チャールズ・クリストファー・パリー

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チャールズ・クリストファー・パリー(1865年頃)

チャールズ・クリストファー・パリー(Charles Christopher Parry、1823年8月28日 - 1890年2月20日)は、イギリス生まれのアメリカ合衆国植物学者登山家である。

生涯[編集]

イングランドグロスターシャー州で生まれた。1832年に両親とともにアメリカへ移住し、初めはニューヨークに住んだ。コロンビア大学医学を学び、またジョン・トーリーエイサ・グレイジョージ・エンゲルマンのもとで植物学を学んだ。

1846年にアイオワ州ダベンポート (アイオワ州)ダベンポートでしばらく医師を始めた後、1848年から1855年の間に行われたアメリカとメキシコ国境地域の学術調査に、医師、植物学者として参加した。カリフォルニアコロラドユタなど西部諸州の国境地域周辺で膨大な植物標本を集め、多くの新種植物を発見した。

パリーの発見した植物にはトーリー松(Torrey Pine:学名:Pinus torreyana)やエンゲルマントウヒ(Engelmann spruce:学名:Picea engelmannii)などがあり、恩師の名前を命名した。パリーの名も、Parry Pinyon(学名:Pinus quadrifolia)やParry's Lily (学名:Lilium parryi)、Parry's Penstemon(学名:Penstemon parryi)などに献名されている。

コロラドの山地での気圧測定を行い、自らは登頂はしなかったがロングスピークの標高を推定した。グレースピークに初登頂し、標高を測定した。ロッキー山脈のパリーピーク(4,082m)の名称はパリーの名前からとられている[1]

参考文献[編集]

  • William Alfred Weber: King of Colorado botany: Charles Christopher Parry, 1823 – 1890. Niwot, University Press of Colorado, 1997, ISBN 0-87081-431-1.
  1. ^ W. H. Brewer, Explorations in the Rocky Mountains and the High Peaks of Colorado, Journal of the American Geographical Society of New York, Vol 3 (1872); pages 193-215.