チョップリフター
『チョップリフター』(Choplifter)は、ダン・ゴーリン(Dan Gorlin)がApple II用ゲームソフトとして開発し、1982年にアメリカ合衆国のブローダーバンド社から発売されたコンピュータ用シューティングゲームである。『ロードランナー』『バンゲリングベイ』とともに、バンゲリング帝国三部作の一つである。
国内外の主要なパソコン各機種で発売されたほか、家庭用ゲーム機、アーケードゲームにも移植された。
また、Apple版の発売から30年の時を経た2012年には、HD画質で大幅にリメイクされた「チョップリフターHD」がInXile Entertainmentよりリリースされている。
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ゲーム概要 [編集]
プレイヤーはヘリコプター「ホークZ」を操縦して、地上や海上にあるバンゲリング帝国の収容所を破壊、中から走り出してくる仲間の捕虜を次々と救出し、味方基地まで送り届けるゲームである。地上では戦車、空中では戦闘機などが攻撃を仕掛けてくるので、これらの攻撃をかわして多数の捕虜を救出しなければならない。ヘリコプターは慣性がかかって加速・減速は徐々に行われるので、独特の操作感覚がある。捕虜は各ステージそれぞれに64人ずつ存在するが、一度に乗せられる人数には限りがあるため、数回に分けて運ぶ必要がある。一定数の捕虜を救出するとステージクリアー。 なお、一度に乗せられる捕虜の人数や、クリアーに必要な救出人数は移植機種により条件が異なる。
ヘリからの攻撃は救出すべき捕虜にも当たる上にヘリが踏み潰しても死んでしまうので、自分自身で殺してしまうことがよくある。「捕虜をヘリの攻撃で全滅させる」という本来の目的とは逆のプレイを行うことも可能であるが、機種・作品によっては次の面に進めない挙句、燃料が補給されていない状態でやり直しもある。
1979年11月に起きたイランアメリカ大使館人質事件の際、米軍がヘリコプターを使用し特殊部隊デルタフォースを突入させたイーグルクロー作戦に着想を得て制作されたと言われる。ゲーム中の味方基地には大半の機種で星条旗が掲揚されているが、SG-1000版の海ステージでは日の丸が掲揚され、背景には富士山も描かれている。なお、ファミコン版の取扱説明書によると、1997年に架空の武装集団に連れ去られた連邦軍の兵士を救出するという設定になっている。
パソコンゲーム [編集]
日本国内で発売されたもののみ挙げる。
- チョップリフター(PC-8801、システムソフトより1984年11月発売。供給媒体はフロッピーディスクおよびカセットテープ)
- チョップリフター(PC-6001、システムソフトより1985年1月発売。移植はたいにゃんが担当した。供給媒体はフロッピーディスクおよびカセットテープ)
- チョップリフター(FM-7、ソフトプロより発売。供給媒体はフロッピーディスク)
- チョップリフター(X1、ソフトプロより発売。供給媒体はフロッピーディスク)
- チョップリフター(SMC-777、ソニーより発売。供給媒体はフロッピーディスク)
- チョップリフター(MSX、ソニーより発売。供給媒体はROMカートリッジ)
家庭用ゲーム機 [編集]
国内で発売されたもののみ挙げる。
- チョップリフター(SG-1000/SC-3000、セガより1985年7月発売。移植はコンパイルが担当した。供給媒体はセガ・マイカード)
- チョップリフター(ファミリーコンピュータ、ジャレコより1986年6月26日発売。供給媒体はROMカートリッジ)
- セガが発売したアーケード版をベースに移植されている。
- チョップリフター2(ゲームボーイ、ビクター音楽産業より1991年6月21日発売。供給媒体はROMカートリッジ)
- チョップリフター3(スーパーファミコン、ビクターエンタテインメントより1994年9月9日発売。供給媒体はROMカートリッジ)
アーケードゲーム [編集]
- チョップリフター(セガより発売、1985年10月稼動開始。セガ・システム2基板第1弾)
パソコン版をベースに新要素として燃料制が取り入れられ、砂漠・海・洞窟・摩天楼の全4ステージ構成となっており、グラフィックが大幅に強化されている。
なお、捕虜を一人も死なせずにステージクリアーすると、同社の忍者プリンセスの主人公くるみ姫が登場し、パーフェクトボーナスが入る。
外部リンク [編集]
- チョップリフター - ファミコン名作の杜
- Choplifter - Killer List of Videogames