツ』として地球連合軍とは別にラダムとの戦いを始めることとなる。

[編集] 解説

本作は、1975年にタツノコプロで製作された『宇宙の騎士テッカマン』の名を冠しており、設定や構想の一部も流用されているが、全く別の世界観に基づいて作られた作品であり、リメイクやストーリー上の続編ではない。旧作『宇宙の騎士テッカマン』のオマージュ的作品であるOVADETONATORオーガン』を受けて製作された。スタッフは『機動戦士ガンダム』の洗礼を受けた世代やOVA畑からの人材で構成されている。OPアニメーションは、『DETONATORオーガン』の監督である大張正己が担当している。

ストーリー面については、地球を守るために肉親や友人・恩師と戦わねばならない主人公という、ハードな展開が特徴である。シリーズ構成とメイン脚本を担当したあかほりさとるは、後年のインタビューにおいて

  • 敵の走狗となった肉親や知人と戦う宿命を背負った孤独な男が地球に飛来
    • 肉親や知人と戦う代わりに、今度は共に戦う新しい仲間ができ、次第に心を開く
      • ついには、人の心を持ったまま脱出した妹と再会する
        • その喜びもつかの間、妹が自分を守るために肉親達と戦い、散ってしまう
      • 自らもテックシステムによって傷つくが、仲間達の助力でシステムを進化させてパワーアップ
    • 肉体の崩壊は抑えられたものの、副作用で脳細胞に影響が波及し記憶を失い始める
  • 人としての自分を捨てて、最後の敵である弟と兄を倒し、記憶を失って地球に帰還する

という、アーチ構造になるようなストーリー構成を関島眞頼と共に練り上げ、それを基に脚本を書き上げていったと明かしていた。またあかほりは、デビュー当初から現在に至るまでギャグ作品を手がけることが多く、そのためシリアス一辺倒の本作は、過去に関わった作品の中でも異彩を放っている。

2005年ゲームボーイアドバンス用ゲーム『スーパーロボット大戦J』、更に2007年に続編・『宇宙の騎士テッカマンブレードII』と共にニンテンドーDS用ゲーム『スーパーロボット大戦W』に取り上げられたことなどから、現在ではリアルタイムで視聴していない世代にも本作の名前が知られている。ただし、本作はあくまでSFヒーローアニメであり、ロボットアニメではない。

[編集] 制作

  • 製作総指揮:九里一平
  • 原案:タツノコプロ企画室
  • 企画:稲垣光繁、成嶋弘毅
  • シリーズ構成:関島眞頼あかほりさとる
  • 文芸:あみやまさはる
  • キャラクターデザイン:TOlllO佐野浩敏
  • メカニックデザイン:佐山善則中原れい
  • オープニングアニメーション:大張正己
  • 作画コーディネーター:湖川友謙
  • 色彩設計:藤岡真子
  • 音楽:和田薫
  • 美術監督:海野よしみ
  • 撮影監督:横山幸太郎
  • 音響監督:田中英行
  • 制作プロデューサー:佐久間敏郎
  • 制作担当:吉田昇一
  • 監督:ねぎしひろし
  • 演出チーフ:殿勝秀樹
  • プロデューサー:清水睦夫、板橋秀徳、植田もとき
  • 演出助手:うらのひろあき
  • 撮影:相沢健四郎、武川昌志、横山正彦、蛯貝美穂、荒井麻衣子
  • 編集:三木幸子、小宮山茂、白井三奈
  • メカ設定:小川浩
  • 設定協力:出渕裕結城二十六、スタジオOX
  • メインタイトル:神宮寺訓之
  • 制作協力:OFFICENEXT-ONE、ZERO G-ROOM
  • 制作:テレビ東京、創通エージェンシー、タツノコプロ

[編集] 主題歌

  • 前期OP(1 - 27話)『REASON』(作曲:小坂由美子 作詞:安藤芳彦 歌:小坂由美子)
  • 後期OP(28 - 49話)『永遠の孤独』(作曲:小坂由美子 作詞:さとうみかこ 歌:小坂由美子)
  • 前期ED(1 - 27話)『ENERGY OF LOVE』(作曲・作詞・歌:小坂由美子)
  • 後期ED(28 - 49話)『LONELY HEART』(作曲:小坂由美子 作詞:さとうみかこ 歌:小坂由美子)
  • 挿入歌(40話)『午前0時』(作曲:山本智恵子 作詞・歌:小坂由美子)
  • 挿入歌(40話)『Meditation』(作曲・作詞・歌:小坂由美子)
  • 挿入歌(46話)『Once More Again』(作曲:山浦克巳 作詞:島エリナ 歌:三松亜美・山浦克己)
  • 挿入歌(48話)『マスカレード』(作曲・作詞・歌:小坂由美子)

