ツヤハダゴマダラカミキリ

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ツヤハダゴマダラカミキリ
Asian longhorned beetle.jpg
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : ハムシ上科 Chrysomeloidea
: カミキリムシ科 Cerambycidae
亜科 : フトカミキリ亜科 Lamiinae
: ゴマダラカミキリ属 Anoplophora
: ツヤハダゴマダラカミキリ A. glabripennis
学名
Anoplophora glabripennis
(Motschulsky, 1853)
英名
Asian long-horn beetle

ツヤハダゴマダラカミキリ学名Anoplophora glabripennis)は、コウチュウ目(鞘翅目)・カミキリムシ科に分類される甲虫の一種。

分布[編集]

中国朝鮮半島を原産地とする[1]

アメリカ合衆国オーストリアフランスドイツイタリアポーランドスロバキアなど世界各地に外来種として移入分布する[1]

特徴[編集]

成虫の体長は2.0cm-3.5cmほどで、光沢のある黒色の体色に白色の斑紋がある。

5-10月に植林地や果樹園、街路樹などに出現する。寿命は数日から50-60日。

外来種問題[編集]

多くの国ではツヤハダゴマダラカミキリの拡散防止対策を実施している(写真はカナダトロント

輸入貨物の木材梱包材に紛れ込むなどして世界各地に分布を拡大させ、定着している。

アメリカでは1996年にニューヨーク州ブルックリンで最初に発見された[2]。日本では1860年、1911年、1912年に記録があり、2000年代では2002年に神奈川県横浜市中区の街路樹で発見されたことがあるが、2012年時点では定着は報告されていない[1]

幼虫は樹木に穿孔し内部を食害するため、厄介な害虫とされる。被害を受ける樹種はカエデ属トチノキ属カバノキ属ハコヤナギ属ヤナギ属ハンノキ属ネムノキ属ニレ属グミ属センダン属クワ属スズカケノキ属リンゴ属サクラ属ナシ属ナナカマド属など非常に多様である[1]

世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d ツヤハダゴマダラカミキリ 国立環境研究所 侵入生物DB
  2. ^ Species Profile- Asian long-horned beetle (Anoplophora glabripennis) National Invasive Species Information Center, United States National Agricultural Library