ダブルバルーン小腸内視鏡

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ダブルバルーン小腸内視鏡(-しょうちょうないしきょう、Double-balloon enteroscopy)とは、小腸を観察する目的で開発された内視鏡


歴史[編集]

1998年自治医科大学の山本博徳により開発された。 初めて論文で公表されたのは2001年[1]

構造[編集]

富士フイルム社製. 現行モデルは,

  • EN-580T:主に処置用
  • EN-580XP:主に観察用
  • EI-530B:主に,特殊な内視鏡処置用.

先端に伸縮をコントロールできるバルーンを付属したアウターチューブを用いる。その中空を貫通し、先端に伸縮をコントロールできるバルーンをもつ専用の内視鏡を用いる。バルーンはそれぞれコントローラーを用いて、その伸縮を自在にコントロールできる。

挿入[編集]

  • 上部小腸のアプローチ
    口腔より挿入する。食道を通過し、十二指腸水平部以降を診断・加療する。
  • 下部小腸のアプローチ
    肛門より挿入する。直腸結腸を通過し、回盲部より口側の小腸を診断・加療する。

特徴[編集]

  • 腹腔内で固定されていない小腸でも,オーバーチューブのバルーンによって固定点を作ることで,安定した内視鏡操作を可能としている.
  • 経口的な挿入で大腸まで,また,経肛門的な挿入で胃まで到達することも可能だが,深部挿入には時間を要し検査効率が悪いため,経口と経肛門を組み合わせて,全小腸を観察するのが一般的で,これらの検査は原則,別々の日に行われる.
  • 通常の内視鏡よりも技術を必要する.
  • 小腸疾患は比較的まれであるため,実施症例数の多い医療機関は比較的限定されている.

関連[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Total enteroscopy with a nonsurgical steerable double-balloon method.、Pubmed リンク