[編集] 登場人物

[編集] スペースナイツ

D(ディー)ボウイ/相羽 タカヤ(あいば タカヤ)/テッカマンブレード
- 森川智之
本作の主人公。家族やクルーらと共にアルゴス号で太陽系外の調査に出る途中、ラダム母艦に遭遇し、テックシステムに取り込まれる。しかし洗脳される前に父・孝三に救出され、アルゴス号の脱出ポッドに乗せられて地球へ帰還、テッカマンブレードとしてスペースナイツと共にラダムに戦いを挑む。
スペースナイツとの遭遇当初、記憶喪失を装い本名を名乗らなかったため、無茶な行動ばかり取ることから、デンジャラスボウイ略して『Dボウイ』という渾名をノアルにつけられた。妹・ミユキとの再会を機に自らの素性やテッカマンとしての秘密を周囲に明かしたが、その後も仲間からはDボウイと呼ばれている。左目のあたりに、ダガーにつけられた傷痕が縦に走っている。
「Dボゥイ」と「ウ」を小文字で表記する場合もある。
血液型AB型
ノアル・ベルース
声 - 松本保典
スペースナイツのメンバー。ブルーアース号のパイロットで、後にソルテッカマン2号機のパイロットも務める。軍人の家系で名家の出身だが、それに反発し外宇宙開発機構に参加、そのため父親によって実家から勘当されていた。
口調は軽く斜に構えているが、実際は情に厚く義理堅い。当初は正体不明で自分勝手な行動の目立つDボウイを厄介者扱いしていたが、やがて厚い友情を築くようになる。『Dボウイ』の名付け親。
アキ
声 - 林原めぐみ
スペースナイツのメンバー。ブルーアース号のパイロット。Dボウイに好意を寄せているが、女らしさに欠ける面があり、自らもそれを気にしている。物語が進むにつれ、過酷な運命に翻弄されるDボウイに何もできず、自分の無力さに苦悩することが多かった。
苗字は如月(きさらぎ)だが、本作の時点では明らかにされず、続編『宇宙の騎士テッカマンブレードII』で初めて公開された。また、伊賀忍者の末裔と設定されていたが、本編では特に触れられていない。
血液型AB型
ミリィ
声 - 横山智佐
スペースナイツのオペレータ。フリーマンと行動を共にすることが多いが、アキの代わりにブルーアース号に乗り込むこともある。Dボウイから妹ミユキの姿を重ねられていた。
ミレッタ・ルルージュという本名が設定されているが、アキの設定同様、劇中では明らかにされなかった。
本田(ほんだ)
声 - 飯塚昭三
スペースナイツのメカニック。髭面で貫禄のある体格をしており、メンバーからはおやっさんと呼ばれている。スペースナイツ最年長であり、フリーマンのよき理解者でもある。
レビン
声 - 中原茂
スペースナイツのメカニックで、本田の相棒。メカフェチのオカマだが、特に男性が好きというわけではない。Dボウイとテッカマンブレードのことを気に入っており、自作したと思しきブレードのフィギュアも所持している。
ミリィ相手に大人気ない掛け合いをしたりトラブルに巻き込まれたりとコメディリリーフの面が強い。料理が得意。
ハインリッヒ・フォン・フリーマン
声 - 鈴置洋孝
スペースナイツのチーフ。外宇宙開発機構の創設者。沈着冷静な性格だが内心は情に厚い。鋭い戦略眼と極めて高い政治能力を持っているため、しばしば冷酷とも取れる言動・行動で周囲の誤解を招くことがある。自ら対ラダム兵器を開発したり、テックシステムを解析したりするなど、技術者としても優れた面を持っている。射撃の腕前も高い。独特の形をしたサングラスをかけていることが多い。
ペガス
声 - 飛田展男
身長2.7m、体重6.5t、飛行速度M2.34/49000ft(クラッシュイントルードモード時)
テッカマンブレードのサポートロボ。内部にクリスタルフィールドを形成し、Dボウイの掛け声に呼応してテックセットを行う。元々はスペースナイツの作業用人型ロボットだったが、Dボウイのクリスタルの破損を機に、ブレード用のサポートロボとして改修された。
バルカン砲やフェルミオン砲などの兵器を搭載しており、飛行形態にも変形できる。ブレードと共にクラッシュイントルードを行ったり、協力してハイコートボルテッカを放ったりすることもできる。最終決戦でテッカマンオメガの攻撃からブレードを庇い、破壊された。
その残骸は、回収され、『宇宙の騎士テッカマンブレードII』にてペガスIIとして修復・改造された。
名前の由来は、ギリシア神話などに登場する幻獣、ペーガソスから。
相羽 ミユキ(あいば ミユキ)/テッカマンレイピア
声 - 水谷優子
Dボウイの妹。相羽家の末妹。テックシステムから体質不適合で排除され、兄タカヤにラダムの秘密を伝えるべく、残り少ない命を振り絞って単身ラダム基地を脱走。スペースナイツに基地の位置などラダムの秘密を託した後、エビルらラダムテッカマンに単身戦いを挑み、捨て身のボルテッカにより自爆して果てた。
兄タカヤに対して普通の兄妹以上に強い愛情を抱いているが、その一方でタカヤとアキの仲を応援していた。
血液型AB型
相羽 孝三(あいば こうぞう)
声 - 麦人
相羽兄弟の父。宇宙物理学の教授。宇宙船アルゴス号の船長としてタイタン調査団を率い、自分の家族や助手たちと共に土星に向かう旅の途中、ラダムと遭遇しテックシステムに囚われる。体質不適合により早い段階でテックシステムから排除され、その命を賭して息子タカヤを救出し地球へと送り込んだ後、アルゴス号を自爆させラダム母艦を月の裏側に不時着させた。

