チンプオ族

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チンプオ族
景颇族
Kachin.JPG
チンプオ族の伝統的な衣装
総人口

約100万人(2001年)

居住地域
ミャンマーの旗 ミャンマーカチン州 90万人(2001年)
中華人民共和国の旗 中国雲南省 13万人(2000年)
言語
チンプオ語載瓦語浪速語勒期語波拉語
宗教
アニミズム
関連する民族

載瓦人馬尤族勒期族

チンプオ族チンポー族ビルマ語:ကချင်‌လူမျိုး、中国語:景颇族/景頗族/JǐngPōZú)またはカチン族(Kachin)は主にミャンマーカチン州中華人民共和国雲南省に住む民族。

正確な自称は日本語では「チンポー」という発音に近い。日本人研究者のあいだで民族名称の表記は、中国語の発音から「ジンポー」を用いている。

水田耕作焼畑耕作を主とするミャンマーカチン州およびシャン州中国雲南省インドアッサム州などに分布するチベット・ビルマ語族。広義にはマル族ラシ族アツィ族などを含めた諸民族の総称としても用いられる。

ドゥワ首長)が世襲制グムサ社会選挙によって決定されるグムラオ社会に二分している。

宗教祖先信仰または精霊信仰アニミズム)で、祭壇によって先祖を奉る風習がある。ミャンマーのカチン族には20世紀に入ってキリスト教が広まり、現在では祖霊・精霊信仰とキリスト教が併存する状態になっている。

父系制社会家督および財産は末子が引き継ぐ。 強兵として知られており、カチン独立機構はミャンマー政府軍の攻撃をすべて撃退しており、勝利し続けている。

言語[編集]

言語別の話者人数はチンプオ語は約4万人、載瓦語は約8万人、浪速語は約4000人、勒期語は約1000人となっている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 吉田敏浩『森の回廊』日本放送出版協会、1995年
  • 吉田敏浩『宇宙樹の森』現代書館、1997年
  • 吉田敏浩『北ビルマ、いのちの根をたずねて』めこん、2000年
  • 高野秀行『西南シルクロードは密林に消える』講談社文庫、2009年