チュウサギ

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チュウサギ
Intermediateegret.jpg
チュウサギ(冬羽)
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: コウノトリ目 Ciconiiformes
: サギ科 Ardeidae
: アオサギ属 Ardea
: チュウサギ A. intermedia
学名
Ardea intermedia
Wagler, 1829
和名
チュウサギ
英名
Intermediate Egret

チュウサギ(中鷺、学名:Ardea intermedia)は、コウノトリ目サギ科で、白鷺の仲間。名前は中型のサギを示す。

シノニム[編集]

  • Mesophoyx intermedia(birdlife International等の記載名)
  • Ardea intermedia(Wikipedia英語版等の記載名)

形態[編集]

体長 68cm ほどで、ダイサギより一回り小さい。

全身が白、足は全体が黒く、眼先が黄色。ダイサギに似るが、体長が小さいこと、が短いこと、眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まるところで区別できる。

夏羽では嘴が黒くなり、背に飾り羽根が現れる。眼先が少々緑がかる。冬羽では嘴が黄色くなるが、先端のみ黒く残る場合もある。

分布[編集]

生態[編集]

内陸の平地を好み、ダイサギコサギが昼間に水田湿地、浅い湖沼河川などの湿地に出て両生類を捕食するのに対し、本種は田植え前の田、休耕田など比較的乾いた場所で、主にバッタなどの昆虫を捕食する。

他の白鷺と同様に、非繁殖期は単独行動するが、繁殖期には水辺の林などに「サギ山」と呼ばれる集団営巣地を取り、一夫一妻である。

鳴き声は「ゴァー」などで、種ダイサギと酷似する。

Sibley分類体系上の位置[編集]

シブリー・アールキスト鳥類分類
サギ上科 Ardeoidea

保全状態評価[編集]

  • [1]LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1(2001))
    Status iucn3.1 LC.svg
  • [2]準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト
    Status jenv NT.png
    世界的には安定している。日本でも過去は多数が繁殖。しかし繁殖適地の減少や田畑での農薬使用に伴う捕食対象の減少などにより、渡来数が漸減した。観察数は1970年代コサギと逆転した。

references[編集]

  1. ^ Mesophoyx intermedia (Species Factsheet by BirdLife International)
  2. ^ Egretta intermedia (環境省絶滅危惧種情報 by 生物多様性情報システム J-IBIS

関連項目[編集]