[編集] 連合防衛軍

バルザック・アシモフ
声 - 堀内賢雄
連合防衛軍少佐。従軍記者を装い、スパイとしてスペースナイツ基地に潜入。ブレードに関する機密データを持ち帰り、それを基に軍が開発したパワードスーツ・ソルテッカマン1号機のパイロットに任命される。
スラム街出身で上昇志向が強く、親友マルローと共にソルテッカマンでラダムを倒し栄達することを夢見ていた。しかし、連合軍によるオービタルリング奪回作戦においてテッカマンエビルに敗れ、ソルテッカマン1号機と共に行方不明となる。その後リルルに助けられ、戦いを捨てて農夫として生活していたところをスペースナイツのメンバーと偶然再会し、行動を共にするようになる。
ラダムとの最終決戦において、ノアルと共にブルーアース号でラダム基地を目指す途中、襲い掛かってきたテッカマンソードと対決、干渉スペクトル砲でソードを倒すも相打ちに持ち込まれ、ソードと共に大気圏に燃え尽きた。
リルルとの間には、まだ生まれていない子供が残された。また続編ではその功績を称え、地球連合軍にその名を冠した『バルザック勲章』が設けられている。
コルベット
声 - 大滝進矢
連合防衛軍准将。非常に功名心の強い利己的な性格をしており、自らの手柄のためには手段を選ばない。
ラダム侵攻以前には連合軍の設立に尽力し、ラダム戦役においてもソルテッカマンやフェルミオン兵器の開発を推進するなど一定の功績を挙げていた。しかしオービタルリング奪回作戦に失敗し、スペースナイツとDボウイの活躍を目の敵にするあまり、フェルミオンミサイルによるオービタルリング破壊という無謀な作戦を敢行。真のラダム基地は月の裏側にあるというブレードの説得も聞き入れず、最後はブレードに撃墜されたフェルミオンミサイルの爆発に巻き込まれ死亡した。
Dr.マルロー
声 - 辻谷耕史
連合防衛軍科学班所属の科学者で、ソルテッカマンの開発者。バルザックと共にスラム街で育ち、少年時代に連合防衛軍に拾われた。バルザック同様に上昇志向の強い人間で、科学省長官となって権力と名誉を手に入れることを夢見ていたが、 ソルテッカマン用に精製したフェルミオンを輸送中、ラダム獣に襲われて致命傷を負い、バルザックの目の前で息を引き取った。
バーナード・オトゥール
声 - 池田勝
連合防衛軍軍曹。隻眼。スペースナイツとの共同作戦で、Dボウイとの友情を芽生えさせる。軍が指揮系統を失った後は、部下を率いて独自にラダムへのゲリラ戦を行う抵抗を続けていた。後にDボウイと再会し、ブレードがブラスター化するまでの時間を稼ぐためランスの前に立ちはだかり、その命を落とした。
リルル
声 - 松井菜桜子
辺境の地で農業を営む女性。弟リック(声 - 松本梨香)と共に暮らしている。エビルに敗れ瀕死の重傷を負っていたバルザックを看病し、バルザックが回復した後は三人で生活を送っていた。後にバルザックの子供を身篭っている。

