チューバックス

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B♭サブコントラバス・チューバックス

チューバックス(Tubax)は、エッペルスハイム(Eppelsheim)社の開発したコントラバスサクソフォーン、サブコントラバスサクソフォーンの名称である。名称は低音を担う金管楽器「Tuba」(チューバ)とサクソフォーンの俗称である「Sax」とをつなげて作られた造語である。

従来の設計の楽器が大きすぎて持ち運びに不便なことから、1999年にエッペルスハイム社によりコンパクトに設計しなおされた。

特徴[編集]

木管楽器、シングルリード属、サクソフォーン属に分類される。

2012年現在で、E♭管のものと、さらに完全4度低いB♭管のものが存在する。E♭管チューバックスの長さは115cm、重さは約9.5kgである。B♭管チューバックスの長さは145cmである。

運指をはじめとする奏法は、近代サクソフォーンのそれに準じている。バリトンサクソフォーン、バスサクソフォーンのマウスピースを使用して演奏することができるように設計されている。また、第3オクターブキーが標準装備されており、フラジオによる演奏が比較的容易になっている。

音域[編集]

E♭管チューバックスの可奏音域はD♭1-A♭4である(フラジオ音域を除く)。音域はコントラバスサクソフォーンと同等で、バスサクソフォーンより完全5度低く、バリトンサクソフォーンより1オクターブ低い。実音は記譜より2オクターヴと長6度低い。

B♭管チューバックスの可奏音域はA♭0-E3である(フラジオ音域を除く)。音域はサブコントラバスサクソフォーンと同等で、E♭管Tubaxより完全4度低く、バスサクソフォーンより1オクターブ低い。実音は記譜より3オクターヴと長2度低い。

チューバックス奏者[編集]

  • Serge Bertocchi[1]
  • Marcus Weiss
  • Petr Dvořák[要出典]
  • Jay C. Easton
  • Randy Emerick
  • Blaise Garza
  • Vinny Golia
  • Mats Gustafsson
  • 黒田雅之[2]
  • Jarno Sarkula

脚注[編集]

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  1. ^ mcken. “Serge BERTOCCHI”. Fantasitc Classical Sax. 2012年4月17日閲覧。
  2. ^ 黒田雅之. “tubax -- earthquake saxophone”. 2012年4月17日閲覧。

外部リンク[編集]