チラウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チラウン(赤老温、生没年不詳)は、モンゴル帝国初期の武将。四駿の1人。スルドス氏の人・ソルカンシラの子。
経歴 [編集]
父とともにタイチウト部の家人であったが、タイチウト部に捕えられていたテムジン(後のチンギス・ハン)が逃亡した時に父とともにこれを助けた。後にタイチウト部がテムジンに敗れると、これに仕えた。ナイマン部との戦いなどで活躍、モンゴル帝国成立後、父ソルカンシラが千戸長となり、彼は父や弟ともにダルハンの特権を得た。ソルカンシラが没すると千戸長の地位を継承した。その後もチンギス・ハンとの戦いにつき従ったが、早い時期に亡くなったらしく『元史』には列伝が立てられていない(『新元史』には存在する)。
参考文献 [編集]
- 井ノ崎隆興「チラウン」『アジア歴史事典 6』(平凡社、1984年)
- 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典4』(TBSブリタニカ、1988年)