[編集] ラダム

フリッツ・フォン・ブラウン/テッカマンダガー
声 - 飛田展男
ラダム獣を率いて地球に侵略してきた最初のテッカマン。元アルゴス号の乗組員。
干渉スペクトル装置を用いてDボウイの変身を封じ、クリスタルを破壊したが、ペガスにより再び変身が可能となったブレードのボルテッカの前に敗れ去った。テッカマンの中で唯一ボルテッカを使用しておらず、武器は主にテックランサーを弓の様に変形させ、コスモボウガンとして光輝く矢を射る。
相羽 シンヤ(あいば シンヤ)/テッカマンエビル
声 - 子安武人
Dボウイこと相羽タカヤの双子の弟。ラダムテッカマンのサブリーダー的存在。アルゴス号の操舵手だった。何事に対しても完璧な結果を求め、そのための努力を惜しまない。そのため、天才肌の兄タカヤに対して強い愛情を抱いている一方、猛烈なコンプレックスを抱いていた。
テッカマンとして目覚めて以降、執拗にブレードに戦いを挑み、終盤にはブレードの後を追ってブラスター化も果たした。ブラスターテッカマン同士の壮絶な死闘の末致命傷を負い、ラダムの支配から抜け出した後、自らのクリスタルをブレードに託して息を引き取った。
設定上タカヤと瓜二つの顔をしているとされており、劇中でもそう扱われているが、実際の外見は別人同然である。
ゴダード/テッカマンアックス
声 - 島香裕
相羽孝三の親友で助手。電子工学の専門家。武道・武術に精通しており、タカヤ・シンヤ兄弟の格闘技の師匠でもある。
Dボウイのことを『タカヤ坊』と呼び、ラダムの支配下にあっても彼の成長を喜んでいる節があった。同様にシンヤを『シンヤ坊』と呼んで可愛がっており、シンヤのタカヤに対するコンプレックスから直接対決を危ぶみ、自らの手でブレードを倒すべく戦いを挑んだ。ブレードとの対決に敗れた後、クリスタルを渡すまいとしてボルテッカを放ち自爆して果てた。
モロトフ/テッカマンランス
声 - 小杉十郎太
元アルゴス号の乗組員。自身の実力に高い自信を持ち、エビルをライバル視している様子も窺えた。エビルより先にブレードを倒すため、独断専行でスペースナイツのアラスカ基地に潜入し暴れ回ったが、ブラスター化したブレードの前になす術なく一蹴された。
フォン・リー/テッカマンソード
声 - 横尾まり
元アルゴス号の乗組員。女性。ケンゴの婚約者でもあった。ケンゴ(テッカマンオメガ)に対して狂気じみた愛情を抱いており、ブレードを排除する為だけに、命を縮めさせることを承知でシンヤにブラスター化を施した。
最終決戦において、ラダム基地を目指すブルーアース号に単身襲い掛かり、バルザックから受けた干渉スペクトル砲により致命傷を負うも相打ちに持ち込み、最後の執念で放ったボルテッカによりブルーアース号を撃墜、バルザックと共に大気圏に燃え尽きた。
相羽 ケンゴ(あいば ケンゴ)/テッカマンオメガ
声 - 若本規夫
相羽家の長兄。フォンとは婚約関係にあり、父の助手も務めていた。ラダムテッカマンの総司令官。
ラダム基地と一体化しており、基地の中から動くことができない。普段は他のテッカマンよりも一回り大きい程度だが、ラダム母艦と完全に融合すると、遥かに巨大な姿となる。腹部にはケンゴの生身の顔がある。母艦に乗り込んできたブレードを一方的にいたぶっていたが、最後はブラスター化したブレードのボルテッカにより、ラダム母艦と共に消滅した。
エビルのブラスター化を咎めクリスタルを奪って幽閉するなど、兄として肉親に対する情が残っている様子も窺えた。

[編集] 基本設定

[編集] オービタルリング

地球の衛星軌道上に建設された、地球を1周するリング状の建造物。正式名称はオービタルリングシステム。リングと地上との行き来は、地上の各地に建設された軌道エレベータで行われる。宇宙船の発着港として用いられており、この時代の商工業の中心はオービタルリングに移っていた。

[編集] スペースナイツ

テッカマンブレードを中心とした対ラダムチームとして、外宇宙開発機構内に設立された。当初はテキサスに本部を置いていたが、ラダムテッカマンの攻撃により壊滅した後、アラスカに本部を移した。

[編集] ラダム

  • 『ラダム』とは、本能のみを高度に発達させた知的生命体、およびその種族の名称である。昆虫状の生物で、頭脳(脳髄)のみを高度に発達させたため肉体は非常に脆弱で、環境変化や外因性ショックに対する抵抗力を持たない。そのため、他の知的生命体の体内に寄生し、その脳をラダムの強い本能によって支配することで、生態系の上位に君臨している。
  • 外骨格が強固に発達し巨大化したラダムは『ラダム獣(じゅう)』と呼ぶ。ラダム獣は標的とする惑星に降り立つと、地面に潜って植物化し『ラダム樹(じゅ)』となる。
  • ラダム樹は、ある一定の期間を経ると一斉に開花し、花の中にその惑星の知的生命体を取り込んでテッカマンへのフォーマットを行う。このフォーマットされたテッカマンにラダムが寄生することで新たなラダムの民が誕生し、ラダムによる侵略が完了する。

[編集] テッカマン

[編集] 概要

  • 本作における『テッカマン』とは、ラダムによって作られた生体兵器のことを指す。肉体らしい肉体を持たないラダムが、他の惑星への侵略行為を効果的に行うために開発したものである。強靭な肉体を持つ知的生物を『テックシステム』に取り込み、人体表面に強固な外殻が形成された『素体(そたい)』テッカマンとしてフォーマットし、最後に肉体(素体)の中枢、即ち脳髄にラダムが寄生することで、テッカマンが完成する。闘争本能をまったく持たない生命体に対しては、ラダムは寄生できない。この外殻=外骨格は宇宙服の役割も果たしており、あらゆる環境での活動を可能にしている。
  • 侵攻初期に捕獲された知的生命体は、侵攻作戦の中核となる戦闘用テッカマンとして、短期間で強引にフォーマットが行われる。遺伝子レベルで適性を調査した後、ラダムとしての知識を植えつけ素体へとフォーマット、その後、外部装甲やバーニアなどの武装を施す戦闘用フォーマットを行い、最後にラダムが寄生して完了する。
  • 戦闘用テッカマンに不適合と判定された個体は、フォーマット中或いはその前段階において排除される。排除された個体は、肉体組織が崩壊しているためやがて確実に死に至る。一方、侵攻最終段階においてラダム樹の花に取り込まれた知的生命体は、時間を掛けてゆっくりとフォーマットされるため、不適合となる固体は発生しない模様。
  • テッカマンへの変身行為は『テックセット』と呼ばれる。調製された者がクリスタル状のシステムボックスを『テックセッター』というキーワードと共に使用することで素体に変身し、戦闘用テッカマンの場合は、更に続けてシステムボックスの持つ『光=物質変換機能』によって、最外層のアーマーやバーニア等の機械的ユニットが形成され、外殻に組み込まれる。
  • システムボックスの『光=物質変換機能』はある種の電磁波を利用している。これに『干渉スペクトル』を照射することで、テックセットを妨害ないし強制解除することができる。
  • ラダムに支配されないいわば『不完全なテッカマン』であるブレードは、30分以上テックセットをしていると、脳にコピーされたラダムの本能が目覚め、暴走してしまう。ラダム側のテッカマンにはそのようなテックセットの不安定さは見られないが、元々の性格が攻撃的な方向で極端に増幅されている(シンヤのタカヤに対するコンプレックス、フォンのケンゴに対する愛情など)。

