ティーナ・カリーナ

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ティーナ・カリーナ
基本情報
出生名 田中里奈
出生 1986年 (27–28歳)
出身地 日本の旗 日本 大阪府池田市
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器
レーベル エピックレコードジャパン2012年 - )
事務所 エドワード・エンターテインメント・グループ
公式サイト ティーナ・カリーナ

ティーナ・カリーナ1986年[1] - )は、日本女性シンガーソングライター。本名、田中 里奈(たなか りな)[2]

大阪府池田市出身[3]宮城県仙台市在住。所属芸能事務所エドワード・エンターテインメント・グループ、所属レコードレーベルエピックレコードジャパン

来歴

父親がオペラ歌手で中学校の音楽教師、母親がピアノエレクトーンの先生という音楽一家に育ち、母親の影響で幼稚園の頃からピアノを習う[4]。楽器の腕はそこそこだったが歌はずっと好きで、小学校高学年の頃は、担任の教師が弾くギターに合わせてクラス全員でスピッツサザンオールスターズの曲を歌ったり、当時流行っていたSPEEDMAXを聴いたりしていた[4]。中学に入学すると吹奏楽部に入部、演奏したカーペンターズのメロディに惹かれ、歌への思いが加速する[4]。中学校3年生のときに母親にボイストレーニングに通うよう勧められ、大学受験前まで続ける[4]

大学進学後、同じ音楽スタジオに通っていたギターをやっている友人とユニットを結成、昼間は大阪市の阪急百貨店アルバイトして夜間大学に通う生活の傍ら、ライブに出演するようになる[4][5]。ライブに出るためにはオリジナルがいるということで、その頃はじめて曲を作った[4]

卒業後も阪急百貨店で販売員を続けながら楽曲制作やライブ活動を行っていたが[6]、もうすぐ25歳になろうかというときに祖父の一言がきっかけとなって本腰を入れて歌手を目指すことを決意する[4]

2011年3月上旬、25才となった彼女はラストチャンスという気持ちで、音楽事務所50社にデモテープを送付する[3]。5月中旬、その中の一社で仙台を拠点とし、MONKEY MAJIKGReeeeNを輩出した音楽事務所エドワード・エンターテインメント・グループから連絡を受け、契約を結ぶ[2][3]2012年3月にはレコードレーベルがエピックレコードジャパンに決まり、これを受けて活動拠点を仙台市に移す[5]。デビュー前である2012年4月、POLAの企業CMソングとして「輝いて」が抜擢される[3]

2012年9月12日、エピックレコードジャパンからミニアルバム『ティーナ・カリーナ』をリリースし、メジャー・デビューを果たす[3]。このミニアルバムに収録されている「あんた」は、歌詞検索サイトや有線リクエストのランキングで上位にランクインするなど反響を呼び[7]10月17日にリカットシングルとして発売された。 レコチョク発表の2012年最も泣けた歌第2位、USEN2012年間リクエストランキング第2位、USEN2012年総合ランキング第6位など、デビューからわずか3カ月にして様々なタイトルを獲得。

2012年12月30日、「あんた」で第54回日本レコード大賞・新人賞にノミネートされる。

人物像

「ティーナ・カリーナ」という芸名は、本名の『田中里奈』(たなか りな)をもじったものである[2]。すなわち「ティーナカリーナ」←「Tナカリーナ」←「T中里奈」←「田中里奈(本名)」である。これは本人の発想・命名である。

大学時代から阪急うめだ本店でアルバイトを始め、メジャー・デビューまでの6年半、販売員として勤務した経歴を持つ[4][8]。阪急うめだ本店では海老せんべいの販売員をしており[4]、サービス優秀販売員にも選ばれている[3]

評価

フリーライターの河野アミは、ティーナのボーカルについて「曲に込めた思いをいかに表現するかという点に全神経が注がれており、思いを届けたいという一途さ、懸命さ、熱意がストレートに伝わってくる」と評しており[5]ナタリーの川倉由起子も「人の心を動かす強いパワーが備わっていると思う」と発言している[9]

