ダッジ・ナイトロ

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Dodge Nitro SXT 2008年モデル

ダッジ・ナイトロ(DODGE NITRO)は、かつてクライスラーダッジブランドで販売していた中型SUVである。

概要[編集]

原型は、2005年のシカゴ・モーターショーに登場したコンセプトカー。ジープ・チェロキー(アメリカ国内ではジープ・リバティ)のコンポーネントを流用し、よりカジュアルに、より若者向けの設定がなされている。ナイトロは、爆発性や危険性を連想させる意味のニトロ化合物。好評を博したことからキープコンセプトのまま2006年2007年モデル)より製造が開始。乗用車に近い感覚が受けて、ヒット作となった。

ボディサイズは全長4,543mm、全幅1,857mm、全高1,857mmと日本メーカーが製造する中型SUVと大差ない数値であり、いわゆる日本車キラーとも目される(参考:4ランナー(ハイラックスサーフの北米仕様)は全長4,770mm、全幅1,875mm、全高1,790mm)。現実に、2007年より日本国内でも販売が開始され、販売数は目立たないものの、使い勝手や乗り心地、燃費などでの面で一定の評価を得ている。

搭載するエンジンは、V型6気筒SOHCで3,700cc(2バルブ)のものと4,000cc(4バルブ)。チェロキーに用いられているエンジンをボアアップし、より高回転型にしたものが搭載されている。日本仕様では全グレードが右ハンドルのみの導入となったが、右ハンドル化によるエンジンの構造上の関係から4,000ccのエンジンは搭載されず3,700ccのエンジンのみ導入となった。

しかしながらも北米地域では、コンポーネントの供給元であるチェロキーの方が売り上げが好調で逆にナイトロの方が販売不振が続き、2011年をもって生産が終了した。

外部リンク[編集]