[編集] 特性

  • テッカマンは人間大の大きさでありながら、超音速を遥かに超える機動力と反物質粒子フェルミオンを用いた反応弾を難なく耐える強固な装甲を備えており、地球製通常兵器やラダム獣をものともしない圧倒的な戦闘力を有している。武器は、白兵戦用の『テックランサー』とランサー回収用の鋼線『テックワイヤー』。
  • 個々のテッカマンの特徴は、人間時の性質・能力に大きく左右される。作中に登場する各テッカマンは、それぞれ以下のような特性に分類される。
    • テッカマンブレード:強襲突撃型
    • テッカマンエビル:多目的汎用型
    • テッカマンレイピア:諜報索敵型
    • テッカマンダガー:後方支援型
    • テッカマンアックス:接近戦格闘型
    • テッカマンランス:参謀型
    • テッカマンソード:護衛型
    • テッカマンオメガ:司令官型
  • テッカマンが装備しているテックランサーは、それぞれの性質に合わせて形状が異なっている。ブレードのランサーは2本に分解して用いることが可能であり、エビルの場合はランサーの分割が不可能であるかわりに、刃の部分がそれぞれ二つに開き、中心を基部にして十字に展開することができる。またランサーとは別に固有の武器・ラムショルダーも有している。他にも、ダガーのランサーは状に変形してコスモボウガンを放てるようになっており、アックスのランサーは破壊力を重視した、ランスのランサーは長さのある、ソードのランサーは刃のない(シレイラ)となっている。
  • 装甲を変形させて体をスリム化し、超高速で突進しその衝撃波などで対象を破壊する技は『クラッシュ・イントルード』と呼ばれ、多数の敵を一度に排除する際に多く用いられている。(ペガスとの共同でクラッシュイントルードも行え、破壊力は増すが、テッカマン単体で行った方が速度は遥かに優れる)
  • テッカマンには、体内に蓄積された反物質フェルミオンを放出し相手を対消滅させる必殺技『ボルテッカ』がある。至近距離で直撃すれば敵テッカマンをも消滅させるほどの破壊力を誇るが、激しく体力を消耗するため、テックセット1回につき1度しか使用できない。
  • ボルテッカの特殊なバリエーションとしては、フェルミオンの放出量や軌道などを自由意志で操り、相手のボルテッカを吸収して無効にできるエビルの『PSY(サイ)ボルテッカ』や、ペガスに搭載されたフェルミオン砲と連動させて破壊力を増強させたブレードの『ハイコートボルテッカ』がある。また、自らの肉体のエネルギーを全てボルテッカに変換し、自爆することも可能である(レイピア、アックスが使用)。ダガーに限ってはボルテッカが装備されていない。
  • テッカマンのクリスタルには、クリスタルフィールドという一種の亜空間を生成し、宇宙空間を超高速で移動する機能がある。たった一かけらであっても、地上から瞬時に衛星軌道上まで移動できるだけのパワーを有している。Dボゥイはレイピアのクリスタルのかけらを手にしたことでこの性質を知り、敵テッカマンのクリスタルを奪って月のラダム基地に向かうため、スペースナイツのメンバーと共に各地を旅し、最終的にエビルのクリスタルを手にすることができた。ただし、クリスタルフィールドの使用は使用者の肉体に大きな負荷をかけるため、ブラスター化したブレードが使用した時には、脳神経核の最終崩壊をもたらした。

[編集] ブラスター化

テッカマンには進化の余地が備わっており、進化を極端に促進することで機能を極限まで高めることができる。これを『ブラスター化』と呼ぶ。

ブラスター化に成功したブレードは、以下のような圧倒的戦闘力を有していた。

  • 外殻が比べ物にならないほど強化されており、至近距離でランスのボルテッカの直撃を受けたにもかかわらず、全くの無傷であった。
  • バーニアの出力や機動性も格段に向上した。
  • ランサーの先端から、通常のボルテッカに匹敵する威力のフェルミオンビームを発射。
  • ボルテッカ発射孔が肩に加え前腕部・腰部にも設置され、一方向に集中するだけでなく、全方位に向けてボルテッカを発射することもできる。その破壊力は凄まじく、周囲の地形を変形させてしまうほど。また若干の追尾性能もある。

