チョウセンアサガオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?チョウセンアサガオ

チョウセンアサガオ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナス目 Solanales
: ナス科 Solanaceae
: チョウセンアサガオ属 Datura
: チョウセンアサガオ D. metel
学名
Datura metel L.
和名
チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)

チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔、学名:Datura metel)は、ナス科の植物。 園芸用にはダチュラの名で広く流通しているほか、マンダラゲ(曼陀羅華)、キチガイナスビの異名もある。 原産地は南アジア。日本へは、江戸時代明治時代に薬用植物としてもたらされたとされる。

[編集] 特徴

一年草。 草丈は1mほどではよく枝分かれする。大型で卵型のを持ち、夏に10~15cmほどの漏斗状の白いを咲かせる。 実は球形で短いとげが多数付いており、熟すと割れて種子を飛ばす。

ベラドンナハシリドコロなどと同様にアトロピンを含んでおり、過去には鎮痙薬として使用された。日本麻酔科学会のシンボルマークは本種の花である。

外来種として帰化・野生化したものが見られる。

[編集] 名称など

和名のチョウセンは特定の地域を表すものではなく、単に海外から入ってきたものの意味とされる。 また、アサガオの名を冠してはいるがヒルガオ科ではない。単に花がアサガオに似ていることによる命名である。

注意点として、園芸関係ではキダチチョウセンアサガオ属(ブルグマンシア属、いわゆる「エンジェルズ・トランペット」の類)の植物をひっくるめて、区別せずに「ダチュラ」「チョウセンアサガオ」などと呼ぶ場合もあるが、キダチチョウセンアサガオ属は木本化する多年草のグループであり、明確に種類の異なるものである。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