チェコ鉄道680系電車
| Elektrická jednotka 680 | |
|---|---|
| 編成 | 7両(4M3T) |
| 設計最高速度 | 230 km/h |
| 編成定員 | 105人(1等)・229人(2等) |
| 車体幅 | 2,800 mm |
| 車体高 | 3,890 mm |
| 編成質量 | 384.0 t |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 | 交流25kV50Hz・15kV16.7Hz ・直流3kV |
| 編成出力 | 3,920 kW |
| 主電動機出力 | 490 kW |
| 製造メーカー | アルストム |
| 備考 | *編成 (1A)'(A1)'+2'2'+(1A)'(A1)'+2'2'+(1A)'(A1)'+2'2'+(1A)'(A1)' ETR 460,ETR 470ベース |
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この表について
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チェコ鉄道680系電車(チェコ語: Elektrická jednotka 680)はチェコ鉄道が運行するスーパーシティで運用されている電車方式の振り子式高速鉄道車両である。680系はアルストムが製造するペンドリーノシリーズの一種で車両の大部分はETR 460やETR 470をベースとしている。2004年9月18日にブジェツラフ・ブルノ間でチェコ鉄道の最高速度記録である237km/hを記録している[1]。電気方式は交流電化25kv50Hz、15kv16⅔Hz、直流電化3kVに対応しており、将来的にはドイツ方面への乗り入れも考慮されている。
目次 |
歴史 [編集]
チェコ鉄道では1995年に振り子式車両を導入する計画が始まり、アルストムに統合される以前のフィアット、シーメンス、MSV、シュコダの4社共同体によりチェコ独自の車両が計画された。2000年に10編成が実際に発注され、各社役割が決まっており、フィアットが振り子装置、シーメンスが電気装置、MSVが内装、シュコダが車体製造、最終的なぎ装を行う予定であったが、1編成あたり1150万ユーロと予算を大幅に上回るものとなり、資金難やその後のシュコダ、MSVの破綻等で一旦計画は中断された。その後、車両もペンドリーノに変更された。最初の編成が2003年6月に納入され中央ボヘミア州の都市コリン郊外の試験線で試験走行が開始されるが、製造上の問題からトラブルが頻発した。その都度、フィアットの本拠地イタリアへ問い合わせることになり、第2編成以降の製造費の支払いと納入を中断する事態になった。その後、技術書の翻訳と信号トラブルが解決し同年秋に残りの編成の搬入が認められ2004年2月から毎月1編成が納入されることになった。
2005年12月よりプラハ・オストラバ間で営業運転を開始したが、営業中の5編成で翌年1月空調システムの不具合と熱により振り子システムの機能停止のトラブルが発生する。これはフィンランドで運用されているSm3でも同じ問題が発生した。システムの接続上の問題が原因と推定されている。
運用 [編集]
2006年12月より認可を受け、スロバキアやオーストリアへ乗り入れを開始した。現在7編成で運用されている。
- プラハ~パルドゥビツェ~オロモウツ~オストラヴァ・ボフミン(スーパーシティ・ペンドリーノ) 7往復
- プラハ~ブルノ~ウィーン(スーパーシティ・ヨハン・グレゴール・メンデル、スーパーシティ・スメタナ) 2往復
- プラハ~ブルノ~ブラチスラバ(スーパーシティ・スロヴェンスカー・ストレラ) 1往復
編成 [編集]
7両編成の構成は以下の通り。編成番号は制御車に表示されている。
- Class 681 制御車(1等車)
- Class 081 付随車(2等車)
- Class 683 動力車(2等車・ビュッフェ)
- Class 084 付随車(2等車)
- Class 684 動力車(2等車)
- Class 082 付随車(2等車)
- Class 682 制御車(2等車)
脚注・参考文献 [編集]
- ^ martin (2005年2月17日). “Portál Pendolino.cz - 237 km/h: Nový rychlostní rekord české železnice”. 2008年2月10日閲覧。
- 世界の高速列車 三浦幹男・秋山芳弘著 ダイヤモンド社 222~225頁