しかしブラスター化を行ったブレードは、これら圧倒的戦闘力と肉体の組織崩壊停止と引き換えに、テックセットの度に脳神経核が崩壊し過去の記憶を失うようになってしまった。また、ブレードに対抗してブラスター化を行ったエビルの場合は、過剰な進化に肉体が耐え切れず、逆に肉体が組織崩壊を起こすようになってしまった。

劇中ではブレードの肉体の組織崩壊の原因は、進化せずに「ラダム同士での生存競争」を行ったため、つまり進化すべき状況であるのに進化していないためと説明されていた。

[編集] ソルテッカマン

バルザックがスペースナイツ基地に潜入して得た、テッカマンに関する様々な研究データを基に、地球連合軍のDr.マルローらが中心となって開発した対ラダム用パワードスーツ。2機存在し、1号機にはバルザック、2号機はノアルが搭乗する。身長2.3m、重量181kg、飛行速度530km/h。

武装は、ボルテッカの原理を応用したフェルミオン砲と、照準器兼用のレーザーガン。フェルミオン砲の威力はラダム獣を一撃で粉砕させるほどのものであるが、テッカマンに対しては良くて怯ませる程度にしか通用しない。またフェルミオンは水の分子と反応を起こすため、水中で発射すると暴発してしまう。

スーツはあらゆる環境にも対応できるよう設計されており、砂漠や寒冷地だけでなく、水中や宇宙空間でも運用が可能である。テッカマンブレードと違いスーツの運用時間に制限はないが、フェルミオンの残量がなくなるとフェルミオン砲が使えなくなり、丸腰も同然の状態になる。またフェルミオン残量がゼロになると、スーツ自体の能力もパワーダウンしてしまうようである。

1号機と2号機は外見上色違いの同型機(1号機が緑、2号機が青)だったが、1号機は後にレビンによって改造され、フェルミオン砲が特殊ユニットに換装され、フェルミオンを拡散して発射するようになった他、ラダム獣の外殻を加工して作られた特殊ニードルを発射できるニードルガンが装備された。頭部も新しく作り変えられている。2号機に、最終決戦時に対テッカマン用兵器として干渉スペクトル砲が装備された。

なお、続編『宇宙の騎士テッカマンブレードII』の時代には更に改良が施され、連合軍の正式武装として採用・量産されている。

[編集] メカニック

ブルーアース号
全長32.1m、全幅27.3m、最高速度マッハ2.05/49000ft
スペースナイツ所有の飛行機。武装はレーザーカノンと対隕石シールド、後にフェルミオン砲が追加された。宇宙空間での航行も可能で、大気圏を脱出する際には、超伝導カタパルトから3段式のブースターユニットで機体を打ち上げる。本体であるオービター後部にはペガスやソルテッカマンを格納できるコンテナが接続されており、オービター部はさらに前後に分離合体できるが、本編中で分離、合体どちらも行うことは無かった。オービタルリングをラダムに占拠された後、地球に残る唯一の宇宙船だった。
グリーンランド号
全長約35mのトレーラー。前部がグリーンランド号本体であり、後部にブルーアース号のコンテナを接続して運用されている。コンテナ部はペガスおよびソルテッカマンの格納庫となっており、整備や改造もここで行われている。またグリーンランド号本体の下部は左右に開けるようになっており、後部コンテナからペガスを直接前方に射出することが可能。テキサスのスペースナイツ基地壊滅後、スペースナイツメンバーの移動手段・拠点となっていた。
ソルテッカマン
詳細は上述
アルゴス号
探査宇宙船。タイタンの探索を目的として、相羽一家を中心メンバーとして地球を旅立った。土星付近でラダムの宇宙船と遭遇し、戦闘用テッカマンとして適合し洗脳された数名を除いて乗員は全員死亡、ラダムの地球侵略母艦としてラダム母船に吸収された。

