チームパシュート

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2012年ロンドンオリンピックにおける女子チームパシュートのスタート(左)とレース(右)の様子。 2012年ロンドンオリンピックにおける女子チームパシュートのスタート(左)とレース(右)の様子。
2012年ロンドンオリンピックにおける女子チームパシュートのスタート(左)とレース(右)の様子。

チームパシュートteam pursuit)は、自転車トラックレーススピードスケートで行われる競技形態。団体追い抜き(だんたいおいぬき)とも呼ばれる。

自転車競技[編集]

1チームの構成は3人か4人。距離は一般的に男子は4km、女子は3kmで、規定の距離を先に完走するか、または相手を追い抜いた側が勝者となる。3人目の自転車の後輪がゴールした時点のタイムが記録される。

スピードスケート競技[編集]

1チームは3人で構成され、男子は400mリンクを8周(3,200m)、女子は同6周(2,400m)でのタイムを競う。追い抜いた時点で決着となるほか、3人目のブレードの一番後ろがゴールした時点のタイムが記録される。オリンピック競技として、2006年トリノオリンピックから正式採用された。勝ち残り式トーナメントで行われ、1回のレースで2チームがメインストレートとバックストレートの中央から同時にスタートし勝敗を決める。チームの1人当り「先頭を走行する周回数」に上限は無いものの(事実上あり。後述)、最低でもチーム全員が1周は先頭を走行しなくてはならないため、男子では1人6周、女子では1人4周が必然的に1人が先頭を走行する上限となる。また、ゴール時には上述の「3人目のブレードの最後尾がゴールした時点」が記録となるため、3人横一線に並んでゴールが基本である。

2010年バンクーバーオリンピックで、男女混合パシュートの正式種目採用が検討されるが、見送られた。