チポレ

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チポレ
チポレのアドボソース漬け

チポレスペイン語chile chipotle)は、燻製にした唐辛子を原材料とする香辛料。メキシコ料理テクス・メクス料理で使用される。チレ・チポレ、チポレチリ、チルポクレ(chilpocle)とも呼ばれる。スペイン語ではこのt は黙音(黙字)なので、「チポトレ」ではなく、「チポーレ」と発音される。英語での発音は[tʃɨˈpoʊtleɪ] 。

[編集] 概要

生の唐辛子は腐敗しやすいため、長期間保存するためには乾燥、酢漬け、オイル漬けなどの方法が用いられる。

チポレは、熟したトウガラシを乾燥したうえ燻煙することによって、長期間の保存を可能にしただけでなく、独特の香ばしさが加味された食品である。

メキシコでは、チポレは熟したハラペーニョから作られる。アメリカ合衆国ではハバネロを燻製にした辛味のより強いチポトレも販売されている。乾燥したチポレはそのまま使う他、酢漬けにしたりトマト、酢、唐辛子をベースとしたアドボソースに漬けたものを用いることもあり、後者は缶詰として市販されている。

チポレの味は、単に辛いだけではなく、乾燥果物の味、赤砂糖の甘さ、燻製味、たばこチョコレート味、マッシュルーム風味などと表現されることがある。

風味豊かなチポレは料理との相性がよく、類、魚介類のほか、パスタ柑橘類サワークリームマヨネーズアイオリソースともよく合う。

日本人の場合、チポレの風味を「鰹節のような」と表現することも多い。日本人好みの旨味であると言えよう。

[編集] 歴史

チポレの発祥は、テオティワカンの時代(紀元前2世紀から6世紀)にまでさかのぼることができる。ナワトル語の「チル」(chil、トウガラシ)+「ペクリ」(pectli、煙)を語源とする。

ハラペーニョが共同体の炉火の近くに落ち、炉火の熱と煙とで乾燥、燻煙されたものがチポレの原型ではないかといわれている。

[編集] 関連

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