[編集] 放送リスト

話数(初回放映日) サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 メカ作監
0(1992年2月18日) 長き戦いの序曲 不明
1(1992年2月25日) 天駆ける超人 関島眞頼 東伏美 殿勝秀樹 世良武
2(1992年3月3日) 孤独の戦士 あかほりさとる ねぎしひろし 高瀬節夫 室井聖人 オグロアキラ
3(1992年3月10日) 防衛軍の野望 岸間信明 殿勝秀樹 佐乃鷹二巳
西山明樹彦
藍葉古卯
4(1992年3月17日) 理由なき敵前逃亡 川崎ヒロユキ 澤井幸次 千葉大輔 敷島博英
5(1992年3月24日) オレを殺せ 坂田純一 鈴木吉男 加藤茂
6(1992年3月31日) テックセット不能 千葉克彦 殿勝秀樹 堤純子 猫野乃々美 猫野輪太
7(1992年4月7日) 機動兵ペガス発進 渡辺誓子 澤井幸次 西山明樹彦 宝生聖人 山根理宏
8(1992年4月14日) 謎の従軍記者 あかほりさとる 殿勝秀樹 高瀬節夫 藍葉古卯
9(1992年4月21日) 救出! 木星クルー 岸間信明 まつぞのひろし 井口忠一
10(1992年4月28日) 戦火に響く子守歌 川崎ヒロユキ 澤井幸次 宮崎一哉 アート・歩夢 アート・拓夢
11(1992年5月5日) Dボウイファイル あみやまさはる(構成) 殿勝秀樹 藍葉古卯
12(1992年5月12日) 赤い戦慄エビル 千葉克彦 中村隆太郎 鈴木吉男 加藤茂
13(1992年5月19日) 宿命の兄弟 岸間信明 坂田純一 西山明樹彦 敷島博英 中村豊
14(1992年5月26日) 血をわけた悪魔 渡辺誓子 澤井幸次 高瀬節夫 藍葉古卯
15(1992年6月2日) 魔神蘇る あかほりさとる 殿勝秀樹 鈴木吉男 室井聖人 オグロアキラ
16(1992年6月9日) 裏切りの肖像 澤井幸次 宮崎一哉 アート・歩夢 アート・拓夢
17(1992年6月16日) 鋼鉄の救世主 岸間信明 鈴木吉男 加野晃
18(1992年6月23日) 栄光への代償 西山明樹彦 加藤茂
19(1992年6月30日) 心閉ざした戦士 渡辺誓子 中村隆太郎 高瀬節夫 須田正巳
20(1992年7月7日) 復活! 怒りの変身 山下久仁明 殿勝秀樹 藍葉古卯
21(1992年7月14日) 愛と死の予感 川崎ヒロユキ 坂田純一 西山明樹彦 井口忠一
22(1992年7月21日) ミユキの決意 山下久仁明 澤井幸次 鈴木吉男 室井聖人 山根理宏
23(1992年7月28日) 傷だらけの再会 千葉克彦 鈴木吉男 西山明樹彦 敷島博英 中村豊
24(1992年8月4日) 引き裂かれた過去 岸間信明 殿勝秀樹 羽生頼仙 須田正巳
25(1992年8月11日) 新たなる悪魔 川崎ヒロユキ 中村隆太郎 鈴木吉男 須田正巳 加野晃
26(1992年8月18日) 死をかけた戦い 山下久仁明 澤井幸次 西山明樹彦 室井聖人 オグロアキラ
27(1992年8月25日) 残りし者への遺産 あみやまさはる(構成) 殿勝秀樹 藍葉古卯
28(1992年9月1日) 白い魔人 あかほりさとる ねぎしひろし 友田政晴 井口忠一
29(1992年9月8日) 戦いの野に花束を 渡辺誓子 澤井幸次 鈴木吉男 工原しげき
30(1992年9月15日) 父の面影 岸間信明 中村隆太郎 西山明樹彦 加野晃
31(1992年9月22日) 復讐の街 山下久仁明 板野一郎
32(1992年9月29日) 待ちわびた少女 千葉克彦 澤井幸次 鈴木吉男 須田正巳
33(1992年10月6日) 荒野の再会 あみやまさはる 殿勝秀樹 西山明樹彦 室井聖人 山根理宏
34(1992年10月13日) 光と影の兄弟 岸間信明 橋本伊央汰 千葉大輔 工原しげき
35(1992年10月20日) 霧の中の敵 山下久仁明 羽生頼仙
殿勝秀樹
鈴木吉男 伊藤尚往
36(1992年10月27日) 決戦!! アックス 渡辺誓子 板野一郎
37(1992年11月3日) 蝕まれた肉体 山下久仁明 友田政晴 井口忠一
38(1992年11月10日) 死への迷宮 千葉克彦 澤井幸次 津田義三 須田正巳
39(1992年11月17日) 超戦士ブラスター 岸間信明 殿勝秀樹 西山明樹彦 敷島博英 中村豊
40(1992年11月24日) 愛と戦いの二人 あみやまさはる(構成) 殿勝秀樹 井口忠一
41(1992年12月1日) エビル・蘇る悪魔 山下久仁明 吉田英俊 佐野浩敏
42(1992年12月8日) 激突! 赤い宿敵 あみやまさはる 板野一郎
43(1992年12月15日) 訣別の銃弾 川崎ヒロユキ 橋本伊央汰 鈴木吉男 工原しげき
44(1992年12月22日) 迫り来る闇 岸間信明 西山明樹彦 室生聖人 オグロアキラ
45(1993年1月5日) 真実の侵略者 あみやまさはる(構成) 殿勝秀樹 ところともかず
46(1993年1月12日) 時の止まった家 関島眞頼 殿勝秀樹 鈴木吉男 須田正巳
47(1993年1月19日) 闇と死の運命 山下久仁明 板野一郎
48(1993年1月26日) 壮烈! エビル死す あかほりさとる 山本康彦 西山明樹彦 室生聖人
49(1993年2月2日) 燃えつきる命 関島眞頼 殿勝秀樹 工原しげき 加野晃

[編集] ネット局

時差ネットを用いていたのは基本的にテレビ東京系列外の地方局であったが、当時平日夕方6時30分枠がアニメ再放送枠となっていたテレビ大阪とテレビ愛知の2局も同様であった。両局とも19時台の放送であったため、放送時間帯が毎週のように変更されていた。