音楽評論家富澤一誠は、「あんた」について「東日本大震災以降高まりを見せる故郷志向を背景に、大切な人を思うラブソングが求められている」とした上で、「方言で綴られた歌詞には『あなたが好きだ』という思いが凝縮されており、大切な人を大事にしようというメッセージがリスナーの潜在意識にまで届いている」と分析している[10]

ディスコグラフィー

シングル

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2012年10月17日 あんた ESCL-3990  98位
2nd 2013年5月29日 あかん ESCL-4043  61位
3rd 2013年11月13日 しもた DFCL-2045  146位

アルバム

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2013年12月11日 田中らボタモチ DFCL-2048  80位

ミニアルバム

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2012年9月12日 ティーナ・カリーナ ESCL-3957  93位

タイアップ

楽曲 タイアップ
輝いて POLA CMソング[11]
あんた MBS他『DRESS』2012年9月度エンディング・テーマ[11]
tvksaku saku』2012年9月度エンディング・テーマ[11]
読売テレビ開局55周年記念ドラマ『泣いたらアカンで通天閣』主題歌[12]
あかん Music B.B.』2013年6月度エンディング・テーマ
チバテレMUSIC LAUNCHER』オーピニング・テーマ
MBS『mm-TV』2013年6月度エンディング・テーマ
MBS『女の子宣言! アゲぽよTV』2013年6月度エンディング・テーマ
いつかきっと テレビ朝日系『トリック新作スペシャル3』主題歌

出演

テレビドラマ

ラジオ

出典

  1. ^ 中野恵子. “人急急上昇の泣ける恋歌「あんた」とは…”. 日経ウーマンオンライン. 日経BP. p. 1. 2013年6月24日閲覧。
  2. ^ a b c 川倉由起子. “関西弁の話題曲「あんた」で注目 気鋭女性シンガーソングライターの素顔に迫る”. ナタリー. ナターシャ. p. 2. 2012年11月9日閲覧。
  3. ^ a b c d e f プロフィール”. ティーナ・カリーナ公式サイト. 2012年11月9日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i 川倉由起子. “関西弁の話題曲「あんた」で注目 気鋭女性シンガーソングライターの素顔に迫る”. ナタリー. ナターシャ. p. 1. 2012年11月9日閲覧。
  5. ^ a b c ティーナ・カリーナ. ティーナ・カリーナ オフィシャルインタビュー. インタビュアー:河野アミ. ティーナ・カリーナ公式サイト.. http://www.tiinakariina.net/interview.html 2012年11月9日閲覧。 
  6. ^ ティーナ・カリーナ”. ナタリー. 2013年5月6日閲覧。
  7. ^ ティーナ・カリーナの話題曲「あんた」がシングルカット”. ナタリー. ナターシャ (2012年10月10日). 2012年11月9日閲覧。
  8. ^ ティーナ・カリーナの原点、阪急百貨店で無料ライブ開催”. ナタリー. ナターシャ (2012年11月4日). 2012年11月9日閲覧。
  9. ^ 川倉由起子. “関西弁の話題曲「あんた」で注目 気鋭女性シンガーソングライターの素顔に迫る”. ナタリー. ナターシャ. p. 3. 2012年11月9日閲覧。
  10. ^ 富澤一誠. “すごい“掘り出し物”を見つけた。それはティーナ・カリーナの「あんた」です!”. 富澤一誠の「俺が言う!」. 2012年11月9日閲覧。
  11. ^ a b c 元・デパ地下販売員シンガーソングライター、ティーナ・カリーナ6年半務めた阪急うめだ本店で凱旋フリーライブ決定!話題の関西弁・絆・恋唄『あんた』デビューから1カ月半、早くもYoutube100万回再生を突破!”. Music Lounge. キャンシステム (2012年11月2日). 2012年11月9日閲覧。
  12. ^ 木南晴夏、地元・関西発ドラマ主演も 不安はプレッシャー「関西弁が下手」なこと”. ORICON STYLE (2013年2月13日). 2013年3月24日閲覧。

外部リンク