ダニエル・ハント・ジャンゼン

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ダニエル・ハント・ジャンゼンDaniel Hunt Janzen, 1939年1月18日 - )は、アメリカ合衆国ミルウォーキー生まれの熱帯生物学者

ミネソタ大学を卒業後、1965年カリフォルニア大学バークレー校昆虫学学位を取得。 ミシガン大学シカゴ大学カンザス大学等を経て現ペンシルベニア大学教授。

コスタリカにおいて、同国でも生物多様性の非破壊的利用を目指した国立生物多様性研究所 (INBio) の設立(1989年)は世界中の熱帯研究者、生態系保全に関わる人々の注目するところとなった。

1960年から1970年代にかけて中米コスタリカを中心に世界各地の熱帯林で研究し、卓越したナチュラリストの視点によって動物と植物の防衛や送粉・種子散布をめぐる共生関係、熱帯の生物の種多様性などに注目し数々の仮説を提唱した。

略歴[編集]

  • 1939年 アメリカ、ミルウォーキーに生まれる
  • 1961年 ミネソタ大学卒業
  • 1965年 カリフォルニア大学バークレー校で博士号(昆虫学)取得
  • 1969年 シカゴ大学準教授
  • 1972年 ミシガン大学教授
  • 1972年〜 コスタリカ国立公園機構研究顧問
  • 1978年〜 ペンシルベニア大学教授
  • 1989年 コスタリカ国立生物多様性研究所 (INBio) 設立

受賞経歴[編集]

主な論文[編集]

  • 1966年 Coevolution of mutualism between ants and acacias in Central America. Evolution
  • 1970年 Herbivores and the number of tree species in tropical forests. American Naturalist
  • 1971年 Euglossine bees as long-distance pollinators of tropical plants. Science
  • 1973年 Sweep samples of tropical foliage insects: Effects of seasons, vegetation types, elevation, time of day and insularity. Ecology
  • 1974年 Tropical blackwater rivers, animals and mast fruiting by the Dipterocarpaceae. Biotropica
  • 1983年 (ed.) Costa Rican Natural History. Univ. of Chicago Press
  • 1991年 How to save tropical biodiversity? American Entomologist

主な提唱仮説[編集]