[編集] 関連商品

メディア化
VHS版とレーザーディスク版が発売され、サウンドトラックも3枚リリースされたが、いずれも現在は生産中止となっている。レーザーディスクBOX版にはオリジナル特典映像として『TWIN BLOOD』『燃えた時計』『MISSING LING』『長き戦いの序曲』『VIRGIN-MEMORY』が収録されている。
またレーザーディスク版には、全巻購入特典としてフィギア『ミユキちゃんテックセッター・フィギュア』とドラマCD『ザ・宴会』『ザ・隠し芸』がプレゼントされていた。その内容は、スペースナイツのメンバーが宴会と隠し芸大会を舞台にそれぞれ大暴走する、ギャグ満載のストーリーとなっている。
2001年には完全限定予約生産でDVD-BOXが発売され、2009年8月5日に再度、完全予約限定生産で発売された。レーザーディスク版付属の特典映像も収録されている。
2010年11月12日にShowTimeにてTVシリーズ全話有料アーカイブ配信開始された。(第01話は会員無料配信)
漫画
本放送と並行する形で、デラックスボンボン月刊コミックコンプに本作の漫画が連載されていた。
コンプ版は、1992年3月号から9月号まで連載され、単行本はメディアワークスから発行された。著者は鈴木典孝(スタジオOX)。テッカマンがそれぞれ専用のペガスを持っているなど設定が変わっており、ストーリー展開も大きく異なっている。
一方ボンボン版(作:井上大助)は、ギャグタッチの全く異なった雰囲気の作品となっている。
模型
バンダイからブレード、エビル、ソルテッカマン2号機、ブラスターブレードの4種類のプラモデルがリリースされ、特にブレードがグッドデザイン賞を受賞した。また、B-CLUBよりガレージキットとしてダガー、レイピア、ソード、ランス、アックスが発売された他、プラモデルのエビルをベースにしたブラスターエビルの改造パーツが発売されている。
完成品ではバンダイの『魂SPEC』で「テッカマンブレード+ペガス」が、『アーマープラス』でブレードがリリースされている(エビル、ブラスターブレード、ブラスターエビル、レイピアは魂ウェブ商店で限定販売された)。
ゲームソフト
1992年、ベック社からスーパーファミコン用ソフト、ユタカ社からゲームボーイ用ソフトとして、本作のゲームが制作された。また1994年には、マトリクス社よりPC-9800シリーズ用ゲームソフト『宇宙の騎士テッカマンブレード オービタルリング奪回作戦』が発売されている。
ゲームソフト (クロスオーバー作品)
解説の節に記したように、本作は『スーパーロボット大戦J』と『スーパーロボット大戦W』のスーパーロボット大戦シリーズ2作品に登場している。
またWii用ゲーム『TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS』に、タツノコ側キャラクターとしてテッカマンブレードが登場し、旧テッカマンと競演を果たしている。

[編集] 備考・エピソード

  • 旧作『宇宙の騎士テッカマン』のメインキャラクター(南城二、天地ひろみ、アンドロー梅田)や『科学忍者隊ガッチャマン』の南部博士が、カメオ出演的に登場したことがある。
  • 旧作『宇宙の騎士テッカマン』では、最終的に主人公が死んだはずの父親と対決する予定であったが、その前に番組が打ち切りとなった(当該記事参照)。本作ではその時に描ききれなかった要素が汲まれ、兄妹の中で最も父親に似ている長兄ケンゴ(テッカマンオメガ)が最後の敵となるという構図に反映されたという。
  • この時期の作品としては珍しく 総集編が頻繁に組まれていた。第11話『Dボウイファイル』、第27話『残りし者への遺産』、第40話『愛と戦いの二人』、第45話『真実の侵略者』と、1年間の放送期間中に4度総集編が放送されている。
  • 主演の森川智之は、ボルテッカのシーンのアフレコで絶叫しすぎてしまい、マイクを壊したことが二度ある。
  • 子安武人は、インタビューなどで「今まで演じてきた中で最も印象的な役は何か」という質問をされると、しばしばテッカマンエビル(相羽シンヤ)の名前を挙げている。その理由を、『天空戦記シュラト』の夜叉王ガイ役がヒットして以降、何を演じてもガイのイメージが付きまとうことに苦悩し、一時は引退も考えていたが、本作でそれまでとは全く違うタイプの悪役・ライバル役を演じきったことで自信がつき、声優として立ち直ることが出来たため、と語っている。
  • 相羽ミユキの名前は、あかほりさとるの妻で漫画家北川みゆきに由来している。名前を決定する打ち合わせの際に、ミユキの劇中の不幸な運命から「今一番不幸な女性が誰か」という話題になり、「それなら、あかほりと結婚する某みゆきちゃんでしょ」という流れでその名前が決定した。
  • ラダムというネーミングはノストラダムスに由来している。

[編集] 外部リンク

テレビ東京 火曜18:30枠
前番組 番組名 次番組
宇宙の騎士テッカマンブレード
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